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『名画座手帳2018』
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『名画座手帳2018』HP meigazatecho.blogspot.com
完売いたしました。まことにありがとうございます。

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by ouraiza | 2018-05-31 13:59
2018/5/29    のむのノミムメモ
twitterより。

5月11日
リツイート
5月12日
古書往来座、宝田明氏サイン入り&「宝田明かんぺ」付き『銀幕に愛をこめて ぼくはゴジラの同期生』、売り切れました…!
お買い上げくださった皆々様方、誠にありがとうございます❤️
尚、少しだけお時間をいただきますが、再入荷の予定もございます!

銀ゴジが…銀ゴジがテレビに。。

5月15日
『福耳』、泣ける。。オカマの宝田さんもですが、クドカンファン、田中邦衛ファンも必見ですぞ!

5月16日
不味い
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『真赤な恋の物語』と『嵐を呼ぶ楽団』はほんとに同じ梅次だろうか。

今回宝田明映画祭を企画するにあたり、シネマヴェーラ側が、宝田さんの映画祭でこれかけない訳にはいかないでしょ、とわざわざキネマ洋装店ラインナップから譲ってくださった作品が『二人の息子』です。
フィルムの状態は悪いです。でもだからこそ、観られる内に観ておいたほうがいいかも案件。何卒!

5月17日
地震、ちょうど妹(藤山陽子)の通夜に宝田さんが実家に来たとこで、ああこの名作を観ながら死ぬのも悪くないかもな〜、などと……。>二人の息子

自分の葬式の葬儀屋も沢村いき雄と小川安三だったらちょっと嬉しい、、

『世界大戦争』の星由里子は、当時17歳……ありえない!天晴れ!

今週の『週刊ポスト』の「ボイン特集」でこの写真を見ていたので、こないだの『嵐を呼ぶ楽団』では、朝丘雪路のおっぱいばっかりに目が行ってしまった。中田康子とどっちがボインなのかしら(『銀ゴジ』参照)と思いを巡らすも、2人とも粂子には敵うまい、との結論に達する。
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さーて、日付変わって本日、宝田明映画祭@新文芸坐、いよいよ楽日でございます!宝田さんの俳優人生を語る上でハズせない『放浪記』、石原慎太郎が宝田さんに当てて原作を書いた(役名は高田明)『接吻泥棒』の2本を、宝田さんのトークとサイン会と共にお楽しみください!!

日付変わって昨日、本特集でようやっと一万慈鶴恵のクレジットが。
『二人の息子』では、浜美枝のお母さん(?)で礼服(着物)、後ろ向き。『世界大戦争』ではフランキー家の近所のおばさんで割烹着。
ツー万慈鶴恵デー。

5月19日
近年、名画座で特集が組まれることのなかった宝田さんの特集上映を、宝田さんの本の刊行記念という、最高の形で企画できたこと。そして何よりそれを宝田さんがお元気なうちにできたことを本当に嬉しく思います。

今回のラインナップ、何人かの方から「狙ったとしたらすごい」と言われた案件がいくつか。
初日の『美貌の都』『香港の夜』は、母と娘のドラマもテーマのひとつで、奇しくもその日「母の日」だったこと。
『ミンボーの女』を上映した日が伊丹十三の誕生日だったこと。
『二人の息子』『世界大戦争』がどちらも北区のご当地映画で、宝田さんが育ち住んでいるのが北区であること。
編成のお手伝いをさせてもらった者としてはここで一発ドヤ顔を決めたいところですが、これぜ〜んぶ単なる偶然でーす。
みんなそういうの、よく気づくねえ。そして、『世界大戦争』を上映した日の夜中に星由里子さんの訃報。楽日に上映した『接吻泥棒』が奇しくも追悼になったこと。ラピュタ阿佐ヶ谷の『戦国野郎』と併せて、これも悲しい偶然でした。
これら全て、偶然とはいえ、なにか大きな力が働いたんじゃないかみたいな、不思議な気持ちです。

JAZZ喫茶映画館さんから出版祝いの差し入れを頂いたので、これよりビールおばさん化させていただきます。
か〜〜ッ、うンめーーーっ
強力な助っ人(アトロクの古川〈コガワ〉さん)の出現により、先ほど無事全5本、飲み干しましてございます。ごちそうさまでございました。

5月23日
ヴェーラ、女子トイレに、列!!

えんちゃんにのむさんは何を確認しに来たの、と突っ込まれました。>粂子と雪路の共演

5月24日
どうなることかと思ってましたが、みなさんお楽しみいただけたようで嬉しかったなあ。
今度の6/3もどうなることかと思わないでもないですが、きっと楽しいイベントになるのではないかと〜♪
ご予約はどうぞお早めに!!(入門編、鶴恵クラブ共に)
5月25日
『トラベシア』vol.3、キターーーっ!首を長くして待っておりました。早く読みたい、早く早くゥ〜!

「銀幕に愛をこめて ぼくはゴジラの同期生」が都内の図書館に蔵書され始めてて感激。。
小さい頃、図書館ごっこが大好きで、自分の本の後ろ見返しに貸出カードポケットをテープで付けて遊んでた(古本屋で働く今、その頃の自分をシバきたい)。
本当にいろんな図書館の蔵書にお世話になってできた本なので。

5月26日
銀ゴジのAmazonランキングがちょっぴし上がったみたいなんだけど、九州の姉が3冊買ってくれたのが反映されただけかな〜♪

そういや昨晩びっくりガードんとこ歩いてたら、前からチウラさんが歩いて来て、わ!って嬉しくなってじーっとニコニコ(ニヤニヤ)しながら見てたら、あと50センチってとこで別人だと気づき慌てて微笑み(ニヤケ)を引っ込めた。

リツイート
橋本倫史個人刊『月刊ドライブイン』vol.11、古書往来座入荷いたしました!
「海辺」と「川辺」と。岩手「レストハウスうしお」の磯ラーメン、食べたすぎる。。
『月刊ドライブイン』は、腹が減ってるときに読むとツラい思いをします。税込500円。
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\おかえり、アキラ/
大変長らくお待たせいたしました!
宝田明氏直筆識語署名入り・のむみち作「宝田明かんぺ」付き『銀幕に愛をこめて ぼくはゴジラの同期生』(宝田明 著/のむみち 構成/筑摩書房 刊)、古書往来座再入荷いたしました〜〜!!数に限りがございますので、お早めにどうぞ♥

5月27日
「銀ゴジ」完売いたしました……!!
また再入荷の手配をするつもりですが、入荷時期は未定です。宝田さんのサイン入りを激しくご希望の方は、前もってご予約いただければ取置きいたします!

5月28日
\週刊ポスト本日発売/
今週のチームPCRは、パツキン秋本センセが『男と女、モントーク岬で』よりニーナ・ホス、妄想兄さんの碇本さんが『馬の骨』、週かんのむみちが『遊撃戦』より第9話「十万元の戦い」です(無理矢理いき雄♥)!村西とおる特集やヌードグラビアで田中真理らも。シクヨロよー

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バンザーイ
「銀ゴジ」、わが豊島区立中央図書館に所蔵されましたー!!しかも貸出中。。司書さんたち、巻末の「豊島区立中央図書館」クレジット、気づいてくれたかなあ

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by ouraiza | 2018-05-30 02:25 | のむのノミムメモ | Comments(0)
X線    せと
5月25日(土)、26日(日)に開催される第13回東京蚤の市に出店なさる古書信天翁さんのブースの一角に間借りしまして、医療系小物類を販売いたします。 21日月曜。休眠して午後、病院へ父の見舞い。アイスの実ぶどう味と桃味。父の彫塑作品にご注文をいただいているのだが、それだと思われる作品画像を見せたら、これは俺のじゃねえ、と言い出す。次回実物を病院に持って行かざるを得ない。
 夜から東京蚤の市古書信天翁さんブース間借り作戦の医療小物類を方向付け、清掃、値段付け。レントゲン写真を病院が保管しなければいけない期間は5年間。封筒に書かれた撮影日を見るとだいたい40~30年前、氏名などの個人情報にあたる部分を廃棄すれば商品化も可であろうと判断。高濃度の個人情報だとも言えるが。未来人が掘り出して旧生命体生態研究の一助にしてくれるだろう。

 22日火曜。イレギュラーシフトで遅番だったが昼から出勤して医療グッズ準備の続き。医療グッズ、もっと広告的に言えば、昭和30年代から平成にかけて営業なさった町のお医者さんが残したカケラたち。
 夕方から店番して市場の準備。ネットの発注が多めで嬉しいのだが、公費の書類作成で消耗。お客様からいただいた缶チューハイ数本で酔い、本を縛るちょうちょ結びも上手くできなくなったので帰宅。

 23日水曜。霧雨と粒雨が交互に降るので外棚の配置に悩んで消極的なクロスガード。顔はガードしたがボディががら空き。
 市場準備の続きをして車に積む。
 要町公徳堂さんへ備品買い出しへ。
 大島弓子、わたなべまさこなど漫画メインな中山を値段付け。
 帰宅してまた猫のゲロを踏んだ。


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by ouraiza | 2018-05-24 13:50 | Comments(0)
HR    せと
 12日土曜。夕方から和光市のバッティングセンターで準備して草野球団ホトトギスのナイター。人生初のホームランを打つ。草野球なのでフェンスオーバースタンドインではなく、打球がセンターの頭上を越えて必死に走ったランニングホームランではあるが。熱望していたことなので嬉しくてバンザイして泣きたかったがチームメイツの手前なるべく浮かれるのを抑える。混乱していてボールをもらうのを忘れてしまった。7年で40試合、154打席目での出来事だった。いつも試合手配、出欠調整で腹を痛めているキャプテン内田くんのおかげである。3年に1度くらいあるうなだれないで歩く帰り道、駅から出てビックリガードをくぐりながら、いつもの帰り道が違って見えるぜ、と思った。

 13日日曜。休眠して午後、火曜日から預かっている4匹の猫と遊ぶ。夕方から店で先週末にお預かりしてきたブツの方向付け。

 14日月曜。店にて養護施設に提出する書類作成。
 へとへとになってなにかリフレッシュ材料をと探しているとノムが映画を観に行くというのでついて行く。久しぶりの新文芸坐にて宝田明さん主演の「緯度0大作戦」(1969東宝)を観る。普段全く観ることのない特撮ものだったがとてもおもしろかった。映画を映画館で観るワクワク感というのはすごいものだ。ノムが毎月発行している『名画座かんぺ』は一応そのワクワク感の一助を担っているわけで、なるほどなあ、と思う。
 観終わって友人Pさんも合流して居酒屋へ。名言メーカーPさんから「商売と生業の違い」、「尿意、ドン!」をいただく。

 15日火曜。中山の方向付け、お持込み中山の査定。
 実家にて軽い会議。42歳プアーメタボハゲが母親にホームランを自慢する。

 16日水曜。お客様からご近所にあった老舗の名店、新潟料理の田舎家さんが閉店なさったことを聞き驚く。数回食事をさせていただきとても美味しかった。「わっぱ飯」の発祥のお店だと聞いた。
 夜、次に工作する棚についてかんがえる。スケジュールが難しい。

 17日木曜。市場行きの準備を始める前、夕方早めの時間にAさんが来店し、さてそろそろ、、、なにか飲みますか、、とおっしゃるので、ちょっと早いけど飲んじゃお、と軽い気持ちで缶チューハイを飲み、あそうだ、市場に出品に行くはずだったのにアルコールを入れてしまっては運転ができない、ということで何もせず。
 缶チューハイを飲みながらAさんが熱心に検索なさり、西部劇で風に吹かれてころころ転がっている丸い草というか枝のことを「タンブルウィード」と呼ぶことを教わる。

 18日金曜。秋田からお母様が、東京の予備校を一年も通っていないのに辞めたいという息子さんを説得するために東京に来て、ついでにご来店。「私なんかちょっと説得に来たんだけどもう秋田に帰りたくないわ、ずっと東京がいい〜〜、うちのバカ息子なんで帰りたいなんて言うのかしら」などなどをお聞きする。「さて決戦だわ」、と息子さんのアパートへお帰りになった。東京に留まれ、というお母様のご意見は珍しいのではないかと思った。

 19日土曜。夕方、合羽橋のレンタルシアターで、店で一部シーンの撮影をした映画の試写会。通底する明るい触感が心地よい映画だった。撮影がちょうど『名画座手帳2018』の売り出し真っ最中の時期で、その大きな宣伝の旗が画面中央に堂々と映り、なんだか可笑しい。

 20日日曜。昼から、来週末、第13回東京蚤の市で古書信天翁さんのブースの一角をお借りして出品する予定の医療系ガラス備品類を風呂で洗って干す。「沃度チンキ」と書かれた瓶からこぼれた真っ赤な液体で手が染まる。
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by ouraiza | 2018-05-21 01:40 | Comments(0)
薄明光線    せと
 1日火曜。店前の路上に捨てられている濡れた黒い靴下と鬼ころしの空きパックとバナナの皮と得体の知れないベトベトしたビニール袋を処理して、ほんと池袋って空気に触れるだけで腐るんじゃないか、卑小で醜い街だ、、、と思いながら開店して諸事。
 週末にご注文いただいた商品を郵便局へ持っていく。仙台で聞いたネットをメインになさっているお店の平均注文数の10分の1以下の数。
 中山に値段付け。別の中山を方向付け。
 三日ぶりの店が愉しくて父の見舞いをサボる。
 極ご近所様へ出張買取りお預かりへ行き、急いで帰宅してラジコでのむみちが出演するラジオ番組を聴く。『名画座かんぺ』のことをパーソナリティの宇多丸さんが「かわいい」とおっしゃってくださり、瓶ビールをもう一本空ける。

 2日水曜。ゴールデンウィーク中だからだろう、お持ち込み買取りが多い。お預かりした大山を査定、方向付けした後、数個の小山をミックスして方向、値段付け。
 父親の見舞い。アイスの実ぶどう味。鼻毛を切ってくれ、というので電動鼻毛シェーバーで切る。替え刃部分を掃除しようと本体から外して広げたティッシュペーパーの上に溜まった鼻毛をトントンと落とす。その時、なにかの拍子にぼくは息を大きく吸ってしまった。口の中で父親の鼻毛がジャリジャリ鳴った。

 3日木曜。開店して諸事後、あわてて溜まった市場行き商品を準備するが、ゴールデンウィークで会館が閉まっていることを忘れていた。車に積む直前に気付いた。

 4日金曜。引っ越しをする調布の友人タケちゃん宅へ、タケちゃんが手作りした本棚をいただきに行く。中央道を走っていると雲の隙間から複数の光線が地上に向けて差し込んでいて幻想的。レンブラント光線だ、と手伝いのムトーさんが言った。5本の細めで頑丈な本棚、かっこいい。

 5日土曜。調布のタケちゃんからもらった本棚を浦和の宮本クン宅へ届ける。車が浦和に入り指示通り細道を行こうとするとことごとく一方通行で進路がなくなったので路肩に停めてよくよく確認すると、ナビをしてくれていたムトーさんのスマホのマップ設定が徒歩モードだったのだ。
 二人とも蔵書量が多く、相当な重量を抱え続けるタフな本棚の引き継ぎを見る。宮本クンから味噌味の柏餅をいただく。とてもおいしい。
 夜、9日に発売予定ののむみちが関わった宝田明さんの御著書『銀幕に愛をこめて ぼくはゴジラの同期生』(筑摩書房刊)の限定付録にする「宝田明かんぺ」の表紙カットを彫って刷る。

 6日日曜。隣町の医院お片付けのお手伝い。医院部分はだいたい終了し、その2階と母屋へ範囲を移す。食器、編み物、裁縫道具類。夜、地元のお寿司屋さんにて、ご主人からその地でご商売を長年なさっている視点からの開発計画史をお聞きする。愉しくて過飲。

 7日月曜。「宝田明かんぺ」の表紙が完成。彫刻刀でペンのように風景スケッチをしてみたいなと思う。
 えっっもう明日が8日じゃん。と驚く。9日発売予定の『銀ゴジ』を、構成したのむみちが勤める店として一日早めの先行販売を8日にしようか、という、決定と言うほど固まっていない発案があった。のむに尋ねると「宝田明かんぺ」の内容が1行もできていない、とのこと。のむがやってきた本体の制作の詰め、発売に向けた多方面への準備、ラジオ出演などの宣伝活動、ゴールデンウィークが明けたばかりの倦怠感、などを鑑みると、この呆然感もモハメドアリ。先行販売はやめて通常通りにする。 

 8日火曜。店内でお客様が飛んでいる虫を手で払う動作をなさっていたので帳場の隅に置いている虫網を手に取るが、虫はすでにいなくなっていた。
 夕方から『銀幕に愛をこめて ぼくはゴジラの同期生』を販売する棚を準備。
 父の見舞い。コロッケとアイスの実ぶどう味。

 9日水曜。『銀ゴジ』発売準備のため早めに出勤すると、すでにノムが来て限定付録「宝田明かんぺ」作成の大詰め作業中。開店時間の12時ちょうどに原稿が完成しコンビニへコピーをしに行き、戻ってきたところで『銀ゴジ』ご購入の最初のお客様がいらっしゃった。

 10日木曜。ゴールデンウィークの遊興感覚からまだ抜け出せずにやる気スイッチがショートして電流が流れない。
 極々小山の束見本を値段付け、配架。
 いつも父の見舞いに行く病院の近くへ出張買取りお預かりへ。写真、カメラ関連、ザッパ。お客様から缶ビールをたくさん頂戴する。なんとありがたき。

 11日金曜。ご近所の郷土誌フィールドワーカーHさんから、Hさんのとある新発見についての続報をお聞きする。そういうことをどこに伝えたり保存を訴えたりしたらいいのだろう、と悩む。
 父の見舞い。早い夕飯時間、16時半に初めて間に合い、要請されていたちりめん山椒ふりかけ供給に初めて成功する。一口で飽きた父はアイスの実ぶどう味がなぜ無いのだ、と言う。
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by ouraiza | 2018-05-17 16:10 | Comments(0)
港    せと
 4月28日土曜。早朝の新幹線に乗るため5時に起床。料理番組で土井さんという方が白身魚のオムレツとマッシュルームの味噌汁を作っていて、なんと美味そうな、と目を覚ます。
 店に寄って荷物などを準備し駅に向かう道中、普段履きのクロックスから一張羅の靴に履き替えるのを忘れていることに気付いたが店に戻っている時間はなく諦める。去年仙台に行ったときと全く同じミス。夜勤明けの宮本くんと大宮駅で合流。
 ブックオフで買ったレイバンでキメて久しぶりの仙台でびしっといこうと、サングラスをかけることに挑戦していたが、なんだかかっこつけてる心性が自分で耐えられなくなってきて途中で放擲。慣れるのは難しそうだ。

 行ったことのなかった、いや、去年コボスタジアムには行った、仙台の東側の、若林区新寺という地域で開催されている「新寺こみち市」に出店なさっているブックカフェ火星の庭さんのお手伝い。火星の庭さんが参加なさっているBook! Book! Sendaiというイベントが10周年を迎え、今年は毎月開催されている「新寺こみち市」の一角で祝賀的に開催されるという趣旨。
 東側というのが新鮮でもっといろいろ歩いてみたいと思う。持っていった仙台周辺関連紙モノでは塩釜が人気だった。郷土史に興味をお持ちのお客様たちが戦前の絵葉書やパンフを手にいろいろ熱心に教えてくださる。塩釜の埋め立てのこと。仙台駅前にあった仙台ホテルや芭蕉の辻のこと。春の陽がさす気持ちのよい午後に、とても愉しい時間だった。水を買いに自動販売機を目指してふと会場から抜けると、道端に見たこともない大輪のタンポポが咲いていた。

 29日日曜。昼、昨晩の打ち上げで飲み過ぎはしゃいだことによる内向的呪詛が漏れ出ぬよう奥歯を抑えながら(「死にたい」発言1回100円という賭けをムトさんとする)、仙台駅横の展望テラスから仙台の西と東を見る。太白山の突出感すげぇと思いながら二日酔いが気持ち悪くテラスの端のベンチで寝る。

 仙台で運営されている伊達バイクというレンタサイクルシステムで移動をしようとその集積所に行ってみたが、登録にはスマホでなんらかの操作が必要なようで、バッテリーが10分も保たないスマホでは無理だと諦める。
 火星の庭さんにてセイロンカレーとバナココシェイクで癒されてから、元往来座店員のうすだ王子を訪ねて遊ぶ。すぐ近くを何度も通過していたのに知らなかった「花京院(かきょういん)」という地域を歩くことができた。
 前日からずっと付き合ってくれている仙台の新派美術系ネット(実は店あり)古書店、古書水の森さんの、歪んだ自意識の軋みから滲み出た眩惑のバイブスに撃たれ続ける。その水ちゃんからDJ機材、ミキサーの「ウーレイ」について教えてもらう。さっぱりわからなかったけど欲しい。

 うすだ王子の風通しのいい空間の作り方や、打ち上げで聞いたアブクマさんのご商売のお話、水の森さんの偏執的写真集の店、火星の庭さんの破顔と懊悩などに触れ、古本屋ってもっと広々とした感覚で自由にやっていいんだな、と勇気をもらう。
 夜、ぶ厚い焼肉は焼け具合が視えない、と知る。

 30日月曜。仙台で必ず食事する立喰い寿司店のシャリが若干小さく細くなっているように思う、と言うと、「羽生結弦クンが細いからだろ、シャリのユヅ化じゃん」と同行していたムトさんが興味なさげに言った。確かに仙台では羽生さんの祝賀パレードがちょうど一週間前にあったばかりだ。

 とりあえず仙台港の端から海を眺めることを目指して仙石線に乗り、中野栄駅から散歩。なんとなく潮を含んだ空気を感じながら、3年前に仙台から塩釜まで約6時間かけて歩いた宮本くんに見覚えの有無などを尋ねる。三井アウトレットモールを通過して観覧車に乗り、仙台港中央公園の山頂で休む。観覧車からの眺めでうすうす気付き始めていたが、仙台港は「港」ということばから脳天気な観光者が安易に連想していたいわゆる「漁港」ではなかった。「港の種類」によると日本に18箇所ある「国際拠点港湾」の一つで、大企業の倉庫なのか運輸の拠点なのか、広い敷地がそれぞれ鉄柵で仕切られ、その横を大きなトラックが走っている。カモメの声をコーラスに、海原に遠い目を向けシッティンオンザドックオブザベイ、という環境ではなかったが、一箇所作業中のタンカーの横で釣り人たちがヒップホップを聴きながら釣りをしているスポットを見つけそこに佇み、海気分をかなり片付けることができた。
 祝日だからかたくさんの釣り人で賑わっていた公園の釣りスポットでふと尋ねると、釣れるのはアイナメ、イワシ、シャコ、他失念。釣果が確実にありそうな手応えのある雰囲気が漂っていた。おばあちゃんが恐る恐る竿を上げ、糸の先にぶらさがる小さなイワシをおじいちゃんがひやかし、お孫さんが竿を上げるおばあちゃんを手伝う。

 目的の一つだった、路上のカケラ拾い、も成果があった。赤錆のボルト、ナット、ワッシャー、クギなど。歩道の植樹帯にネコジャラシが群生しているが、ベルベットような手触りの、密で重量感のある、初めて見る種類のネコジャラシだった。ネコジャラシではないのかもしれない。後に調べたのだがわからない。
 散歩道と言うよりはトラックの行き交う車道だが、時間切れで行けなかった港の東端にいつか行ってみたい。
 帰りの仙石線車内でスマホを立ち上げ、仙台港周辺のの7年前の被災状況を検索し言葉をなくす。さっき缶チューハイ片手にふらふらしたばかりの、午後の光を浴び子供たちがバーゲン台の周りを走り、カップルや家族連れで賑わうアウトレットモール。

 夕方から火星の庭前野さんと古書水の森の水ちゃんたちと仙台駅近くで再び乾杯。前野さんが水ちゃんが着ていた自称GUCCIの白いパーカーに黒ビールをぶちまけ、トイレの水道で洗う。タバコを吸いに外の喫煙所へ行こうと席を立ったとき、水ちゃんの白いシャツにもビールの黒い染みが浸透しているのが見えたが黙っていることにする。駅前まで見送ってくれたユヅ化している前野さんとびしょ濡れのパーカーを着た水ちゃんとハグ。2時間半後には蒸し暑い池袋にいた。
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by ouraiza | 2018-05-12 03:23 | Comments(0)
2018/5/10    のむのノミムメモ



twitterより。

5月9日
『銀幕に愛をこめて ぼくはゴジラの同期生』(宝田明 著/のむみち 構成/筑摩書房 刊)
古書往来座、スペシャル売り場が完成いたしました〜〜〜ッ!
宝田明氏による識語署名入り、古書往来座限定付録「宝田明かんぺ」付き!
税込2160円です
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4月28日
「銀ゴジ」先行販売、売り場完成しました〜!@北とぴあ「伊福部昭百年紀vol.6」
宝田さんのサイン入り、限定50部です!!!

完売いたしました!!!

【伊福部昭百年紀vol.6@北とぴあ】
惚れました、オーケストラ・トリプティーク。特にティンパニとピアノの方々と指揮者の水戸博之さん!
宝田さんのタクトも大変サマになっておりました
吹奏楽でやってたトロンボーン、やめなきゃよかった、と初めて思った昼下がり。伊福部昭、バンザイ

宝田明映画祭チラシ、今日のイベントでも挟み込みがされていましたが、古書往来座でも配布開始いたしました!
宝田さんのこの二枚目っぷり。。(ため息)
尚、解説はおなじみ若井信二さんですが、執筆の際に該当作品の「銀ゴジ」のゲラをお渡ししており、大変に熱の入った解説を書いてくださいました!
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4月29日
自撮りが地鶏にしか聞こえない宮崎県人です。。

本日のかんぺ作業を終え、今しがた帰宅したら、『ジャックと豆の木』第5号が届いてたー。リニューアルされて、非常〜にわたしがヨワい感じのデザインになってて感動……!(デザイナーは桜井雄一郎さん)
あ、そういえばわたしベストテンに参加したんでした(誌面デザインに見惚れてて忘れてた笑)。
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そもそも紙媒体が「ひと回り小さくなる現象」に弱い。

4月30日
【名画座かんぺ「銀ゴジ」号】
完成いたしました〜〜〜〜!!
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5月1日
アトロク「名画座特集」、お聴きくだすったみなさま、ありがとうございました!!
づ が れ だ ー

5月2日
昨夜のアトロク、写真音声、諸々UPされたようです。聞き逃した方いらっしゃいましたら
(宇垣アナの目、わたしの3倍くらいある……きゃわ〜)
5月3日
みなみなさまがた、何卒何卒、よろしくおたの申し上げます……!
太田(和彦)さんより「銀ゴジ」むさぼるように読了のメール届き、泣きそう。。
ちなみに実家の父親からも電話がありました。「字が小さい」とのことです。。

5月4日
【名画座かんぺ5月号・誤字ッター】
すみません、やってしまいました、、
深く考えず目の前の文字を書き写した結果、、、
「今月その他の上映会など」の労働鑑賞映画会の上映作品名、鎌田→蒲田、でした。

リツイート
遠くの親より近所のゼロリーマン
5月6日
そういえば。
先日「尾崎世界観」が表紙の本を手に取ったお客さん(年配の女性)に話しかけられて、なんか話が噛み合わないなあ、そもそも尾崎世界観って年配の方にも知られてるんだスゴイなあ、と思ってたら、そのお客さんは「尾崎(豊の)世界観」についての本だと思って話してたみたい。

5月7日
実は、先週の火曜日は、こちらの収録もあったのでした!
明日正午、オンエアです〜〜📻(ラジコでも聴けます)
こちらの収録の方が先だったので、収録とはいえ、宇多丸さんのときより緊張してるかな、、ひー。。
https://twitter.com/radionikkei_jp/status/993416005429809152

リアルアナウンサーの喋りを間近で見たのはこの時がおそらく初めてで、その発声(呼吸とか)にちょっと感動。中野アナ、カッコ良かった!

5月8日
『銀幕に愛をこめて ぼくはゴジラの同期生』、Amazon「在庫あり」になりました!
みなさまよろしくよー!
「閲覧に基づくおすすめ商品」で、小西康陽さん責任編集の『いま見ているのが夢なら止めろ、止めて写真に撮れ。』が一緒に並んでるのがとても、とても嬉しい。

5月9日
「宝田明かんぺ」はオモテが「宝田明と◯◯」シリーズ、ウラが「出演監督リスト」「共演女優リスト」「共演男優リスト」となっております。
お楽しみに
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あ。。ありがとうございますっ
坂口さん、ありがとうございます!
こんな風に書いていただき、感激。。

リツイート


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by ouraiza | 2018-05-11 01:37 | のむのノミムメモ | Comments(0)
蜂    せと
 22日日曜。正午に極ご近所様へ出張買取。美術全集端本など。UFOキャッチャー景品は遠慮する。
 午後、原宿にて買い物。ホープ軒の大盛りチャーシュー麺で腹がボムしそうになりながら建設中の国立競技場を眺める、など。
 夜、テレビゲーム『ICO』がエンディングを迎える。静かでとてもいいゲームだった。クリア特典で2周目もできるとわかり嬉しい。

 23日月曜。昼、ビバホームで備品調達と下見。
 月末の仙台行きに備え、早めに「名画座かんぺ」の表紙カットをかんがえ始める。
 店で時間を浪費しているうちに夜になり居酒屋バシトン。青汁ハイにレモンを絞ったグリーンレモンハイを定番にしつつあったが、青汁ハイの料金にカットレモンの料金が加算されるという当たり前の事実に気づき、方向転換の協議。ハリルホジッチ監督は継続するべきだし、これで政治家官僚の信頼は地に墜ちた、っていやいや、今まで墜ちていなかった時なんかないじゃんベイベー。

 24日火曜。開店して諸事後、大山の一角である小山を値段つけ。
 仙台の催事に参加させていただくとき、ご常連で紙モノコレクターのNさんに「仙台に関するものなにか、、、」とお願いしておくと膨大なコレクションの中から仙台関連だけを選んで持参してくださり仕入れさせてもらっていたのだが、前回で「もう仙台はない」とのことだった。今回念のため「もうないっすよね、、、?」と尋ねていたら数日後、やっぱりあった、とのことで、絵葉書とリーフレット類、吉田初三郎ではない鳥瞰図を仕入れさせていただく。
 夜、病院へ父の見舞い。アジフライ、いちご。

 25日水曜。大山の切り崩しの続き。
 夕方、表と裏の両面を見せたい柔らかな紙モノの台紙にするA4判くらいの透明な塩ビ板を探して池袋を巡る。手頃な消耗品値段では見つからず、結局いつもどおり、100円ショップのA3判プラスチックカードケースをカッターで切りまくる。
 名画座かんぺの表紙カットを彫って刷る。

 26日木曜。午後、市場の準備をして出品。
 仙台関連紙モノの商品化に没頭。戦前の絵葉書に「芭蕉の辻」が多い。芭蕉の辻とはなになのか、検索するよりも現地で現地の人に尋ねようと思う。

 27日金曜。鳩ほどの大きさのスズメ蜂に追われ、いざ対決、というシーンでぼくの攻撃をかわしたそのグロテスクな蜂が急接近して額に停まり、ミュートされたトランペットみたいな叫び声を上げながら目が覚めた。
 旅行前の”目の前の事象をすべて解決して気がかりを一つも残してはいけない症候群”を必死に抑えつつ、中山の方向付け、値段つけ。
 なぜかご近所の常連さんが持ってくる粗大ゴミ、棚板や突っ張り棒や衣装ケースなどが溜まったので電動丸ノコで斬る。鉄も斬れる刃が便利。

新入荷販売中。昭和10年、満州国皇帝陛下奉迎記念メダル。
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市電二十五周年プレート(文鎮?)
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by ouraiza | 2018-05-05 00:12 | Comments(0)