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『名画座手帳2020』販売中
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古書往来座での販売(店頭・オンラインストア )では、古書往来座販売限定特典として、B4コピー紙折りたたみペーパー『OLYMPIC FLASH 旧作邦画の運動会』が付きます。のむみちtwitter
特典付き版は完売いたしました。通常版が販売中です。

by ouraiza | 2020-03-31 23:59 | Comments(0)
提灯    せと
1月6日月曜日。
 午後早めに極ご近所様へ出張買い取り。

 通称でなんと呼ばれているのか知らない器具に、検索でたどりつけない。時を経た今ではそれが「ソケット」だと理解できるのだが、ペンダントライト、器具、ホルダー、シェード(念のためセード)、リング、エジソンライト、などの単語をこねくり回して検索するのだが、”電球をひねり入れて吊り、そこにシェードを装着するあの部分「X」”、特に今回はその装着法が、シェード側に別部品のホルダーを付けて「X」を挟むのではなく、「X」そのものにシェードを挟むリングが付いているもの、が霧中から出てこない。
 一旦あきらめて東急ハンズで調査をすると、海外のお洒落ビンテージペンダントライトの「X」がまさに探している「X」だったのだが、1個3000円もする。いやおかしい。こんな素敵なスチール製ではなくもっと一般的なプラスチック製があるはずなのに、3000円はちとおかしい、と頭をひねりながら店に戻って、また検索。モノタロウ、楽天、グーグル、色々なサイトを試し、最後のアマゾンでついに「X」=「ペンダントライト ホルダー ソケット」に至り、発見。プラスチック製、9個1600円。検索技術の深淵を想う。

 夜、母親が送ってくれた「キクイモ」を食べる。初めて。皮むきがめんどうではあるが美味しい。
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 まだアベンジャーズあるじゃん、と気付いて「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」を観る。これで既劇場公開分は終わったはず。

1月7日火曜日。
 ペイペイの営業の林さんが来る。エアペイを通じたペイペイではなく直接のペイペイだと手数料が今は無料、とのことでお願いする。販売手数料が無料だとするとペイペイさんの利益ってどこから生まれるんですか、と訊くと、「えーっとですね、国からの補助金と孫さんのお金です」とのことだった。

 夕方、極ご近所様へ出張買い取り。

 夜、日曜にお預かりしたダンボール9箱を査定。くたびれていて今日中には終わらないだろうと予想していたが、箱を開ける度に面白い〜という内容だったのでいつの間にか完了できた。

1月8日水曜日。
 『名画座手帳2019』から『〜2020』への移行作業。まだ必要になるかもしれない情報、確実に継続して必要な情報を書き写してスタート。

 小山に値段付け、など。

 夕方から店内の1つと外の3つのペンダントライトのシェードを交換する工作。赤く(残念ながらオレンジに近い)なりました。もともと透過性があってぶつけてもすぐに割れないプラスチックで赤くしたいと思っていたが、去年橋本ハッチ倫史さんに千束の酉の市に連れて行ってもらい、その屋台の煌々たる照明のあり方に刺激を受けたことも一因。

1月9日木曜日。
 今後の連続出張買い取りのため、折りたたみコンテナ9つを空ける。混乱状態にある大山3つをあちこちへ移動、整理。

 夕方、ご近所様へ出張買い取り。想定外の多量。本棚の手前の列の後ろにもう1列あることに、お客様も気付いていらっしゃらなかった。パッと見の倍の量になる。
 周辺を徒歩で散歩なさることの多いお客様と、ご近所事情をお話ししあうことができて無性に楽しい。「あのスーパーのおばちゃん、おっかないよね〜」などなど。

 家の本棚のどこにあるのか見当がつかず注文したPHP文庫、養老孟司『脳の冒険』が届く。ある一文を探しているのだが、ぱらぱらしただけでは出て来ず。

1月10日金曜日。
 店の電話の子機が行方不明。
 午後出勤したノムが親機から子機を呼び出し、日本文芸著者名「お」の棚に刺さっているのを見つけてくれた。
 隣区へ出張買い取りへ。お年賀にご当地土産として鉄板の赤丸ベーカリーさんのラスク、小倉屋さんのおかきの雑司が谷セットをお持ちする。

 帰路、同業Xのお店をひやかしていたら、未読だった『まんが道 春雷篇』をせしめることができた。

 夜、山田太一のドラマ「本当と嘘とテキーラ」を観る。面白い、、、。山崎努、やっぱり凄い。

1月11日土曜日。
 セロテープの貼り替え的諸事、仕分け、市場準備。

 例年よりお持ち込みの買い取りが多い気がする。

 市場へ出品。
 内容も量も充実した、言わば当店にとって非常にありがたい定期的出張買い取り先のエースの方々への出張買い取りがこの1月に集中。今後が心配ではある。

1月12日日曜日。
 休眠して夜、古書組合支部の新年会を板橋の老舗ふぐ屋さんにて。1年で1番贅沢な食事。去年に続き、フグというのは牛、豚、魚、と並んで屹立する食材なのだな、と思う。
 参加者の方のお話しから、北部支部の深みを知らされる。ちゃらい若輩なのでちゃんと教えてはいただけない。
 ミミちゃん、メイシーちゃん、クルミちゃん、チャーちゃん、ミーちゃん、クロちゃん、ボルヘスちゃん、マリちゃん、サスケちゃん。古書業界の大ベテランたちが夢中になっている(いた)猫ちゃん、わんちゃんたちの名前である。
 帰路、酔って板橋駅周辺をうろうろと迷う。勘で歩いていたら大塚駅近くにいて驚いた。
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by ouraiza | 2020-03-25 01:52 | 工作 | Comments(0)
白い手    せと
12月30日月曜日。
 昨晩の納会では過労戦士タイタイからハイチオールC、ホワイトEX、エルシステインの良い効能について教わった。昨晩はその錠剤をタイタイからもらって飲み、今朝は店のとなりのローソン100で売られていることに気付いたばかりのローソンバリューライン「しじみ100個分のオルニチン入りみそ汁」を飲む。しじみのオルニチン、紅鮭のアスタキサンチン、ビタミンCのアスコルビン酸など、いたわりの片仮名が急に増えつつあり、狭い脳内単語部屋を圧迫する。

 長く寝て午後から『名画座かんペ』最新号のための表紙カット作り。昨日の失敗以降頭がまとまらないので、金沢でイラストの展示をしているムトさんのチラシの金魚の図を借りることにする。文言を入れて宣伝という名分も作る。
 出来上がったカットを店で表紙に案配し、嵐くすぐる先生の「おあしす」を配置して完成。

 町田に住んでいる兄が急に訪ねてきたので驚く。通信機器を持ち忘れ、池袋での忘年会の会場の場所が分からないので電話を貸して、もしくは検索せよ、と。ちょうど店にいる時間でよかった。

 さて帰ろうと店を出ると、そこにちょうど宮本くんが来てくれた。ちょっと散歩しようと”うちの本社”と愛称をつけたダイヤゲート池袋のデッキに上がって缶チューハイ片手にぐだぐだしていたら、宮本くんは新文芸坐で観る予定だった映画に遅刻、断念することになってしまった。日々中華料理店で水仕事をしている宮本くんの手の甲が、医療参考書『肌荒れ』内「最終段階直前」の症例写真みたいになっていたので、お詫びも兼ねて駅前の薬局で「ユースキンS」を買い、薬局前の路上でムトさんとふたりで宮本くんの両手の甲に塗りたくる。クリームの量が多すぎたのか、ごしごし塗り込んでもなかなか透明に馴染まず、日本の幽霊の恨めしやスタイルで両手を下げた宮本くんの手の甲がいつまでも白かった。よいお年を。
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12月31日火曜日。
 一昨日の納会で、全員をびっくりさせようと満を持して卓上に出した機種変更したばかりのアイフォン8だが、もっと演出して劇的にすればよかったなあ、と反省しつつ、設定。仕事に支障があるので新調したが、壊れた携帯電話を持っているとき、ああ、壊れているくらいがちょうどいいな、と思っていた。一つの可能な機能が次の可能をすぐに呼び、うるさい。ちょうどよさを保持したまま付き合っていけるかどうか。

 午後、買い物からの帰り道、雑司ヶ谷霊園の歩道に封を切っていないセブンスターが落ちていた。風が強く吹いているので供え物が飛んでしまったのだろう、と拾い上げて思い当たる。しかし膨大な量の墓石のなかの、誰が愛煙家だったのか。とりあえず近くの竹久夢二の墓前に戻した。

 夕方、アベンジャーズ追跡の現段階での最終回「アベンジャーズ/エンドゲーム」を観る。年内に達成できて嬉しい。

 年内に出席人数を報せねばならなかった組合支部の新年会会場になるお店へ電話をしたが不在。ホームページをよく調べると年内は昨日までの営業とあった。やはり、心残りを新年に持ち込むことになった。

 夜、紅白歌合戦などテレビ各局とユーチューブを浮遊。氷川きよしがかっこいい。

2020年1月1日水曜日。
 午後から近所の「いだてん」巡礼、嘉納治五郎像に拝礼しようと散歩にでる。護国寺を過ぎて文京区大塚、占春園という庭園内に朝倉文夫作、嘉納先生像は建っていた。さわやかな冬の大気に包まれた静謐な場所で、少し寂しそうではあった。どうしても脳内にいるのは役所広司さんなのだが、像を何周かしてつくづく眺め、信じられないことに電池がまったく減っていない新しいスマホで存分に画像を撮って、礼。

 散歩を進めながら、金栗足袋発祥の播磨屋跡を通り過ぎてしまったことに気付き戻るか逡巡して今度の課題とする。JR大塚駅付近からついに板橋駅に至る。組合支部の新年会会場となるフグ料理屋さんの入り口引き戸の隙間に、用意しておいた参加人数と報告遅延のお詫びを書いた書面を入れた封筒を差し込む。明けましておめでとうございます。

 さらに西日暮里まで歩き続け、古今亭志ん生が稽古をしていた諏方神社から景色を眺めて初詣。駅にてスタンプを捺し、『名画座手帳2019』の最後のページが埋まった。
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2020年1月2日木曜日。
 正月早々店を開けたらどんな様子なのか、初めて2日から開けてみる。18時まで。特別なフィーバーがあるわけではないがやらないよりはいい、という結論。

 去年の12月始め、数年前からずっと探していた姿のランプシェードを何気なく検索したら、AliExpressという中国の総合通販サイトに探しているシェードにとても近いシェードが掲載されているのを発見。すぐに注文したかったが念のためにアリエクスプレスでの通販についての体験談を検索してみる。全然違う物が届いたり、1年以上届かなかったり、届いても壊れていたり、安心できるやり取りではない証左とその対処法が列挙されている。しかし希望していた額よりも全然安く、送料も海外発送なのに無料。必要な4つを買って5千円かからない。無事に届けばラッキーと割り切ろう、と小一時間悩んだ末に注文。
 その電傘が、一ヶ月を経てついに今日届いた。ダンボールは少々凹んでいたが、同商品の色違いで挟んで保護してあったりして、中身は無事。注文時の商品画像よりも赤がオレンジ寄りだけど、赤いプラスチック製のシェード。なかなか見つからなかった。とても嬉しい。

 夜、新年恒例のムトさんの御実家でお母様のおせち料理をいただく宴。今年は古書信天翁センパイも一緒に。やはり八頭がとてもおいしい。年に1度の数の子。ムトさん宅の、20年間1度も足を踏み入れていない天井裏に眠っているはずの白い自転車。その開かずの天井裏に多分足を踏み入れたであろうハクビシンについて、など。
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2020年1月3日金曜日。
 『名画座手帳2019』から『名画座手帳2020』への移行ができない。2019年にまだ拾い残した落ち葉がある。

 出勤して、休日気分で思いつく業務だけをゆっくりする楽しい時間。

 ご来店くださった朝さんと新年のご挨拶。「評価が割れる時代」、「高速で回転する縄跳びにどう入っていいかわからない」、と手帳に朝さん語録を増やす。

 夜、昨日届いたシェードが今までに扱ったことのない仕様の取付口なので、東急ハンズにて現行のソケットをそのまま利用できるようにするための金具を物色。金具がダメならソケットまで取り替える必要がある。

2020年1月4日土曜日。
 正月気分であわてず思いついた仕事をするのみ。セロテープ台が番台にもう一つあったら産業革命が起こる!と興奮してamazonでポチる。など。

 夕方から実家にて清掃、片付け。必要あって父のアトリエに父の作品を観やすく並べる。
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2012年1月5日日曜日。
 午後早めに、約29.3km西へ数度目の出張買取りお預かりへ。ダンボール9箱ほど。毎回抜群に面白い内容で、それらが湧いてくる底知れない源泉を、査定の度に思い描く。
 帰り道のハードオフにて阪神タイガースの可愛い子供用ヘルメットを見つけ購入を悩むも正月で浮かれ過ぎだと反省して止める。

 夜、病院へ父の見舞い。
 
 

by ouraiza | 2020-03-11 03:46 | Comments(0)