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優しいランドセル    せと
9月14日月曜日。
 定休日。隣区のデザイン会社さんへ出張買い取り。社内の可動式本棚の片付けで、”オフィス”というものに縁遠く憧れがあるので楽しい。選ばしていただくタイプの買い取りで、本の列を見ていると後ろからキーボードを叩くパシャパシャが聞こえてきて素敵。しかし今回もラベル(管理シール)あり。同じ風は続けて吹く。
 オリコン4つを店におろして先週準備をした市場出品物を載せる。
 大きめの仕入れが続き奥の棚の4分の1が埋まってしまった。

 夜、東京に久しぶりに仕入れに来ていた岐阜・徒然舎のつれっちとタイコーちゃんとお久しぶり宴を雲吉さんにて。ああほんと、いつも話をしたいことの前章までで夜が更ける。タイコーちゃんのNURO光は調子がいいようだ。タイコーちゃんの親知らずの酷い話、「ロキ断」(ロキソニン遮断)、アマプラの「ザ・ボーイズ」、「ハムスターの手術」、「キャンプ」など。徒然舎カーの荷台にちらっと乗せてもらったが、本よりもキャンプ用品が多く乗っていて可笑しい。

 深夜、明日が締め切りの古書月報作文を書き始める。

9月15日火曜日。
 昨日徒然舎さんたちがおみやげにくれた子持ち鮎の甘露煮をおかずに昼食。とても美味しい。骨がサクサク。
 
 古書月報原稿間に合わず遅れる件をメール。欠勤することにして午後中作文に集中。ミステリー調なのだが現象とその説明だけに追われ描写の希薄な総じてうわすべりしている創作となる。

 夜、プレステ2の鬼武者3をクリア。操作性、爽快感、中年でも頑張ればなんとか進行できて攻略サイトを覗く必要がない程よい難易度、とても良かった。時空の行き来、時空間でのアイテム転送、面白かった。

9月16日水曜日。
 午後から店にて作文の続き。うわすべりの対策を思いつかないまま完了。
 先週末からの入荷で奥をふさいでいる山脈を仕分けねばならないのにまったくやる気が起きず、ボーっとする。

 夜、東池袋サン浜名さんにて懐かしき方々と会合。サン浜名さんは1階(和洋居酒屋)と2階(中華居酒屋)があり、ネット検索では2階の電話番号が表示される。1階は店主さんの携帯のみ。ぼくはそれを知らず確認も怠り、1階にお伺いする予定が2階を予約してしまっていた。2階の店主さんに謝罪。「んなもんどっちでもいいよ〜」と笑ってくださった。会合にてやはりベーコンエッグ。大前提が決定。
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9月17日木曜日。
 午後早く、ご婦人が、捨てるにはもったいなさ過ぎて、、、と外箱も残っているランドセルを買い取りにお持ち下さった。一見新品に見えたので、由来をお尋ねして驚いた。このピカピカのランドセルは息子さんが普通に6年間使ったもの、なのだそう。「とっても優しい子で、全てのものを丁寧に扱って、放り投げるなんて絶対しないんです、、、」。記憶にある、無理につぶされたりサンドバック代わりにされた1980年代のランドセルたちを想う。

 店奥山脈の仕分けになかなか手が着かなかったが、意を決して店横のガレージに一部を運び出す。気になっていた御蔵書だったので、楽しみながらじっくり見る。教養への太い熱やしんとした読書の時間が伝わってくる。オリコン12個分完了。

 編集作業の大詰めを迎えている『名画座手帳2021』の編集会議がここ数日短時間ずつ閉店後にある。ここで楽しくなってぼくは缶チューハイを飲み過ぎる。

 深夜、傷だらけの天使第11話。オサムとアキラが文字通り「くんずほぐれつ」している。これはくんずほぐれつドラマだと思う。

9月18日金曜日。
 山脈仕分けの続きを計画していたが、外は凄い風。強風での屋外仕分けは辛い。悩んだが、ブックスタンドを通路をふさぐ配置にし、店内奥を封鎖して作業に集中。書き込みや挟みものチェック、天に積もったほこり払いも同時にやるのでやや時間がかかる。A5判約60本終了。

 めずらしいことりさんがジーンズと上着を納品くださる。

 『名画座手帳2021』軽会議。朝さんが「最近どうもそういう年齢なんでしょうか、蚊に刺されてもぜんぜん痒くないんです。」などと仰るのでまた缶チューハイを飲む。公園のベンチに座っていたら蚊がバッとたくさん脚に寄港していたということはつまり蚊に興味を無くされているわけではないのだが、痒くない、とのことだった。缶チューハイをおかわりする。

9月19日土曜日。
 せっかくの連休なのに店内奥を封鎖したまま。雨が降ってお客様が少ないことを願うが晴れ。

 午後から実家にて軽作業と同級生税理士Yと打ち合わせ。安心する。帰路立ち寄ったラーメン大番で、Yがしゃっくりを続けていたのに急に「止まった」と宣言。以降本当に無しゃっくりだったので驚く。感知できるものなのか。

9月20日日曜日。
 涼しくてクーラーのスイッチを押さず。弱雨予報だったので、角だけ出したカタツムリシフトで開店。

 午後店番をノムと交代後、エンジンのかかりの悪い胸のギアにアイスコーヒーオイルを流し込んで店内奥山脈仕分けの最終段階。連休中なのに奥を閉じているのが悲しい。ノムに痛みとほこりを気にしながらの全集の巻数、月報、書き込みチェックという辛そうな仕事を押し付ける。
 閉店後まで少し残業。へろへろで車の積み込みには至らず。

 深夜、傷だらけの天使。オサムとアキラのほとんどセリフが聴き取れないくんずほぐれつを眺める。
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# by ouraiza | 2020-09-22 20:03 | Comments(0)
蛇    せと
9月7日月曜日。
 昨日お預かりした大山の片付けが終わらず定休日出勤、続きをやる。ラジコにて爆笑問題カーボーイ。西を通過している台風の影響で断続的に大雨が降る。ラジオ代わりにYOUTUBEにて古館伊知郎「街のすき間を描写する」を聴く。面白い。
 貸し出し仕様で管理シールが貼られた大山から商品になるものを抜くのが脳の別の部位を使わねばならず難儀。やっと完了。

9月8日火曜日。
 体調不安あり徹底休み。
 プレステ2鬼武者3が面白くしつこくプレイ。

 夕方、西友への散歩ついでにサンシャイン内くまざわ書店さんに寄り荒川洋治『霧中の読書』を買う。そういえば、と思い出し財布に数年間入りっ放しだった図書カードを使ってみようとしたが、磁気が破損しているらしく使えず。店員さんが日本図書普及株式会社宛の封筒をくださり、破損したカードを送ると新しいものと交換してくれるとのこと。なるほど、と思いボールペンとセロテープをお借りしてその場で封書を作る。帰路投函。

9月9日水曜日。
 出張買い取りの連絡2件。

 教会図書室からの大山の便再び。
 店の横に車を停めて積んである山脈を整理。96%ほどがツブシとなる。前回車内整理をした時は汗とホコリでぐちゃぐちゃになったが、少し涼しいせいだろう、今回は楽だった。

9月10日木曜日。
 昨日お預かりした教会からの便を仕分け。これも85%ほどがツブシ。
 数年ぶりにタテバへ行こう、と車に積んだが積みきれず。過積載。

 夜、ついに『ドカベン』48巻を胸震わせながら読み終える。少年時代に読んだはずだが、まったく内容を忘れていた。もちろんどうしても主軸は山田太郎、なのだが、岩鬼で始まり岩鬼で終わっている。岩鬼、殿馬、里中、などが実は「サブ」キャラクター以上の存在感を発揮している。描かれていない3年の夏に明訓高校ナインと別漫画の主人公たちが甲子園に集う『大甲子園』に行き着くことができるだろうか。やはり、そのために3年生の春までしか描かれていない別漫画たちを読まねばならないだろう。なんたるスペクタクル。

9月11日金曜日。
 午後、ノムと番を交替してすぐにタテバ(建場:古紙回収場)へ。お兄さんに積み過ぎだよ〜と笑われる。

 帰りに池袋公徳堂に寄り、続きそうな大型買い取りに備えてスズラン紐を多めに調達。
 店に戻って大山の仕分け、市場の準備。

 夜、数日前から店先に「差し上げます」として出していた、胸の高さまである金箔漆塗りの東洋アンティークな台(なんだかわからない。壷もしくは花瓶的な用途だろうか)に、ついに引き取り手が現われる。マイティ・ソーに似た若者で、そのままかついでバスで運ぶとのこと。まさにそういうマイティ・ソーを待ってました、と嬉しかった。

 居酒屋升三さんにてSさんHさんと小宴。「ピエン超えてパオン」をSさんから教わる。宴ではしゃぎすぎる自分がますます嫌になる。消滅したい。「夜に於いての恥ずかしいこと、醜態を極めたこと、みさげはてたること、野卑と愚劣との外の何物でもないやうな記憶の再現は、砒毒のやうな激烈さで骨の髄まで紫色に変色する」from萩原朔太郎「宿酔いの朝に」(所収『宿命』1939創元社)。

9月12日土曜日。
 ノムと早く交替してご近所様へ出張買い取り。数年前からぼんやり気になっていたご蔵書で、ご依頼はありがたくも怖くもあった。
 手伝ってくれたムトさんがオリコンに入れまくりぼくが縛りまくり、体力と時間切れ。オリコン12個をとりあえず店に降ろす。それにしてもぼくは一目散に縛ることができなくなり(昔はできていたような気がする)、よいしょよいしょとゆっくり縛る。なんだろう、スポーティが足りない。

9月13日日曜日。
 古書信天翁センパイに手伝ってもらい、午前10時から縛った束の積み込みと、まだ残っていたものの縛り。午後から別業者さんが来るとのことで急いで終わらす。車にちょうど一杯分、約100束。500本(束)ぐらい縛ったつもりだったのに。
 店に降ろし、労をねぎらうため皆でしゃぶしゃぶ食べ放題のランチ。生肉を見てもそれが何の肉かわからない問題。肉ばかり注文しようとするがムトさんに叱られて苦しい。

 家に戻る途中、車から私物を持ち出そうと駐車場によると、ムトさんがおわっと声をあげた。「ヘビ!」近付くと、かなり大きなヘビがするすると車の下に潜り込んでいった。スマホカメラは間に合わず。小さなヘビは雑司ヶ谷霊園で見かけたことがあったが、全長2メートルはあるのではないかと思われる本格的なヘビは雑司が谷で初めて見た。恐る恐る周囲を探したがいなくなってしまった。何かの使者なのではないか、と胸の片隅にその細長い影を抱える。

 夜、店員ノムから借りた漫画『ふしぎの国のバード』(佐々大河著ビームコミックス途中からハルタコミックス)を読む。歴史好きなお客様からしょっちゅうその名を聞いていたイザベラ・バード。他、古本屋の歴史コーナーのクリーンナップ助っ人選手、ハリー・パークスもジェームス・カーティス・ヘボンも登場。コミカライズ前提としてもとても面白い。
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# by ouraiza | 2020-09-22 17:55 | Comments(0)
ノーマット    せと
 鬼子母神そばのスーパーマーケット、オレンジマートオークラは、驚くほどクーラーが効いている。春や秋には寒すぎて震えてしまうが、夏の猛暑日にはとても涼しく気持ちがいい。もともと魚介に強い割烹大倉の系列だから鮮魚が充実していて、その鮮度を保つための、スーパーの形をした冷蔵庫。熱中症寸前のお客を毎年数人は救っているのではないだろうか。毎度店を出た直後、ムトさんの眼鏡が気温差で降りた霜のせいで白いサングラスになっている。

8月31日月曜日。
 昨晩店に戻った20時頃、明治通り対岸のセブンイレブン付近に消防車が集まっていて、なにごとかがあったのだな、と思っていた。そういえば昨日の午後には、セブンイレブンより少し北、往来座目の前のビックリガードに続く細道の途中に消防車や救急車が集っていたので、店員ノムとなんだろうと怪しんでいたのだった。さらにその後のノムからのメールによると昨日の夜、池袋側のマイバスケット近くでボヤ騒ぎがあったとのこと。とてもイヤな予感に充ちていて、友人宅の猫番後に休むつもりだったが出勤して様子をみる。いたって穏やかな晴天の日は余計に怖い。ネット業務をしてブログを書く。

 夜、傷だらけの天使。
 友人から借りた録画DVDで「人間狩り」(1962松尾昭典監督)を観る。先日観たばかりのカーク・ダグラスの「探偵物語」(1951)にテーマが酷似していて驚く。正義感の相克。容認の苦悩。

9月1日火曜日。
 通風再発(薬を変えたことによる前提反応らしい)のTTに代わり一日番。
 めずらしいことりさんの商品には洋服があり、ラガーシャツを買ってくださったお客様がいたのだが、ビニール手提げに入れる習慣はなくなりつつあるし、はい、とそのまま本をお渡しする日常なので、うっかりラガーシャツをそのままお渡ししてしまった。お客様がささっと畳んでらっしゃるのを見て、あ、洋服は畳むものだ、と痛烈に気付き反省。てへへ、とお客様に謝罪。

 ご常連のお客様がいらしてくださり、生花をくださった。レジ横に飾る。きれいな赤。

 ムトさんが新しい真っ赤なオリジナルマスクを作ってくれた。

 営業中に終わらそうとしてできなかった名画座かんペ最新号の表紙を閉店後に作成。
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9月2日水曜日。
 急いで開店して、通風でヨタヨタ動くおじいちゃんみたいなTTと交替。

 午後、店員ノムの手伝いで運搬作業。成増から新宿。川越街道の南側地域で、高島平、蓮根辺りと、成増の南がつながっていることにやっと気付いた。

9月3日木曜日。
 昨日の夜からの雨が止み、すっきりした青空が気持ちいい。と思っていたら、ニコニコ笑顔の空が笑顔のまま懐から急にドスを抜いて刺してくるような雨。天気雨、日照雨、軽検索によると沖縄ではティーダアミ(太陽雨)と呼ばれるらしい。

 めずらしいことりさんが、ご自身が退職なさる際に職場に挨拶のために配った手拭いを納品くださった。抜群にキュート。商品化の作業中、なにか細かいものをいじくりながら、めずらしいことりさんが「ふわっと捨てちゃおう」と仰ってそれをゴミ箱の上辺にふわっと置いた。例えば誰かの何かのいわくがあるなんとなく捨て辛いものをどうしようか悩んでいるとき、「ふわっと捨てる」のはとてもいい選択肢だと思った。

 夜、『名画座手帳2021』の会議。ある小さな変更を決定。

9月4日金曜日。
 猛暑。数えてみると大小13機のブックスタンド、ラック、箱を、晴れた日の開店と閉店時に外に出し入れしているのだが、開店しただけでシャワー上がりのように汗でびしょびしょになる。次の作業開始までが遠い。

 保留していた額ものに触り調査、商品化。灘本唯人、江南史朗、など。

 夜、傷だらけの天使。

9月5日土曜日。
 午後、実家に都内の親族が父の簡易仏壇の線香を灯しに来てくださる。昔話はおもしろい。

 店に戻って番台上の大山開墾に着手。暑くて作業ではなくアイスコーヒーばかり進展する。

 途中、あまりの痒さに我慢できず、ツルハドラッグでアースノーマットとついでにコンバットを買って設置。アースノーマット点火後、あんなに痒さに苦しんだのにすぐに蚊がいなくなりびっくりした。

9月6日日曜日。
 15時半、解体される教会からの図書室本の大山が某書店さん経由で届き、仕分けをしている時にお電話をいただいた。7月にご予約いただいていた15時の出張買い取りのことをすっかり忘れてしまっていた。幸いご近所だったので慌てて準備して出発。優しいお客様で安堵。スケジュール管理は大事。出張買い取りは減らす方向性にある。

 片付けねばならない大山が2件あるが、外に広げるにはゲリラ豪雨の怖さがあり、店内でよちよちと仕分け作業。

 夜、ミヤモトくんが立ち寄ってくれて、ある名称をかんがえたい、とのことで居酒屋バシトンにて会議。
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# by ouraiza | 2020-09-22 15:29 | Comments(0)
塩の中の米    せと
 薬局で猫の缶詰や砂を買った際、中身が見えないビニール袋に入れるかどうか問われ、それは共同住宅のルールをかいくぐるため、と以前学んだことがあった。
 もうひとつ。
 近所にあるコンビニの一つで猫の缶詰を買うと必ず「お箸はお付けしますか?」と精算しながら店員さんに尋ねられる。初めはぼくが食べるための道具として箸が必要かどうか、というなんて鋭いジョークだろうと可笑しくて笑っていたが、先日ハッと気付いた。猫の食事どころに缶詰の中身を取り出して置くための箸、のことを仰っていたのだ。家の中で、特に外で。
 袋も箸も、説明が無くなんとなく小声、なところが店の妙技。

8月24日月曜日。
 定休日のため徹底休み。地下を書く。
 夕方散歩に出てブックオフにてプレステ2の「鬼武者3」と「新 鬼武者 DAWN OF DREAMS」を買う。鬼武者1:2001年、鬼武者2:2002年、鬼武者3:2004年、新鬼武者:2006年、と、たいていは新シリーズが新ハードに移行するのに、鬼武者はプレステ2だけでゲームの進化を体験できて楽しい。2004年の鬼武者3でついに主人公のスティック操作ができるようになった。

8月25日火曜日。
 先週末にお預かりした大山の整理。別荘として賃貸なさっていたアパートの一室を御本人不在でお片付けした一件。隣県のお住まいへお送りする本4箱分を抜き出し、数日後に引っ越し屋さんが荷物をまとめるアパートの部屋の前に台車で持っていく。

 細かなメール連絡や諸事。

 夜、プレステ2にて鬼武者3。進行から角が取れている。

8月26日水曜日。
 数件の電話連絡と乾いたセロテープを貼り替えるなどの諸事。

 夕方神田川方面へ散歩に出てめったに行かないスーパーマーケット「よしやセーヌ目白高田店」へ。高田方面のお客様お二人をお見かけする。猛暑のなか雑司が谷と高田をつなぐ宿坂を上がる。

 夜、ムトさんが仕事の資料として「銀座カンカン娘」を観るために動画配信サービスU-NEXTの無料体験に登録。「銀座カンカン娘」の岸井明という俳優の体格の大きさが面白い。旧作邦画内にでかい人、というイメージが無かった。古今亭志ん生も噺というより佇まいを観ているだけで非常に可笑しい。
 さらにドラマ欄でみつけた「傷だらけの天使」を観始める。
 さらに大量のアダルト動画のめくるめく世界を血眼で探索。
 約束された寝不足。プロミスドレッドアイ。

8月27日木曜日。
 雨予報だったので屋外ガードシフトを組むが降らず。
 『名画座手帳2021』の表紙と扉についてかんがえる。

 夜、めずらしいことりさんがエコバッグの追加を納品にいらっしゃる。
 深夜、傷だらけの天使。

8月28日金曜日。
 昼、焼き鳥母家さんのテイクアウト焼き鳥丼を買ってきてもらい食べる。

 なんとなくネットサーフィンをしてなにも憶えていない数時間を過ごす。

 去年ご近所に移転してこられたIさんからお電話をいただく。「あの、実は、、、ちょっと相談したいことがあるのですが、、、今からお邪魔します、、、」と仰るので、少し心配になりつつお待ちしていたら数分後に
いらっしゃった。
 Iさんはカバンから厚い函入りの学術書を取り出して「本体が函から出なくて、、、」と仰った。なんだか安心しながら、ちょっとした引っかかり、もしくは時の運の問題だったのだろう、函を振って本体を出し、函にOPPを被せる応急処置。

 夜、印刷屋さんを交えて名画座手帳2021の会議。編集部のIさんから西武ライオンズ森友哉選手のプロ野球チップスカードをいただく。とても嬉しい。昨日のネットニュースより、森友哉選手の涙
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 仙台出身の新担当の方から「北辰鮨」の名称変更についてお聞きし、最後はキャプテン翼のテーマをYOUTUBEで流し終会。

8月29日土曜日。
 暑すぎてぐずぐず。暑い時に暑いと嘆いても涼しくはならねぇぜ!と去年まで威張っていたが、午後中ずっと暑い暑いと嘆く。

 昨日をコピペしたかのように、なんとなくネットサーフィンをしてなにも憶えていない数時間を過ごす。
 オリコン3つを仕分け。

 夜、古書信天翁センパイと近藤十四郎さんと久しぶりの「ハマナナイスデイ」(近藤さん造語)で東池袋サン浜名さんへ。父の逝去などがあってなかなか会えなかった勝手に国宝指定ベーコンエッグを抱きしめる。「魚ーザ」「シャービック」「ウェス(布)・モンゴメリー」「体温計の計り終わりの音が聞こえない」「短期間しか存在しなかった和式水洗便所」「うんこが立ったという友からの電話報告」「レストランや喫茶店のテーブルに常備してある塩の瓶に、米粒が入っていた件(ぼくは生まれていない)」など。

8月30日日曜日。
 午後から板橋の実家にてお香典や返礼品の事務。父が趣味で収集した骨董品がたくさんあり、どうしようか皆で悩む。まず母が父の遺したメモをもとに調査を進めることにする。

 深夜、傷だらけの天使第4話「港町に男涙のブルースを」(柛代辰巳監督の回)を観て驚く。今よりも、自明か暗黙かを問わず放送規範がかなり少なかったのであろう1974年に放送。毎回そうだが特にセリフが聴き取れないし、物語の流れも判然としないが、なんたる熱さだろう。くらくらした。
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# by ouraiza | 2020-09-03 01:14 | Comments(0)
胸の渚    せと
8月17日月曜日。
 午後早めから実家に行き銀行業務。都民銀行がきらぼし銀行と名称変更して以降、どうも馴染めない。病院と銀行は似ている気がする。

 実家の父の簡易仏壇を訪ねて来てくださる方の対応。昔話をお聞きする。父の丹精したカラオケノートをカラオケ仲間に継いでいただく、など。

 夕方、新宿ツタヤにてムトさんがイラストの参考にするDVD探し。新宿ツタヤ、大学生の頃数回利用させていただいたことがあったが、各動画サイトや販売サイトに無い映画がたくさんあり、凄い。熱気に充ちた棚で、閉店してしまったレンタルCDのジャニスさんを思い出す。データではなくモノを活かそうとしている場所の気配から勇気をいただく。
 夜、お借りしたDVDから1953年五所平之助監督「煙突の見える場所」を観る。1926年から1963年、千住にあった「お化け煙突」。旧作邦画には物語を楽しむ面以外に背景に映る歴史を覗く楽しみもあるのだな、と旧作邦画超初心者は思う。戦前に憑かれた男性と戦後に向かう女性、つい数年前の戦中、篤い隣近所、蹴っ飛ばされる犬や猫、夫の靴を磨く妻。

8月18日火曜日。
 休日。
 毎日夕方には汗の塩で波線柄に変貌しているTシャツを洗濯。うまくすればTシャツから塩を収穫できるのではないか。
 YOUTUBEからバーフバリのサントラを流しながら地下を書く。

 夜、散歩途中の雑司ヶ谷霊園にちょっと秋めいた乾いた風が吹いていた。

 レンタルDVDで「ハッシュ!」再観。やはりとても面白い。

8月19日水曜日。
 以前お願いしていた、3軒となりのビル工事現場の壁に貼っていただく看板が設置されたと連絡をいただき確認、現場監督さんにお礼。アピール力は高くないと思われるが、晴天の霹靂の可能性はゼロではない。
 めずらしいことりさんが昨日納品してくださったTシャツを並べる。

 夕方早くから、第1回成増に親しむ会、を友人ポンさんとノムとムトさんと。肉料理ばかりの居酒屋、肉の宝屋さんがとても楽しく美味しかった。「ローストビーフ」の長音「ー」が横になっているように見えて「ローストビラ!」を注文する、など。ポンさんに案内していただき、今はマンションの一角の壁になり地質が露出しているわけではないがとても迫力のある歴史的崖、「成増露頭」を皆で見学、横の階段をのぼり夜景を眺める。板橋凄い。帰路、駅近くの公園の鉄棒でノムと逆上がりに挑戦。二人ともそんなの余裕だと豪語したが一度もできず。https://twitter.com/conomumichi/status/1296305677980205056
 (↓撮影/ノム)
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8月20日木曜日。
 うっすらその気配を感じさせていた秋はリングサイドに引きずり落とされまた猛暑がリング中央で雄叫びをあげる。Tシャツの胸の渚にまた波が打ち寄せる。

 午後から意を決して懸念だった家賃支援給付金の申請手続きを始める。オンライン申請のために事前に準備しておくべし、という書類をスキャンして揃えたが、申請ページが進んでいくと、その書類内の該当箇所に目印を入れておけ、ときた。おうふ。
 夜、帰宅後も申請手続きを続行しようとしたが、パソコンが古くてできなかった。

 レンタルDVDで1951年カーク・ダグラス主演「探偵物語」を観る。進んでいる。

8月21日金曜日。
 午後、やっと家賃支援給付金の申請が終了。他の申請よりも難しく、細部は八百万の神に委ねる。
 
 とある取材。マスクをして息を詰めている時間が長いせいだろうか、喋る機会があると執着してベラベラ喋り、後からとても恥ずかしい。取材が終わってからも途中で飲んだ缶ビールの酔いと申請が終わった解放感も加味されて執着が止まらず居合わせたお客様に営業時間の悩みを相談する、など。「12時開店/21時までの可能性を含んだ20時閉店」が今のところの結論。

 『名画座手帳2021』の小会議。ふと他愛ないアイデアが浮かんだ。

8月22日土曜日。
 急いで、昨日やる予定ですっかり忘れていた市場の準備。100本くらい縛ったつもりだったが28本だった。時間無く大判を店番ノムに担当してもらう。夕方市場へ出品に行くとエレベーターから降りて来たドS書房Aさんと鉢合わせたがまったく相手にしてもらえず。

 夜、レンタルDVDで「横道世之介」を再観。やはりとても面白い。横道世之介は1968年生まれ。軽検索によると書籍では続編も出ていて読みたい。

8月23日日曜日。
 ばたばたと諸事後、雑司が谷の古い歴史的アパートへ出張買い取り。お住まいは近県にあり、仕事に便利な事務所兼別荘として賃貸なさっていた部屋のお引っ越しで、新型ウイルス問題のため御本人不在、不動産屋さん同席という時局を映した新しいタイプのお片付け。あらかじめお住まいへ返送する予定のものをお知らせいただいていて、置いておけば引越し業者さんが運んでくれるのに、ついいつもの出張買い取りの流れでどかどかと店に持ってきてしまった。しかし丁寧に仕分けするにはそのほうがいい。多分御本人不在というのは追い追い必ず些細な齟齬を生むことになるだろう。

 夜、近所の友人牛さんが長野産みょうがを大量にくれたので、みょうが祭りを開催。そのまま味噌かじり、生ハム巻き、肉巻き、みょうがカッペリーニ。カッペリーニは極細のパスタである、と最近やっと憶えた。
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# by ouraiza | 2020-08-24 21:01 | Comments(0)
ORZ    せと
 また店前明治通り歩道の植樹帯に花が増えていた。多分マンション上階の方が植えてくださっている。
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8月10日月曜日。
 定休日。ひたすら休み、ブログを書く。テレビでは明徳義塾高校が9回裏2アウトから鳥取城北高校に逆転サヨナラ勝ち。明徳義塾といえば、何度も読み返している古書赤いドリルさんの一昨年のブログ記事、「1955年」

 夕方買い物のついでに東池袋を散歩。現役最古のボクシングジム東京拳闘会、通称東拳ジムを外から眺め、細い路地に響くサンドバック打撃音を聴く、など。

 夜、映画「ファーゴ」を観る。観終わってなんとなく検索してその構造にびっくり。まつわる都市伝説もあるようだ。

8月11日火曜日。
 午後から店の横に車を停めてバックドアを開けたまま外で黒い大山を査定、仕分け。猛烈な暑さによる汗と黒い本から舞うホコリがブレンドされて体中にまとわりつく。夜終えた後もしばらく血が煮えて脳が火照り、猛暑での外作業の危なさを再認識。

 夜、ドカベンを今実写化したらどうしよう問題、岩鬼は長瀬智也さん、殿馬は菅田将暉さん、というところまで決まった。

8月12日水曜日。
 午後、ムトさんのつながりがら、とある雑司が谷の現代史的に貴重な物件を拝見する。今後の使用方法が非常に難しい。

 午後遅くから店にて細かな諸事多数。約束事が小雨のように降ってくる。

 夜、雑司が谷の物件の件にかこつけて以前近所に住んでいて今は仙台にいるボタン王子に電話。久しぶりで嬉しい。秋になったら王子が住んでいたアパートの目の前にできた雑司が谷セントラルパークでビールを飲もう、とぼくははしゃぐが、新型ウイルスの経過次第で、そんな日が来てくれるだろうか。うっかり酒量が増えそうな日々の中、いつもすいすいとアルコールを飲む王子がお勧めしてくれたのは「のんある気分 レモンサワーテイスト」。

 夜、プレステ2の鬼武者2、2周目をクリア。1周目のシナリオ達成率が54%で悔しくて2周目に挑んだが、2周目は58%だった。もう止めよう。

8月13日木曜日。
 昼、ご近所のSさんがツイッターで喜びとともに報告なさっていた、移転再開店なさったとんかつ屋さん、「君に、揚げる。」にてロースとんかつ定食。河合塾のふもと。とても美味しい。近所の食事バラエティーが増えてありがたい。Sさんがランチタイムぎりぎりにいらっしゃって間に合わない場面も目撃できて可笑しい。

 気になる作業を少しずつ。父の逝去後の揺れがやっと落ち着き、少し余裕ができた気がする。

 閉店後、なんとなく喋っているうちにヤキトンみつぼへ。ノムが誕生日だと言う。通称”うちの本社”ダイヤゲート池袋のデッキにあがって遊ぶ。ノムとムトさんが西武線に反射的に手を振る。
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8月14日金曜日。
 どうも帳場周辺がごちゃごちゃ散乱していて落ち着かず、片付ける方向性の作業を少しずつ進める。結果保留物を商品化することになり、ちょっとだけ店に変化球を投入できてよかった。

 夜、めずらしいことりさんが納品に来てくださる。めずらしいことりさんはムトさんの画学生時代の友人で、大手メーカーを退職なさって海外移住する計画が、実行直前に新型ウイルス問題で延期になってしまった、収集物と創造力と時間を持て余し気味なボヘミアン。ふと、そうだ雑貨を往来座で売ろう、という展開。
 納品くださった30点のエコバッグをハンガーラックに吊るす。楽しい。めずらしいことりさんは現在ライザップに挑戦なさっていて、その経過もとても興味深い。「めずらしいことり」を「MZRCI KOTLI」とマーク化するなんて、ととても驚く。往来座もORZがかっこいいじゃないかと思う。

8月15日土曜日。
 暑くてやる気が蒸発する。
 1ヶ月半ぶりに市場に出品へ。白山通りと靖国通りに警察の大きな警備車両がずらっと並び車線がひとつ少なくなり、交差点ではたくさんの警察官がバリケードを閉める準備をしている光景に運転しながら吸い込まれていき、あ、しまった、終戦記念日だ、とハッとすることが例年通りで不思議。どうして毎年決まって8月15日に市場に出品へ行くのか。と思ってブログを確認したが全然毎年のことではなかった。
 古書会館の荷捌き場にN館ラブりんがいらっしゃったので「すごい警備車両ですねー運転し辛いですねー」などとご挨拶すると、「、、、思想が一人歩きしている、、、」と難しくなりそうだったので適当なあいづちで逃げる。など。O館広瀬さんにもご挨拶できてよかった。会館のエレベーターがキンキンに涼しかった。

 夜、めずらしいことりさんが靴を納品してくださる。めずことさんがいつも使っている金色の判子で明日の日付けを出納帳に捺してもらいやる気を出す。
 久しぶりに居酒屋バシトン。「東京で一人暮らし、なんて言うけどニューヨークじゃ無理だ」など。
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8月16日日曜日。
 年々暑さに対して身体が弱くなっている気がしてそれを立ち寄ってくれた朝さんに嘆くと、暑さが年々狂暴になっているせいもありますよ、と慰めてくださった。今年はウイルス対策でドアを開け放っているので店内がクーラーで冷えきらないということもある。

 短期入院なさっていた先生が退院なさり、ご来店くださった。「カーリー・クロス」と「カルメン・カース」を教えていただく。なおも開く先生の引き出し。

 ノムが商品化したものをだらだら配架しながら地下を書く。

 夜、近所にできたばかりのとんかつ屋さん「君に、揚げる。」についてSさんのお話を伺っていたらまた無性に食べたくなるも我慢。早めに帰宅しようと思っていたが結局閉店まで。

# by ouraiza | 2020-08-24 16:57 | Comments(0)