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エスカレーター    せと
 右どなりのコンビニへコーヒーを買いに行くのに家を出て左へ向かい、地球を一周してついに家のとなりのコンビニに至りコーヒーを買い、また同じ道で地球を一周して家へ帰りコーヒーを飲む、のはずいぶん無駄だなあと思う。ユーチューブの観過ぎだろう。

2月4日月曜。
 店の壁にマーキングする犬、というかそれをさせる飼い主が以前から後を絶たず諦めていながらもとりあえずクルクルパー飼い主対策であるタバスコ割りスプレーを噴霧する。など。
 夜、沖縄から帰ってきたムトさんが、現地で配られている巨人軍キャンプのパンフレットをお土産にくれた。プロ野球球団のキャンプを観客として楽しむ、というジャンルに思いを馳せた。というところでふと検索してみるとオープン戦で森友哉さんが5打数3安打、打率6割で嬉しい(3月4日時点)。

2月5日火曜。
 文庫中山に値段付け、など。
 夜、散歩の途中、グリーン大通りと不忍通りが交差する護国寺の高架下にできたばかりのテイクアウト&立ち喰い焼き鳥屋さんが眩しくて立ち寄る。安くて気楽でありがたい。

6日水曜。
 雨で静か。保留物の洋書をひたすら値段付け。
 夕方から晴れたのが嬉しくてパカーンと思い切り外を開く。
 夜、病院へ見舞いと実家で小用。母親にイタリア料理を奢ってもらう。

7日木曜。
 大山と中山に値段付け、一部配架。
 外の歩道に仕掛けられていたガムを踏み、呪いを深める。など。

8日金曜。
 若きお客様Iさんがご来店くださり、この春からのIさんらしい進路に驚き、喜ぶ。人気のある雑誌の撮影スタッフとして来たカメラマンが、以前近所の学生たちが発行していたフリーペーパーのカメラマンだった人だったり、そういうお客様たちの航路が、番台の前に数年をかけて現れてくるのがとても楽しい。一方、こちらの軟弱な航海への反省の種でもある。

 夕方、以前棚の変更のために抜いて裏に積みっぱなしの豊島区などご近所関連本をなんとかしたいと思い、鬼子母神参道の「雑司が谷案内処」へ。レンタルボックスについてお話を伺う。

 夜、日暮里にて古書信天翁サキ先輩たちと軽宴。
 「あまちゃん」においてぼくが今のところ最も好きなキャラクター、天野春子さんとサキ先輩が1966年生まれの同い年だと判明し叫ぶ。
 「西友に入るとさ、絶対セイユー♪セイミー♪って頭の中で歌っちゃうんだよね〜」と先輩。
 そして我々が常々気になっている「西友サンシャイン店のエスカレーターは遅すぎるのではないか問題」(実は最近少しだけ速くなった気もしている)。巣鴨店も遅いらしい。後日、成増店は遅くない、とノムから報告があった。

9日土曜。
 雪の予報だったが小雨。
 大急ぎで準備して午後早めに閉店する雑司が谷案内処へ台車にビニールシートをかぶせ雑司が谷関連本を納品。往来座にあったご近所郷土関連本はその一部を雑司が谷案内処のレンタルボックスにて販売させていただいております。http://www.toshima-mirai.jp/zoshigaya/

10日日曜。
 午後からセルフストレス発散系ローテクバンドBOEESの面々が集合して古書信天翁さんのお片付けお手伝い。春の匂いと近藤十四郎さんの歌がある窓の外を眺めながら。
 終わって小奈やさん。ヨーゾーさんニュース局など。

磁器製 光る招き猫
販売中 売切
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# by ouraiza | 2019-03-04 22:59 | Comments(0)
新しい音    せと
1月29日火曜日。
 完成した店頭看板を明治通りに置く。いかす。
 父の入院先の個室の代金の請求が来て泣く。保険は大事。父は倒れるちょっと前に訳あって解約していた。

1月30日水曜。
 お客様より「でこぽん」をいただく。こんなに突起が大きかったのかと驚く。
 極ご近所様へ台車で出張買い取り。計算機を持ち忘れたので暗算。

31日木曜。
 年に1、2度お呼びくださる会社へ出張買い取り。帰路、かなり久しぶりの雨でワイパー稼働。

2月1日金曜。
 この2カ月くらい、クレジットカードの請求に無料視聴期間内に退会したはずの「ダゾーン」の会員費が入っていて暗澹。いつだったか、大谷翔平の打席が観たくてあわてて入会しようとし、無料視聴サービスを退会した直後だったので普段使わないメールアドレスを試し、なんだかもういいや、となってそのまま放置している、気がする。その請求なのか定かではない。普段使わないアドレスとパスワードが思い出せずログインもできない。ブルーにこんがらがって。

2日土曜。
 腕枕で寝ていた猫がぼくののどの上にゲロをぶちまけたので叫んで目覚める。いつもは吐く前兆があって吐いてもいい場所へ移動させるなどの準備ができるのになぜこの日は直ゲロだったのだろう。
 初夏のように暖かい。
 店でふわふわとしているうちに、お見舞いと市場への出品をサボることになった。
 NHKオンデマンドにて「洞窟おじさん」観終わる。犬のシロ、切ない。

3日日曜。
 日暮里・古書信天翁さんの閉店イベントのお手伝い。ビートニクなセンパイが作ってきたお店のなんと和やかなことか。陽光の射す空間。差し入れで増えていく冷蔵庫内のビールが増えすぎることなく減っていく。レジ作業中に必要があってパソコンを使わせもらうと、キーボードにグラシン紙が巻いてある。使っていたキーボードカバーがダメになり、応急措置でグラシン紙を巻いているとのこと。店頭で売れたネット掲載品の在庫削除のために書名を打ち込む、など。バシャバシャ、バシャバシャバシャバシャ、バシャ。新しい役割をもったグラシン紙が奏でる新しい音。
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# by ouraiza | 2019-02-20 15:49 | Comments(0)
標    せと
1月28日月曜日。
 体調回復し午後から出勤、新しい看板作り、というか古い店頭看板の改修に勤しむ。
 記録によると約11年半前、2007年6月に作ったもので、ここ数年は文字のペンキが剥がれて即時の判読不可、サインの意味を成さないただの置物だった。ただの置物であってもぼくには愛着がありオブジェのつもりで使っていたが、それを毎日店の外と中へ出し入れする店員ノムとタイタイから徒労!と糾弾されての今回の改造。どうせなら11年半より長持ちさせたいので金属を使うことにした。
 古い看板の板をはぎ取って骨組みだけ残す。ボンドを使わないことがこういう時役立つ。
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 「きりいたドットコム」さんで切ってもらい届いた鉄板に、文字サイズに合わせてクリッパーで切断したアルミの棒を一旦はセメダインで貼付け、アルミと鉄板を貫通させた穴をドリルで開ける。ドリルの衝撃ではがれたセメダインを塗り直しボルトで留める。
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 赤く塗装した骨組みに装着する。錆びる鉄とほとんど錆びないアルミの経年によるバランスの変化が愉しみ。
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 重いので裏面は骨組みのままにしようと計画していたが、耐久性の問題で格子模様を彫った板を一部にはめることにした。
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# by ouraiza | 2019-02-04 22:18 | 工作 | Comments(0)
大塚    せと
21日月曜日。
 午前早くにインターホンが鳴り、ガスを止めにいらっしゃった東京ガスの方にガス代をお支払いする。
 病院へ父の見舞い。嚥下機能、大事。当たり前に使っている筋肉なのに。
 店に戻って週末態勢の配架シフトを通常態勢に戻す。

22日火曜。
 発送など諸事の後、イラストレーターで某書籍の表紙案サンプルを案配。
 お客様に今日はスーパームーンだ、と教わったのに見るのを忘れてしまった。
 夜、古書信天翁さんにて、一旦閉業なさることを決断なさったサキ先輩と超ローテクアマチュアシャウトバンドBOEESのメンバーで閉店作業についての会議。帰路の山手線の座席で綺麗なお姉さんが嘔吐物まみれで倒れていて驚く。その日の手帳には片付けの日程と「1982年のキムジヨン(ヨウゾーちゃん胸痛)」とある。

23日水曜。
 見逃したスーパームーンを検索する。信天翁さん閉店セールに関するムトさんのツイートが爆発しているのを観察する。など。

24日木曜。
 朝ここに掲載された「輝け!名画座かんぺ映画大賞2018」で、若井信二さんが【かんぺ版画賞/自転車の車輪(2月号)】と、嵐くすぐる先生の原稿をぼくがまとめているコーナー「おあしす」から【かんぺダジャレ賞/シャケ食べて君が好きだとシャケぼうよ(7月号)】を挙げてくださっていてとても嬉しく。確かにあの車輪は自分でも冒険でありながらよくはまってくれたカットで、作成時の意気込みも他とは違うものだったので、今後のための反省と刺激にさせていただきます。

 ネットで衝動買いした、数年前元店員うすだ王子の部屋で見せてもらって以降なんとなく探していた深夜叢書社『石原吉郎句集』が届く。数句王子の部屋で音読して以降、じっくり読んでみたかった。「吊革は手錠のごとく霧の電車」。

25日金曜。
 夕方自転車のパンクを直してもらいにバイシクルサナエさんへ。特に急いでませんので、というとサナエさんが「じゃ来年ね、、、」と真顔で言うので笑う。

 外の棚に並べていたサザエさん十数冊といじわるばあさん全巻セットがすっかり消えていることに気付く。卑小な池袋嫌いに拍車がかかる。卑しさへの恨みに染まる時間が無駄なので切り替える。無視はできないので今後意を注ぐ方向性を一つ増やす。気に留めていると必ずなにかが引っかかってくるもの。もうすでに一つ引っかかりがある。

 夜、ハンズで新しい看板のための材料の下見。

26日土曜。
 夕方から新しい看板の表面を作る。厚さ2.3mmの鉄板にたくさん穴を開けるのが慣れるまでは難しい。結局3mmの穴を丑三つ時までかかって70個開けた。両面使用の看板にする予定だったが、表情も体重も重いのでとりあえず片面だけにしようと決める。

27日日曜。
 一歩も外出せず休む。滝口悠生『死んでいない者』を読み終える。人称が気になる。多元的神視点というのか、なんというか。不思議な感覚が残る。
 夜「いだてん」。東京高等師範学校の場所が、数ヶ月前キャッチボールスペースを探して散策した茗荷谷(住所では文京区大塚)の教育の森公園と筑波大学東京キャンパスの辺りだと、マラソン大会のルート説明に「大塚」とあり気付く。文京区の「大塚」。ふと検索すると、豊島区には「大塚駅」はあるが「大塚」という地名はなく、「北大塚」と「南大塚」がある。
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# by ouraiza | 2019-01-29 15:09 | Comments(0)