「君やいづこの記(附録)」高浜長江
f0035084_2275455.jpg高浜長江
『詩集 煉獄へ』 明治42年 今古堂書店

冒頭「此さヽやかなる詩集を故小泉八雲先生に献ず」

最終章「君やいづこの記(附録)」より
「 翌日午下すなはち雑司ヶ谷に至る。此のわたりも亦君逍遥遊の郊外なりきと。緑野、平蕪の趣まことに愛すべく萬丈の紅塵は夢にだも思ひけぬ村里なりき。行きゆいて境内に入りしが、平和の郷には、人のゆきき、も見えざればいづこがそれぞ、と問ふよしもなく、甲乙並ぶ墓標を縫へば忽ち吾目を射たる旗じるし。
(中略 大意/十字架の墓とかいろいろあるなあ)
 かくて幾たびとなく同じ墓畔を往来して、漸くあさりえたり。見よ、共同墓地の東北隅、天らに聳ゆる公孫樹下の芭蕉葉茂る其の蔭に、一基の墓標新たに立てり。題して曰く『小泉八雲之墓』と。襟を正して近寄りみれば、誰か捧げにし手向けの花か、墓畔にあまねき躑躅のほとり、(後略)」

高濱長江(1876-1912)
小泉八雲没は1904(明治37)年 この本の刊行は明治42年
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# by ouraiza | 2002-01-01 00:29 | メモ/雑司が谷の本 | Comments(0)
『編年体・評伝福永武彦』源高根
f0035084_21431085.jpg1986(S61) 桜華書林 源高根著
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# by ouraiza | 2002-01-01 00:28 | メモ/雑司が谷の本 | Comments(0)
「疾駆」色川武大
f0035084_20285835.jpg色川武大 著
『群像』(S63/10)初出
『遠景 雀 復活 色川武大短篇集』(H10 講談社文芸文庫)
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# by ouraiza | 2002-01-01 00:27 | メモ/雑司が谷の本 | Comments(0)
「引越やつれ」井伏鱒二
f0035084_20161283.jpg井伏鱒二 著
『新潮』S22新年号(44巻1号)初出
『引越やつれ』S23 六興出版部
『引越やつれ』S36 角川書店 新書判
『井伏鱒二全集・3』S42 筑摩書房
『井伏鱒二全集・11』H10 筑摩書房
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# by ouraiza | 2002-01-01 00:25 | メモ/雑司が谷の本 | Comments(0)