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<   2020年 04月 ( 6 )   > この月の画像一覧
雨との休戦    せと<過去空白期間分作成中>
4月20日月曜日。
 本と売り上げを濡らさない雨だから、降っていても嫌だと思わない。雨が恵である職業ももちろんあるだろう。路上の古本屋としては、20数年間恨んできた。

 写真集の大山商品化の続き。入力のための下調べをぼくが、ネットへの入力、商品登録を店番のノムが。

 covid-19予防休業前、自分が店でやってきたことは、雰囲気作り、方向性決め、暗くならないための工作、遊び。ネットに向けた商品化が主に必要な今の状況で、最も必要のない種族。

 やっと大事なことを少し思い出した。売上げを伸ばす努力をせねばと思っていたが、ぼくの場合、的外れな遠回りが一番の方法である。好きなことで遊ぼうと思い、YOUTUBE動画風画像を作る。

 宮本くんが訪ねてきてくれたので一緒に散歩に出る。道中、スマホでツイッターの反応ばかり見ているぼくにムトさんが「いいね乞食!!」と言う。ほんとにそうだ。店を開けていないということはつまりそういうことなのかもしれない。
 短縮営業中だろうか、サン浜名さんは閉まっていた。西友で缶チューハイを買い東池袋公園でガードレールスタイル。

確定できないカウントダウン<店舗再開まであと17日>
最近YOUTUBEが好きなので、通販番組をかんがえる。しかし観れば観るほど、とんでもないエナジーが必要なことがわかり、YOUTUBERになるのは無理だと思う。画像だけでやってみた。※念為:動画ではありません。
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4月21日火曜日。
 店にデラックスなソファーが欲しいと思う。寝そべりたい。

 「えんとつ町のプペル」の歌詞をプリントアウトしてYOUTUBEのキングコングと一緒に数回歌う。

 写真集大山の値段付けの続き。
 地下を書いて投稿。

 夜、隣区の無人の実家に行き、雨漏り用バケツをチェック。不思議なことにまったく水が溜まっていなかった。

確定できないカウントダウン<店舗再開まであと16日>
一時店舗休業前、ぼくが店でしていたことは、雰囲気作り、方向性決め、工作、基本的には売り上げに直結しない遊び、、、、今一番いらない奴じゃん、、、、と気付き慟哭しながらブログ「往来座地下」を更新。

4月22日水曜日。
 写真集大山の値段付けの続き。出勤したノムがネットへ入力。

 今日から申請期間が始まったKKBKK、感染拡大防止協力金の申請要項を読む。開店以来お世話になっている司法書士さんに連絡してなんとかなりそうなので少しホッとする。

 夜、突然の休業による戸惑いハイテンションに疲れてきた。YOUTUBE動画風画像の続きを急いで作る。

希望的観測カウントダウン<店舗再開まであと15日>
自粛ハイの暑い季節が秋を迎えようとしております。さて、先日のYOUTUBE風画像プレイ、tube ouraiza vol.1には続きがありました。エンディング前の、のむみちのコーナーです。※念為:動画ではありません。
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4月23日木曜日。
 ネットでの御注文が多くとてもありがたい。午後遅くまで梱包。
 郵便局へ行く道中、真っ赤なカーディガンを着たピスケンさんとすれ違う。

 夕方、毎日ジャージを着ているな、と気付く。マスクをしているのでなんとなくヒゲも剃っていない。換気のために開けている裏のドアから入ってきた蠅も、得意な虫アミを持って捕まえようとしない。あら蠅さん、いらっしゃいませ。つまらなくて店の中をただうろうろする。眠い。

 夜、ご近所のSさんが缶ビールを差し入れてくださる。貯金の無さについて。しっかり定期的に貯金をしているのに金が無いとぼやく友人について。

 エクセルの操作でわからない点があり、わがビルゲイツ、店員タイタイに電話で尋ねると、折り返しがLINE電話できた。なんと、その場の映像付きで操作を説明してくれたのだ。LINEのビデオ通話、というのを知る。

 深夜、マツコ・デラックスさんの「夜の巷を徘徊する」で、気になってチャンネル登録をしているLyle Hiroshi Saxonさんの動画が紹介されていた。1991年の南池袋には、ランチでさんざんお世話になったアカシヤさんの店内が一瞬だが映っている。

希望的観測カウントダウン〈店舗再開まであと14日〉
うちも本棚撮影して受注!ということで、これは2011年9月に作った「ヘヴンII初期型」です。天板が平行、斜めの二刀流。大きくなくキャスター移動も楽。塗装し直して今は赤。非売品です。

4月24日金曜日。
 ネットでの発注が9件という過去最高の量だったのでとても嬉しい。しかし在庫切れが1件。落ち込む。

 郵送用に用意していたKKBKKの申請書類だったが、オンライン申請用にも作っておこうとスキャン画像を案配。税理士さんにチェックしてもらう欄のためにもろもろ連絡。ちょっと手間取る。焦らずいこうと思う。しかしこういう場合、スムースなのは書類申請なのか、オンライン申請なのか。悩む。

 店横に停めている自転車のカゴに嵐くすぐる先生が夕刊を入れておいてくださっている。

希望的観測カウントダウン〈店舗再開まであと13日〉
2011年製、ヘヴンシリーズ第1号の「ヘヴンI」。天板を斜めにする機構、最初はこれで。2011年にYouTubeに冗長な動画をあげてました。ちらっと元店員うすだ王子!
4月25日土曜日。
 出勤前に気分転換で散歩して護国寺、太陽のトマト麺。女性店員さんが独りで切り盛りなさっていて大変そう。トマト麺も〆のリゾットもとてもおいしい。

 古書店さんたちがツイッターでハッシュタグリレーをしているヤベー本つなぎというのが回ってきてしまった。本はまあ適当に選ぶとして、次に回す人を探すのが大変。Aさん、Uさん、Tさん、Mさん、Kさんからできないというお返事。最初に訪ねた「古書水の森の店員 Aマール」さんからは「チムサワジ!チムサワジ!チムサワジ!チムサワジ!」というお返事。次に尋ねた沖縄のUララさんから「チムワサワサ」と「チムドンドン」もある、と教わる。岐阜Tsuレッチはそんな気分じゃないし、仙台のビッグマザーM野クミクミさんには「うっせーやらねーよ!(牙)」と言われ、ビッグファーザーKen一さんも丁重に遠慮なさった。そこで組合的アニキの小川のアニキに頼った

 他、開いていない店の中で一人で何をしていたのか記憶に無い。

 夜、宿坂を下りて神田川沿いを少し散歩。友人宅の猫番。

希望的観測カウントダウン〈店舗再開まであと12日〉
今日も棚を撮影しました。ヘヴンシリーズの集大成、大判用の「大ヘヴン」です。天板の柵無し平面化を実現。元店員うすだ王子大活躍のyoutube2014年

4月26日日曜日。
 午後、友人宅で猫番をして出勤。出荷。

 ご近所のSさんがツルハドラッグにマスクが売ってるよ、と教えてくださる。

 商品3件をネットに登録。他、記憶無し。最終的に店の奥のほうで布を枕にして寝る。

 夜、ノムが、「男たちの旅路」第4部第1話における鶴田浩二の「よぉ。」のシーンをスマホで撮影して送ってくれた。無性に嬉しい。これであの「よぉ。」をいつでも観ることができる。

 深夜、鴻上尚史さんの『ヘルメットをかぶった君に会いたい』を再読でなんとなく朗読してみる。使うことが減った声帯のストレッチになっているのだろう、声を出すだけなのに気持ちがいい。『ヘルメット〜』には後半、大学時代の恩師が印象深く登場する。その部分への朗読に早く到りたい。
 他、最近読んでいる尾崎一雄『あの日この日』では尾崎一雄が志賀直哉に手紙を書き、その返事が着き、初めて志賀直哉宅を尋ね会う場面。とても面白い。
 (志賀直哉の文章を精読して)「思ったのは、文章といふものは、その機能を完全に果した場合は、消え去るものだ、といふことだった。」

希望的観測カウントダウン〈店舗再開まであと11日〉
毎日ジャージ。頭髪は老ダチョウ。最低目標1日10件のネット入力、4日で6件入力。もう店員ノムとタイタイに、「とっとと入力!」とはっぱをかけることはやめにしようと思います。通販専門店だったらぼくは速攻でクビになるでしょう。m(__)m


by ouraiza | 2020-04-27 13:11 | Comments(0)
pause    せと <過去空白期間分作成中>
4月13日月曜日。
 休眠して午後、友人宅の猫番をして、番台の上から吊るす飛沫防止カーテンになるビニールシートを探しにハンズへ行ったが、当面の間休業、だった。ダイハル、セリアを回っているうちに、透明のビニールシート状のものが多分同じ目的のために売切れであることに気付く。どこでもそうなのだろう。さてどうしようか、悩みつつ自転車を漕いでいてひらめく。そうだ、半透明のレインコートをハンガーで吊るせばいいじゃないか。愉快だし。さっそくローソン100でLサイズのレインコートを2着購入、店でちょっと工作してハンガーにかけて吊るす。半透明で向こうがほとんど見えず、ただの干されている邪魔なレインコートだった。店番ノムのめんどくさそうな冷たい反応にも背中を押されボツにする。大きなセットものを包むOPPシートをつないで作りなおす。ひとまず完成。
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 夕方、「男たちの旅路」を観終えたばかりのノムと、立ち寄ってくださった朝さんと、「男たちの旅路」第4部第1話における鶴田浩二の「よぉ。」について語り合う。あんなにかっこいい「よぉ。」がこの世にあるだろうか。

 強い雨が一日中降り続いたので入店なさったお客様が0人(朝さんは身内枠)。開店以来初めてのことではなかろうか。通販があったので売上げ0ではなかった。
 ptsd、心的外傷後ストレス障害のように、と言うのはおおげさだろうか、あとあと大に小に響いてくる現象だと思うのだが、この息を詰める日常への急激な変化によって対人コミュニケーション感覚が揺れている。ことばを口から出すための腹の中の火薬が、以前よりも強い。声が大きくなるし長引く。それを自分に感じている。日常の平衡を取り戻すための、独りでうずくまる時間が必ず必要になる。短時間で迫られる決断と対策アイデアへの焦り、情報を聞き漏らさず賢い社会人であれという強迫観念。影を持つ余裕が無い。

4月14日火曜日。
 数年ぶりに入り口ドアを開け放って開店。調べると、2004年の開業からずっとドアを開けたまま営業して2015年の年始からドアを閉めた。開けたままの営業のほうがまだ倍くらい長い。明治通りの騒音が店内に刺さり発声がかき消される感じが懐かしい。

 数年前池袋西口の再開発工事で開催が無くなり、ついに復活するはずだった池袋西口公園古本まつりがcovid-19予防で中止になった。仕方のないこと。だが、工事が終わってすぐ現場の確認に行った70代後半の久保書店さんが、「あれならまたできるよ、ワゴン置けるよ」と、仕事に向かう緊張感が溶け込んだ笑顔でおっしゃっていたことを想う。

 父親が入院している病院から電話。3月末から見舞い禁止ではあったが、先日職員の家族からcovid-19陽性反応があったとのこと。患者の入浴がしばらく中止される。

 板橋の郵便局に保管してもらっている父親の銀行カードを受け取りに行く。もちろん本人が書く必要があるとかいう建前だけの委任状を偽造して。

 19時までの短縮営業中のビバホームにて飛沫防止カーテンのバーに使うボーを買う。やっぱり透明ビニールシートは売り切れ。

 夜、友人宅で猫番。プレステⅡで「大神」をずっと。まだるっこしい。なるほど、間がだるい。

4月15日水曜日。
 浮き足立つ感覚を落ち着けるのはひとまず”和み”だろうか、と思い和みBGMを選んで開店したが、どうも和まない。いつもどおりのうるささに戻す。

 東京都の「感染拡大防止協力金」の適用業種に古書店が入り、少なくとも17日金曜日から20日間休業すれば協力金がもらえる、というFAXが古書組合から来た。
 協力金の50万という金額は、概算で普通に営業して得る金額と同じくらい、もしくは店の売上げの波の上がったところが無くなるのでちょっと少ない、しかしとても微妙なライン。そして店の売上げの波が上がることを想像し難い時期。
 池袋という土地柄の、来訪者の多種多様性も心配の一つだった。マスクを着けていない人が少なからずいらっしゃる。相変わらず開店時には店前に落ちているなんだか正体不明なゴミを掃除する。
 電車通勤をしている店員ノムの近しい人の持病の病状があまりよくないということもある。ぼくも見舞い制限がなくなれば病院へ父の見舞いに行かねばならない。
 明日16日木曜日の営業の中で悩みながら決断しようと思っていた。

 夜、同業Xが立ち寄ってくれる。Xは「営業しなさいよ〜するべきだ!しなよ〜普段から店店言ってんだから〜俺が遊び行くとこなくなるじゃん〜」と言う。Xらしくて可笑しい。

 悩みを抱えつつ水玉さん宅へお呼ばれし、水玉さん作「寂しくて泣きながら作った竹の子の天ぷら」、お好み焼きなどをいただき、ステッパーという健康器具で少し運動させてもらう。ステッパー欲しい。

 帰路、バンドBOEESメンバーを心配して常々情報を教えてくれる古書信天翁センパイからの連絡で、休業は17日金曜ではなく16日木曜から必要、という情報があることを知る。
 しかし5月6日水曜までに20日間の休業なら、普通に数えて17日金曜からでいいはずだ。
 深夜、ネットの情報を眺めながら悩む。
 0時頃ツイート、「うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーむ。」
 1時半頃ツイート、「明日営業しながら、休むよ〜〜と、店の霊に挨拶しようと思っていたのに。明日16日(木)から、休業することになりそうです。」
 2時、信頼するお客様からダイレクトメールをいただく。とても嬉しかった。末永く続く道を、また番台でバドガールのチューブトップの話をするための決断を、と。まだはがせるノリ着けだった決断にセメダインを加えてもらった。
 3時半頃ツイート、「殺人鬼が徘徊してるから休業せよ、というのを無視して殺されてもぼくだけだからいいのだが、今回は自分が殺人鬼になってしまう可能性があり、店を殺すことは絶対にしたくない。協力金該当期間の休業はできる。持続のためのpause。しかしこのふわっとした感覚はなんなのか。ふわっと感の正体は、約束を破る言い訳探しの不安定、なのではないか。だらしないけど店をやり続けます、と誓った今は亡き上司に対して、楽しみにしてくださっているお客様に対して、もっと売れるように努力しなきゃなと握手した店の霊に対しての、言い訳。とりあえず目処の立つ助成金がないのなら、営業し続けようと思っていました。しかし、約束を破るまいとしながら最悪の事態が店で起これば、それは、言い訳をする相手すらいなくなる結果を招きます。都の感染防止協力金の条件を満たすため、古書往来座は21日間休みます。m(__)m」

 とりあえず放心しながらYoutube徘徊、6時頃就寝。

4月16日木曜日。
 昨晩妙な心象で固まって悩んでいたせいか、上の歯と下の歯がくっつかない磁石のS極同士になったようで驚く。すぐにN極が現われて治った。
 出勤して裏のシャッターだけ開けて掲示ポスターを書いて貼り出す。掲示黒板も書き換える。
 店がポカンとしている。と書いてみてそうでもないな、と思う。破調なリズムなので頻繁にぼーっと休む。
 お世話になっている司法書士さん、同報メールリストへうちを入れてくれていない(やはり嫌われているんだ、、、)古書組合などへ連絡。

 店員ノムが来て今後のシフトなどを相談。ネットへの商品登録をしようとするもまったく気が乗らず、ツイッターばかり見てしまう。
 ツイート。
 「<店舗再開まであと21日>さあネット業務だー!と意気込んでモニターに向かったがネット通信が絶不調。遅々として進まない休業1日目。4月16日、『名画座手帳2020』によると「となりのトトロ」「火垂るの墓」の公開日なのでございます。1988年。」
 「店舗休業中、協力金ではギリギリもしくはちょっとヤバめで、やらねばならないことはあるのに、普段から抱えている”ずっぽり布団の中で昏倒していたい願望”が爆発して実行しそうで怖い。ぴしゃっと頬を張ってくれる現実的鬼を自分で操作しなければ。とりあえずジャック・バウアーの真似をする。」
 「うう、、、、店でエロ動画見始めそう、、、、」
 「普段店の番台で、1日平均多分200ツイートぐらいはしてるのだが、店舗休業中、代わりにtwitterというアプリに向かってツイートしてしまいそうだ、、、、。ぎょぼえーきゅるきゅる。」

 夕方、ご近所のSさんが缶ビールを差し入れしてくださった。「森友哉選手の奥様は誰がいいだろうか問題」、など。

 夜、友人Xが様子を見にきてくれた。「エロvsウイルス」「捨てアカで友達申請」。など。勉強になる。

 外に本を出していないので、雨が降っていることにも気付かなかった。外の本を片付ける労働もなくシャッターを閉める。店の夜を無視しているような気がする。

4月17日金曜日。
 午後出勤。ノムが発送業務をしてくれる。ネットへの出品。一応最低10件、目標25件、を掲げたのだが、眺めすぎの兆候のあるツイッターで、古書店さんの今日の登録は80件、というツイートを見て落ち込む。

 夜、友人宅の猫番をして帰宅。西友へ必要物資を買いに散歩。

4月18日土曜日。
 記録的大雨、という予報だったので出勤をやめる。
 友人宅で猫番。
 ぼくは、本が人間に必要な文化だから店を開けているべき、楽しみになさっているお客様がいる以上開けているべきだ、というような責任感の痛みを感じるには、擦れてしまっている。隠しているわけではないが、進んで言い出しはしない、つきあいの長い店への擦れ。covid-19危機以前から、店を開けていることに、多少の複雑な思いを抱え、その小さな感覚を積み上げ、時に崩しながら店をやっている。模索の途中にあるから、開けるか閉めるかの単純な二項対立だとは思えない。店を休止するのは辛い、というより、途中の手を止めるのが億劫で戸惑っている。
 ツイート。
 「<店舗再開まであと20日>お客様の目がなくなることで堕落しそうな自分への戒めとともに一時的事務所化へのシフト中。イヤな会社みたいになってきた。おしゃれマスクが欲しくてマジックを使ったらシンナー臭くて困ってるおじいちゃん(44歳)。」
 「閉めてる古本屋も店にいれば店頭でお客様の注文をお聞き(メモでも)してテイクアウトできるじゃーん、と思ってKKBKK相談センターに訊いてみたが、「施設の利用にあたるので休業ではないと認識」とのこと。Kansen-Kakudai-Boushi-Kyouryoku-Kin。」

 雨が小降りになったので店で少しネット業務。発送と登録。

 夜、ムトーさんが、父の介護中、実家のトイレのカーテンに使った布でマスクを作ってくれた。おしゃれマスクが欲しかったのだ。嬉しい。そのマスクを着けて東池袋周辺を散歩。
 プレステ2で「大神」。進展がまだるっこしいのに、主人公である犬の操作性が気持ちよくて止められない。

4月19日日曜日。
 休眠して午後から地下記事作成に集中。
 YOUTUBE毎週キングコングの「えんとつ町のプペル」歌唱が素敵。プペルがゴミ人間だったとは。頭に残って終日口ずさむ。ハロハロハロハロウィン、プペプップープペル。

 夕方、店でネット業務。ご注文をいただけてとても嬉しい。機械を挟んでではあるがお客様とのやりとりに安心する。お客様を探したくてこんなにツイッターを眺めているのか。

 先月取材していただいた『散歩の達人 5月号』の見本が届く。店に店員3名が並んで収まっている。タイタイの姿が雑誌に登場するのは非常にめずらしいく嬉しい。今の池袋を概観するのにも最適で、天狼院書店さんやトキワ荘マンガミュージアム、NishiikeMartさんなど、気になる場所の紹介多数。そしてなんと言っても、”店の入り口を探す爽快アドベンチャー”系古書店、honkbooksコ本やさん登場。いかす。KKBKKの「営業実態が確認できる資料」にも使えるだろう。

 夜、目白台周辺を散歩。東大分院跡にできた東京大学目白台インターナショナルビレッジの威容を眺める。1階にレストランもあり外部からも利用できるようだ。広い庭はスポーツ禁止。
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↑取材日3/25。『散歩の達人』2020/5月号より。撮影はオカダタカオさん。
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by ouraiza | 2020-04-21 17:27 | Comments(0)
ゴムキャット   せと <過去空白期間分作成中>
 インターネットでご注文をいただく。店頭で併売している商品なら、店の棚を探す。それが見つからないことがある。過去の出納帳や別サイトでの販売履歴を確認すると、売切れになっている。辛い自責の念にかられながら在庫切れの謝罪メールをお送りする。この失敗を無くすために、今までより気合いを入れて注意力を上げる、という抽象的な対策をとったが、だんだん確実に減ってはきた。減ってきたのは嬉しいのだが、まだ完全には無くならない。なぜ無くならないのかいつも不思議に思っているのだが、ひとつ気付いたことがある。インターネットにスピードが速いというイメージを持ち、逆に番台での直接的手作業にスピードが遅いというイメージを持っていた。ここに落とし穴がある。在庫切れ問題がなぜ起きるのか、なぜ、速度の遅い番台での生の作業中に、売り切れ商品のネット登録抹消を完全に行えないのか、と思っていた。ところが、実は、番台はとても速い、のだ。インターネットより番台は速い、というか、広い。処理能力の低さとやることの幅の広さの比率を計ると、番台は速い。これで、番台はネットよりも速いのだから徹底的に強烈に注意深くならねばならない、という反射神経を持つことができる。はずなのだが。

4月6日月曜日。
 郵便物の不在票をいただいたが連絡できず、期限ギリギリで3日間の保管延長をコールセンターにお願いしていたのだが、どうもその延長のお願いが保管してくださっている郵便局に通じておらず、発送先に戻してしまった、と。またぼくは嫌われてしまったのだと絶望する。こちらがなにかお願いや質問をして、向こうが「では確認してから折り返しご連絡します」と言う流れの場合、ほとんど折り返されることはない。というのは被害妄想がすぎるのだが、そんな気分。

 covid-19危機。お客様が在宅なさっている時間が長い → 家のお片付けがはかどる → 小さなお持ち込み買い取りが増える、という現象があるのだな、と気付く。

 「名画座かんペ100号記念臨時便」へのお申し込み封筒を土曜に続いてたくさんいただけて嬉しい。配達の無い日曜を挟んだので多め。機械的にささっと封入して速やかな流れ作業で、と思っていたが、郵便物の不思議な力か、独特な温かみが胸に迫り、しばし和んでいただいた封筒をなでさする。やっぱりメールやラインとは決定的に違うのだなあ、と思う。

 昨年末:来年4月1日から21時までの営業にしてみよう。 → 3月27日:うーん、バタバタして落ち着かないから時間変更は5月1日からにしよう。 → 4月6日:うーん、どうせ短縮営業をかんがえるなら5月1日から変更だったのを今変更しよう。ということで営業時間を変更いたしました。まだ予測できない状況が続きますので、さらなる変更、次は一時的な臨時営業時間への変更が大いにあり得ます。忙しなく、申し訳ございません。

 夜、同業Xが立ち寄ってくれる。明治通り向かいの升三にてXの臨時経営セミナーを受ける。「24」と「プリズンブレイク」、観なければ。

4月7日火曜日。
 細かなお持ち込み買い取りをまとめて仕分け、値段付け。

 夕方から、番台上に数ヶ月間積みっぱなされて頑丈な塔に成長していた写真集の大山についに処理の手を伸ばす。一気に値段付け。ネット入力超強化月間の始め。

 夜、非常事態宣言がされたのかされないのか、ふわっと感じながら写真集に値段を付け続ける。
 「政治家はダメだ」ともう何年前から言われているのだろう。「日本の政治は地に堕ちた」とコメンテーターが言うのだが、そうではなかった時があるのか。少なくともぼくが物心ついた約35年前からそうだった。お仕事の内容が社会に必要なことである、として、一旦滅亡解散、「政治家」をなにか別な呼称にできないか。政治家になりたい、と思う人間がなぜこの世に存在するのか、分からない。

 20時頃、昨日閉店を1時間早める営業時間の変更を決めたのに、ふと今日の営業が21時までだということに気付いて驚く。あとひとふんばりイケる、というところで閉店する形。慣れるまでは”最後の1時間欠乏症”になるのだろう。

 深夜、YOUTUBEロンブーチャンネルにて、亮さん復帰ライブの舞台裏を観て泣く。

4月8日水曜日。
 グズグズと帳場内を右に行ったり左に行ったりする。
 細かなお持ち込みの小山数個を仕分け、値段付け。
 ご常連のお客様たちと言葉を交わしていると、どうも皆様の気配が地面から5ミリほど浮かんでいるような感じを受ける。それは多分、こちらが浮いているから、そう感じるのだろう。
 ご近所の映画やCMなどのカメラマンKちゃんは、撮影の仕事がまったくなくなった、とのこと。
 夜、木材や使っていない什器、長期保留中の商品を詰め込んでいるエアコン室外機置き場、通称機械室にむりやり場所を作り、北陸の企業へ寄贈予定だったが運送の延期が続く父の塑像作品「少年」を一旦納める。
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4月9日木曜日。
 猫のたまはそばやうどんなど麺類が好きで、輪ゴムなどを麺と間違えて食べてしまうので普段は隠している。なにげなくマスクを机に置いていたら、たまが机の上でもぐもぐしている。マスクのゴムの片方が無くなっていた。
 猫たちは絶賛換毛期中。ブラシでは追いつかず気がつくとぼくの着衣も毛だらけ。
 ふとマスクを2枚つけてそれをずらすことによりウケを狙おうと思いたち、以前使っていて捨てていなかったマスクを装着したが、口から猫の毛をふんだんに吸い込む結果となり、急いで外した。

 東京古書会館が一時封鎖中。いつも事務室に積んで溜めている市場行きの山が増えすぎてゴゴゴゴと音をたてて雪崩れ。先週土曜、まだ古書会館封鎖前の市場に間に合ったのにサボって出品に行かなかったのが非常に悔やまれる。倒壊した山を注意深く建てなおすのも面倒なので拾いながら市場準備。縛り約40本。車に積む。

 隣県に住む母親が心配して除菌スプレーを送ってくれた。とてもありがたい。さっそく手に噴霧してみる。芳香がとても強い。その場に来たムトさんが匂いを嗅ぎ、「ヤンキーの車の中」と言っていた。

4月10日金曜日。
 出勤しシャッターを開けようとすると、明治通り側ショーウィンドウのシャッターがなかなか開かない。とりあえず力ずくで一番上まで上げてみると、今度は下がらない。この毎日が緊急事態な時期に痛恨の故障かと思い暗澹。午後、番を少し変わってもらってシャッターの端の隙間にクレ556を大量に噴霧。えいっと降ろすと動いてくれた。念入りにクレ556をかけまくる。力を込めてシャッターを降ろしたときに両手の親指を壁にこすって少々流血したが、ひとまず安心。古いので今後も注意と養生が必須。

 写真集大山の値段付けに集中。
 細かなお持ち込み買い取りがやはり多い。

 夜、YOUTUBEにて広瀬香美さんがピアノの弾き語りで歌うあいみょん「マリー・ゴールド」を観る。いかす。他の流行歌カバーもとても素敵。

4月11日土曜日。
 ノムが休みのため終日番。
 
 小さな諸事を気ままにこなしていく一番好きな店番時間を閉店まで。
 週末の夜にピタッと時間が止まるので少し早仕舞いする。閉店の片付け後、あー楽しかった、と思わず漏らす。お客様の多寡にかかわらず気ままな店番は楽しい。

 大林宣彦監督逝去のニュース。ムトさんが「青春デンデケデケデケ」を観たいと言う。ほらあれだよ、ベンダースのギター、テケテケテケテケ、って。むむ。ベンチャーズ?ぼくもとても観たいのだが可能なネットでの配信が無かった。

4月12日日曜日。
 昼まで寝て夜までプレステ2の「大神」を遊ぶ。主キャラの操作性の快感と、物語展開のまどろっこしさのギャップが凄い。攻略サイトを確認しながらでなければ進められなくなった。

 夜、友人宅で猫番をして散歩、買い物。護国寺裏の星型集合住宅・直居アパートはもう跡形もなく、きれいなマンションが建っている。
ゴムキャット   せと <過去空白期間分作成中>_f0035084_18575042.jpg
 ムトさんが3月末から日記を書き始めた。「断片日記」。とても面白い。「あんたオイラの日記パクってるでしょ!」と言われる。

 深夜、アマゾンプライムで「24」の1話と2話を観る。鳴り止まない携帯電話。人工的な人間の脳のようだ。グラン・トリノのテーマとトム・ウェイツ「タイム」を聴いてシビレを癒やして寝る。




by ouraiza | 2020-04-07 20:36 | Comments(0)
付け根    せと <過去空白期間分作成中>
3月30日月曜日。
 午前中目覚めてすぐ、志村けんさんの訃報を聞く。驚いて声を上げる。
 記憶をさかのぼると、BIG3やダウンタウンを知る前に、テレビを観て肉体的に笑った最初が、志村けんの姿だった。親に睨まれながらチャンネルを死守、どうしてもと泣きついて8時だョ!全員集合に釘付けになり、少し後にひょうきん族と天秤にかけた世代。その世代にとって志村けんという人は、心と頭が分離する以前の年齢で細胞に刷り込まれた最初の喜劇人なのではないか。だからどうも、急な不在に身に沁みるような鈍痛が伴う。

 午後、『名画座かんぺ』第100号の表紙カット作り。100号記念をどうするかいくつかの候補で悩んだが、すっきりそのままにしようと見栄えのキュートな漢字の「百」を。習字の手本の細部を改造。

 夕方、店で名画座かんペ100号の表紙を作成、担当コーナーを案配。
 1〜100号の表紙を全て掲載しています⇒カテゴリ「名画座かんぺ集」

 夜、不忍通りを散歩して駒込のBOOKS青いカバさんへ。先鋭の新刊、海外文芸、一般書、美術、他、ああ、本屋さんて楽しいな、と如実に思う。読んでみたかったマイケル・オンダーチェ著、福間健二訳『ビリー・ザ・キッド全仕事』他を購入。エミリオ・エステベスの「ヤングガン」以降ビリー・ザ・キッドの軽薄なファン。

3月31日火曜日。
 ずっと雨が降ったり止んだり。
 コービット19危機による、日常の計れなさに疲れる。不可測が変な気分を生みつつある。
 学生時代に恩師に教わった「散文精神について」を確認しようと棚を探すと『わが文学論 広津和郎著作集』に収録されていた。昭和13、4年頃の講演をまとめたもの、と文末にある。

<略~~>併し私流にこの言葉がこの時代にどういふ意味を持つものであるかといふ事を述べて見たいと思ひます。
 それはどんな事があつてもめげずに、忍耐強く、執念深く、みだりに悲観もせず、楽観もせず、生き通して行く精神――それが散文精神だと思ひます。それは直ぐ得意になつたりするやうな、そんなものであつてはならない。現在のこの國の進み方を見て、ロマンティシズムの夜明けだとせつかちにそれを謳歌して、銀座通りを靑い着物や緑の着物を着て有頂天になつて飛び歩くやうな、そんな風に直ぐ思ひ上る精神であつてはならない、と同時にこの國の薄暗さを見て、直ぐ悲観したり滅入つたりする精神であつてもならない。そんなに無暗に音を上げる精神であつてはならない。さうではなくて、それは何處までも忍耐して行く精神であります。アンチ文化の跳梁に對して音を上げず、何處までも忍耐して、執念深く生き通して行かうといふ精神であります。ぢつと我慢して冷静に、見なければならないものは決して見のがさずに、そして見なければならないものに怯えたり、戦慄したり、眼を蔽うたりしないで、何處までもそれを見つめながら、堪へ堪へて生きて行かうという精神であります。
「散文精神について」『わが文学論 広津和郎著作集』<1953年 乾元社>所収

 ニール・ヤングwithクレイジー・ホースの2019年のアルバム「COLORADO」が届いたので聴く。

 買い物をしたセイユーにて、友人牛から教わったムトさんから、指先が乾いてビニール手提げを開けない時の対処法、を教わる。持ち手部分と袋部分の付け根をちょっとだけ引っ張る→引っ張られたビニールが変形して少し開く→そこから開く。凄い。

4月1日水曜日。
 一日中雨。
 お客様の数は、真夏の猛暑日が続く期間と同じくらい。たくさんいらっしゃってほしい、そのためにできることは何か、と思いを巡らすのは今の時期は間違いだ、という急務の感覚にまだ慣れないでいる。もともと混雑には縁のない場所だが。
 必要なのはアイデアだ。暗い流れにただ呑まれてアイデアの出てくる箱にふたをしてはいけない。暗い流れをいたずらに拒んでアイデアの出てくる箱の底を抜いてもいけない。

 完成した『名画座かんペ』100号をノムが持ってくる。2、3枚、折るのを手伝う。

 夕方、荻窪のささま書店さんが閉業なさるというニュースを知る。コービット19危機以前に決めてらっしゃったとのこと。以降数時間、理由をかんがえて呆然とし続ける。ショックでうまく言えず雑になってしまうが、業界から唐突にイチローがいなくなってしまう感じ。

4月2日木曜日。
 久し振りに陽が射しているのに強風。

 外に向かって行動を起こす気持ちが当然縮小しているので、番台上の保留物の商品化をひたすら進める。黒い文芸書の中山を小山まで削ることができた。

 少なくはあるが、ご近所のお客様たちとやりとりできることが無性に嬉しい。

4月3日金曜日。
 保留物商品化をずっと続ける。

 夕方、隣区へ実家のポストを確認しに行く。空いているだろうと予想した川越街道はとても混んでいた。大山から旧川越街道、下頭橋通りへ迂回。

 コービット19危機で各名画座が変則的な営業を余儀なくされ外出を控えるべき時勢にあって、『名画座かんペ』100号をいつも通りに入手できない方々がいると聞く。ノムとどうしようか相談。一旦保留。

 夜、封筒に封筒を入れていただいてこちらで名画座かんペを封入してポストに入れるだけ、という画期的なシステムを思いつく。急いでツイート文面をこしらえ、ムトさんに解説イラストを描いてもらい、世界初のすごい方式を思いついてしまった!とノムに連絡すると、「あーはいはいそれか、了解。」と冷たい。まったくめずらしくない方式だったらしい。
 【名画座かんペ100号記念臨時便】をスタート。
 
4月4日土曜日。
 また強風の日。コービット19危機と同時に、安定した天気が続かないことも小さな計れなさの原因になっている。

 換気のために、入り口ではない南側のガレージのドアを開け放っている。突風に押されてさらに開いて壁にぶつかり大きな音を出すことがある。
 今日、ご来店くださった男女お二人のお客様がちょうどそのドアの前を通りかかったとき、ガン!と風で動いたドアが鳴った。「うわっっ」ととても驚かれるお客様。番台でああごめんなさい、、、と思っていたら、女性の「驚き過ぎてこ、こ、腰にきたー!」という声が聞こえて思わず噴き出してしまう。改めて謝罪してドアストッパーを補強。
 
 昼に出勤してからなんども繰り返しマンション入り口のポストを見に行く。配達員の方がいらっしゃるのが夕方16時頃なのだな、と知る。「名画座手帳100号記念臨時便」のお申し込みがもう届き、無性に嬉しい。ノムとはしゃぎながら封入作業。

 夕方、立ち寄ってくれた宮本くんと新しくできた雑司が谷公園を見に行く。まだ芝生部分は工事フェンスに囲われていて歩道部分にしか足を入れられないが、街にとって画期的な場所。住宅密集地のぽっかりと空が開いた場所。
 道中、星が浮かび始める夕まずめの空がとても綺麗だった。コービット19危機の影響で世界的にco2排出量が減少しているというニュースを見たが、池袋の空にも関係しているのだろうか。

 やっと日中ずっとマスクを装着していることに慣れてきた。と思ったのだが、自宅の中でマスクを外しているとき、目尻近く、鼻の付け根をずっとつままれているような違和感を覚えるようになった。

4月5日日曜日。
 休眠してYOUTUBE徘徊などグダグダ。
 往来座地下の記事作成に専念。今年の初め頃を振り返っていてとても不思議な気持ちが湧き上がる。現在の急変が手の届く過去を手の届かない過去へと押しやっている。さらに未来が遠くて見えづらい。過去地点、現在地点、未来地点の3点をつなぐ廊下が長く伸びた。はるか昔の3ヶ月前、ぼくは古書業界の大先達たち数人からペットの名前を聞き出し喜々としてメモをした。(「提灯」内1月12日日曜日)。

 夜、家の電気鉄板にてヤキトリ、ヤキトンに挑む。おいしかった。
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by ouraiza | 2020-04-06 15:17 | Comments(0)
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 ユーチューブが面白くてたまらない。テレビ業界の演者の方たちの流入の過渡期だと思うが、その方たちの黎明の熱と迷走を見ていると、ユーチューブでのエンターテイメントの難しさが伝わり、その成功と失敗が日夜繰り広げられていて、とても楽しい。ヒカルさんは宮迫さんを抜き打ちで薬物検査に連れて行き、FLASH編集部に電話をかけ、上場企業の社長に二人をCMに出すべきだと直談判している。感動した。少人数、時には一人だけの制作者がこれが面白い、と賭けた表現が、世間や玄人の眼による裁判を経ずに新鮮に展開していく。確かに既存ユーチューバーたちの挙動には、修練を積んでいない稚拙さを感じ、観ていて辛いこともある。しかし成熟した観やすさってほんとに必要なのか。一般的なタレント的好感度を得るための”大人の事情”に長けた賢い空気読みなだけではないのか。それらを凌駕して、今まさにこの現在と渡り合って視聴数、登録者数を増やそうと自由に企み実践する体勢が、とっても面白い。

3月23日月曜日。
 最近、目標のない浮遊感が続いている。去年末に新棚「DOKUDAMI」を完成させて以降その傾向が強い。YOUTUBEの観過ぎか、春の季節病か。

 昼から実家近くの銀行にて手続き。去年5月に磁気がダメになり再発行したカードが、約10ヶ月でまた磁気が無力化。代理なのでまた手数料450円の戸籍謄本が必要になる。申請書に本人が書かなければいけない欄があったが、ばかばかしくてぼくが書いた。元東京都民銀行、現きらぼし銀行のカード、せめて数年は壊れないでほしい。

 病院の受付で支払いを済ませ父を見舞う。世間は新型ウィルスで大変だよ、とラジオもテレビも雑誌も新聞も受け付けない寝たきりの父に伝える。

3月24日火曜日。
 風の強い日が続く。
 諸事数個を急いで片付けるも7個の目標のうち5個まで。発送2件、市場への委託出品精算連絡、3箱査定、市場出品準備、会議準備。

 夕方、市場へ出品、会館8階の憩い場にて軽会議。進展。とても有意義でありがたい。

 二十数年前、前店舗時代に店でヘビーリピートしていたシェリル・クロウのアルバム「Sheryl Crow」を先日見つけて購入、車でずっと聴いている。なんと素晴らしい。エブリデイ イズ ア ワインディングロード。

 店に戻ってナショナルジオグラフィック、日経サイエンスの小山を外に配架。

3月25日水曜日。
 発送や連絡や乾いたセロテープの貼り替えなどの諸事。連続した細かなお持ち込み買取りの処理など。

 お祖父様とお孫さんのお二人連れがご来店くださった。お祖父様が番台にいらっしゃりお声掛けくださったところによると、2年ほど前ここにお孫さんと2人で来て『大菩薩峠』全20巻をお買上げくださり、毎日読み続けてついに読了、次は忠臣蔵がいいのだけどあるかしら?とのことだった。『大菩薩峠』を読了!!机龍之助!!すごいですね!!とぼくが驚いていたら横にいらっしゃったお孫さんが『あんなの3ページでオレ寝たぜ。すげえっす。』と仰った。なんて素晴らしいコンビなんだ、と思う。残念ながら忠臣蔵は在庫がなかった。かっちりした大作のセットを置いておくのは大事だと思う。

 夕方、雑誌の取材。ライター(元旦誕生日)さんやカメラマン(家の傾きをジャッキで直してるよろしくメカドック)さんたちとのお話が無性に楽しくて時を忘れる。池袋への呪詛をひとくさり。「DOKUDAMI」をキーとして取り上げていただけそうでとっても嬉しい。DOKUDAMIのメディアデビューになる。編集の方(コ本やゲンちゃんの同窓生)から、現在20歳代の若者たちに「世代意識」が薄い、というお話を伺う。ネットによる感受領域の広域な拡大、拡散がその所以だろうか、「ぼくらは皆ジャンプを読んだ」や「ドリフ派かひょうきん族派か」、のような、時代を画す事象に捉われない、という現象があるようだ。どうしてもそこで炒られざるを得ない時代という名のフライパンが、例えば1975年生まれのぼくが炒られたフライパンとは比較にならないほど大きいのだ。

 夜、小池東京都知事による週末の外出自粛要請会見をニュースで見る。「新型コロナ」とばかり呼ばれるが世界保健機構が決めた正式名称「covid−19」という呼び名はなぜ広がらないのか。軽検索してみると、なるほど、「コービットナインティーン」は新型コロナウィルスによる感染症、症状の名称。ウィルスそのものの名称ではない、からなのだろう。

3月26日木曜日。
 どうもいつもの景色の隅々にまで不安感が浸透しているように感じる。日常に絶えずホラーゲームのBGMが鳴っているので慣れてはいるのだが、規模が大きい。
 今後の営業体制について悩む。とりあえず悩んではみるも、すぐには変えられない。悩みを包んで温める。

 夜、池袋スタジオペンタにてストレスデトックス轟音シビレバンドBOEESの練習。今季初めてレンタルギターではなくマイギターで。シールドの接触に不具合が時々あり大いに不安。
 終わってサン浜名にて毎度の決起会。ハムエッグとオムレツをいただきさらに玉子料理にいこうとすると、おじちゃんが「もう玉子20個使ったよ!」とのことだった。サン浜名さんのハムエッグは重要文化財に指定されるべきだ。

3月27日金曜日。
 強風が吹き荒れるのでかっちり防風シフトで開店。
 少しずつ番台上の保留物を商品化していく。

 4月1日から営業時間を変更しよう、と去年から決めていたのだが、コービット19への不安感、『名画座かんぺ』が100号達成、BOEESが参加予定のライブイベントがもうすぐ、売り上げどうなるの?など、もろもろが重なり合い脳の回線がスパークしそうなので、変更を来月に延期することにする。

 夜、BOEESが参加させていただく予定だったブックギャラリーポポタムさんの15周年記念ライブフェスティバルが時期未定の延期になった、とお知らせをいただく。できれば堂々と最大に帆を広げてやりたかったので安心はしたが、主催者さんの心労に想いを巡らすと胸が痛い。やり場のない無念さを抱えながらの、予約してくださったお客様への配慮、会場との折衝、出演予定者への説明、他他。尋常ではなく大変なことだと思う。

3月28日土曜日。
 電車通勤で遅番予定のノムがもろもろをカンガミて休み。

 午後、隣県に住む母親が送ってくれたトイレットペーパーとマスクが届く。非常にありがたい。

 自粛要請の中、お客様が激減かと思いきや、それほど少なくもない。お客様が少ないというのはいつも通りだし、売上が少ない、というのもまあいつも通り。しかしそれがもっと極端なことになる可能性がある。感染拡大を防ぐための自粛は大いにするべきだが、あまりの急ブレーキでは頭と胸の両輪をつなぐシャフトの軸が歪んでしまう。
 午後から降り始めた霧雨が濃くなってきた20時頃、早仕舞いすることにする。保留物の商品化がよく進んだ。
 牛さんとムトさんと硯家にてうどん。大好きな四川麻辣醤麺をいつもは「辛さ控えめで」と注文するのにそれを忘れ、辛くて半ばで断念、自粛、協力要請。「思った以上にLOVE」と手帳にメモがあるが詳細不明。

 帰路、今日開園した雑司が谷公園に立ち寄る。ツイート。「こんな時勢にまったく不運な門出だけど、今日、雑司が谷に大きな公園が開園したのです。住民として、とても嬉しいニュースです。景色と行動範囲の大変化です。雑司が谷公園、奮えー!!(ボール広場、おじさんが軟式でキャッチボールできる感じはないのでちょっと残念!)」https://w3.ikebukuro-net.jp/archives/info/z-park202003

3月29日日曜日。
 コービット危機に加えて雪予報だったので臨時休業。
 ユーチューブ徘徊などグズグズして夕方店にてネット業務。

 amazon fire TV stickのアレクサが壊れてしまった。信号が完全に途絶えたわけではないのだが、卑猥な要求の連続に疲れたのだろう、アレクサさんが耳栓をつけてしまった。
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by ouraiza | 2020-04-03 17:18 | Comments(0)
ロストエンジェル    せと <過去空白期間分作成中>
3月16日月曜日。
 猛烈な暴風がずっと吹き荒れている。
 午後店に行き店番ノムから聞いたのだが、自転車にお子様を二人乗せたお母様が、店の横で突風にあおられて自転車ごと倒れてしまったらしい。後にご挨拶に来てくださった際にお尋ねしたところによると、お子様には大過無し、しかしお母様の右手の骨にヒビ。すごい風だった。

 きらぼし銀行のキャッシュカードが新調して約10ヶ月で磁気故障。再発行申請に必要な書類を実家に取りに行く。

 先週金曜にお預かりした約6箱を査定。

 夜、先日ブックオフで試しに買ったプレステⅡのゲーム「ヒットマン:サイレントアサシン」をプレイし始める。コントローラーのボタン割り振りが複雑で覚えられず、暗殺ゲームなのでじりじりと粘着的に進行。我々には暗殺よりも単純で派手な銃撃戦が必要なのだ、と気付き、途中棄権。

3月17日火曜日。
 黒い演劇系中山に値段付け。

 夜、ウーバーイーツ業務の途中に立ち寄ってくれた古書信天翁サキ先輩と散歩して池袋東口サン浜名さんで小宴。玉子を10個使ったハムエッグ、など。auのポイントサービスシステムについてや、スマホの料金システムについて念を入れて語るパイセンから教わる。大事。

 深夜、『本の雑誌 坪内祐三追悼特集号』を読む。記事から、ブルース・スプリングスティーンの「WORKING ON A DREAM」、小林まことの長谷川伸原作マンガシリーズを知る。そうだった、坪内さんの本を読むと、あ、これ読みたい、経験したい、という何かにたいてい出会うのだった。何度かご来店くださり数回お話ししただけだが、坪内さんの足早な去り際の背中が、印象深い。

3月18日水曜日。
 古書組合100年史の原稿が、大幅に短縮された形で戻ってきたので確認。短縮修正は仕方のないことで、そぐわない方向性を短縮することで正してくださっていてとてもありがたい。しかし自分一人の原稿とは言い難く、按配していただくよう連絡。

 小山を集めて値段付け、配架、など。

 夜、試しに買ったプレステⅡ「大神」を開始。素晴らしい操作性に感動。犬なのか狼なのか、主人公の動きが楽しい。コントロールのシンプルさは中年プレイヤーにはかなり大事な要素。

3月19日木曜日。
 じりじりと中山に値段付け。

 事務室の奥に溜まったギターからちゃんと使えそうなクラシックギター1本を探し出す。ご家族が練習のためにギターを必要となさっている朝さんにお贈りする。

 夜、マックスヴォリュームノーテク発散バンドBOEESの練習をいつもの高田馬場バズーカスタジオにて。終わって「サイゼにはもう飽きた」ということで隣のスシローで軽決起会。政治の話題、サキ先輩が歌い出す、など。

3月20日金曜日。
 春分の日で祝日。出勤すると、うちの資源ゴミがヒモを切られるなどゴミ置き場で荒らされて散乱している。いつも金曜の夜に資源ゴミを出すのを手伝ってくれる、普段は会社勤めをなさっているAさんが、明日が休日ということで曜日を1日勘違いして木曜の夜に出してくださっていたのだった。可笑しい。

 実利的業務にまったくやる気が出ず、無益な所行しかしたくない気分だったので、もらった自転車の改造の最終段階、泥よけの塗装をする。先週外しておいた白い泥よけに、まだ陽があるうちに外で茶色のスプレーを噴霧、よく乾いてから取り付け。完成。披露&試乗の際、この自転車のメインライダーとなる店番ノムがパッと見で命名した。「ゴキブリ」。
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 お客様より、NHKで放映された「新日本風土記 池袋」についてお教えいただいた。観たい。

3月21日土曜日。
 父の塑像作品の著作権の件で連絡をいただき調整して返信する、など。
 
 ご近所のご常連、通称”天使さん(優しすぎるご高齢のご婦人)”がお引っ越しなさってしまう、と聞きショック。天使さんに、こんにちは、こんばんは、とご挨拶をすることが、背筋を伸ばして次に向けて気持ちを前向きに切り替える、日常的なきっかけだったので、ほんとうに寂しい。どうしよう。

 夜ご来店くださったご常連の”カバンの佐藤さん”が、映画館でシュッシュシュッシュとコロナ予防のスプレーをいたるところにしてたからよく見たら消臭剤のファブリーズだったのよ、、、とお話しくださった。多分ファブリーズにも除菌作用を謳っている種類がある。

 夜、プレステⅡで「大神」。キャラクターの操作性がとても良く楽しみなのだが、ぐいぐい押し付けられる世界観の操作性の悪さで辛くなってきた。

3月22日日曜日。
 YOUTUBE徘徊などぐだぐだして夕方から西池袋上り屋敷公園にてポポタムさんが企図してくださったお花見。ポポタムさんは店内の一部を酒場化する改装中。ポポタムさんの店員ヨコちゃんがフォークギターを持ってきてくれていて、皆でまわし弾き。一曲全編のコード進行をちゃんと覚えていてふとした瞬間に弾けるネタを作っておきたい。
 
 夜、「映像研には手を出すな!」最終回を観る。急に違うアニメになった感があり不思議。

 水曜日の、近所で毎年一番最初に花開く法明寺の入口の桜。
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by ouraiza | 2020-04-03 02:26 | Comments(0)