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カテゴリ:工作( 204 )
REDLED
2月18日月曜。
 夕方まで休んでから仙台から来ていたMさんと会う。尋ねるとこの会合のためだけに東京に来たと仰っていたのだが、ほんとなのか中年古本屋を喜ばせる若者のテクなのか特有のギャグなのか悩む。Mさんに誘っていただき仙台のシェアオフィス施設内、約1mの幅の棚でほんのりと本の販売をさせていただくことになりました。https://twitter.com/kaseinoniwa/status/1103966169654943744the6。キアズマ珈琲さんで会議後、目白駅へお送りしながら、Mさんが静かに放つ仙台の波動が懐かしく楽しい。
 夜、いだてん、夢千代日記最終話観る。

2月19日火曜。
 夜、病院へ父の見舞い。

2月20日水曜。
 急に思い立って、数年前にフタのサイズを間違ったまま作ってしまい使っていなかった小箱を修正改造。スプレーで赤く塗って新しいキャッシュボックスにする。店番タイタイがよく磨かれた眼鏡の縁をキラッと光らせて「赤字、ボックスですね。」と言う。
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2月21日木曜。
 夕方から信天翁さんにてお片付けお手伝い。終わってセンパイを池袋に連行して居酒屋バシトン。帰路、禁忌を破って夜更けのラーメン。

2月22日金曜。 
 「あまちゃん」を観終わった友人ペッペから、今年の4月1日は、あまちゃんの第1話が放送された2013年4月1日と曜日が同じで月曜日である、と教わる。細馬宏通さん著、あまちゃん関連本中の傑作『今日の「あまちゃん」から』では、NHK連続テレビ小説における曜日感覚を大切にする視点があった。今年もしあまちゃんを4月1日から1日1話ずつ観直せば、放送当時と同じ曜日感覚を得ることができるのだ。(しかし!これを記入している3月25日現在、「あまちゃん」はNHKオンデマンドから消滅してしまっている、、、、)。DVDが欲しい。

2月23日土曜。
 これで5回目くらいだろうか、赤いLED電球への挑戦。安定して点灯し続ける40W相当のカラーLED電球が無かったのだ。無かった、というより出会えなかったのだろう。先日Amazonで注文した電球が届いたので装着。今のところ過去最長で好調。以前よりも種類が増え価格が安くなっている。

2月24日日曜。
 夜、なかなか伺えなかった千駄木ペチコートレーンさんでの多岐祐介先生のトークゼミを受講。「What is life」と「How to live」、のこと。胸熱くなる。『文学界』創刊時の同人たち、異邦人論争、和風総本家。
 帰路立ち寄った鴬谷信濃路にてニラタマを食べながら、ムトさんが『つる姫じゃ』から受けた影響について聞く。
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by ouraiza | 2019-03-23 14:12 | 工作 | Comments(0)
標    せと
1月28日月曜日。
 体調回復し午後から出勤、新しい看板作り、というか古い店頭看板の改修に勤しむ。
 記録によると約11年半前、2007年6月に作ったもので、ここ数年は文字のペンキが剥がれて即時の判読不可、サインの意味を成さないただの置物だった。ただの置物であってもぼくには愛着がありオブジェのつもりで使っていたが、それを毎日店の外と中へ出し入れする店員ノムとタイタイから徒労!と糾弾されての今回の改造。どうせなら11年半より長持ちさせたいので金属を使うことにした。
 古い看板の板をはぎ取って骨組みだけ残す。ボンドを使わないことがこういう時役立つ。
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 「きりいたドットコム」さんで切ってもらい届いた鉄板に、文字サイズに合わせてクリッパーで切断したアルミの棒を一旦はセメダインで貼付け、アルミと鉄板を貫通させた穴をドリルで開ける。ドリルの衝撃ではがれたセメダインを塗り直しボルトで留める。
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 赤く塗装した骨組みに装着する。錆びる鉄とほとんど錆びないアルミの経年によるバランスの変化が愉しみ。
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 重いので裏面は骨組みのままにしようと計画していたが、耐久性の問題で格子模様を彫った板を一部にはめることにした。
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by ouraiza | 2019-02-04 22:18 | 工作 | Comments(0)
タブ    せと
1月4日金曜。
 『名画座手帳2018』から『名画座手帳2019』へ移行したいのだが、去年から引きずって未解決な情報をメモしているので書き写す事項が多い。荷物の多い引っ越し。
 それにしても『名画座手帳2019』でついに念願かなって変更できた「赤の色味」が嬉しい。ちゃんと赤い。

 保留物の商品化。

 一昨年の年始に作ったゴミ箱に改良点があったので改造。背を低くしてキャスター装着。
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 夜、古書信天翁さんへ新年のご挨拶。途中立ち寄ったほうろうさんで漏水現場に遭遇しつつご挨拶。漏水、唸る。
 信天翁さんで痛飲、今年一番最初の新しいメモは「リゾバ」だった。

5日土曜。
 保留物の商品化。
 病院へ父の見舞い。
 「古本」を英訳する際の新しい(とは限らないが)言い方を思い付く。もうすぐやるつもりの看板改造時に使える。

6日日曜。
 店でパソコンの作業。
 遊びに来てくれた宮本さんと散歩。東急ハンズで手帳用のペンを物色して購入。DELFONICS、いかす。
 売っていた「ワンプッシュでタブが作れるセロテープ台」の「タブ」とはなにか、皆でかんがえる。商品をいじっているうちにわかった。「引っ張るところ」である。セロテープの端を折ってその部分だけ接着させず引っ張って剥がせるようにしておく時。その折った部分が「タブ」なのだ。「耳たぶのたぶか!」と思ったがそうではないようだ。プルタブのタブ。wiki
 西口の酒場、大都会へ。200円のそばが美味しい。中華食材屋さんで花山椒ピーナッツを買って宮本さんに無理やり持たせ、スタバ。
 去年の11月くらいからだろうか、居酒屋で安上がりに火照った帰路、スターバックスに寄ってシナモンをたっぷり振りかけたホットラテをテイクアウト、「うめぇ、なんだこれは、うめぇぇ」と飲みながらよろよろ帰ることが我々の間で流行している。

 深夜、NHKオンデマンドで「いだてん」鑑賞。大河の調べの中のクドカン節。おもしろい。

7日月曜。
 新年会予約の件とそこから派生する件、父の病院の件とそこから派生する件、取材後の記事チェック、などで方々へメールと電話。
 夕方ご近所様へ出張買取りお預かりオリコン4つ。
 脳がくるくるするので見舞いをサボる。

 ここ数ヶ月の読書。山本ぽてと『山盛りポテト』(踊れないっておもしろい)。『藝人春秋』(2も早く読みたい)。多田富雄『寡黙なる巨人』(そうだったのか、、病後の意志について想う。老後に倒れた後、希望を見出だせるだろうか)。早川義夫『心が見えてくるまで』。森田進『深沢七郎回想録』(回想、というか予想もある)。山下澄人『しんせかい』。
 

高柳重信 俳人宛 賀状。
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by ouraiza | 2019-01-08 21:49 | 工作 | Comments(0)
34mmの後退    せと
12月10日月曜日。
 午後から先週末に組み立てだけした工作物の塗装。スプレー缶の「RED」でいつも間違う。半分ほど残っていた「DEEP RED」で補って完成。入り口横に置くシンプルな面陳ボード。前に倒れてこないよう底に後ろに傾くカマセを固定している。

 夜、古書組合の合同会議。新年会案内を確認して一斉FAXのお願いをする、など。組合専用の封筒や組合員の住所が印刷されたタックシールをもらうことができる、など、未知の事務領域が多い。マニュアル化されていないのでその都度探り探りなんとなく進む。

12月11日火曜。
 ひとつの作業に専念しようという目論見は必ず外れる理。ネットバンキングを使うクリックポストの発送ができなくなったのであわてて各所を調査。うっかりしてクレジットカードが停止されていた。

 夜、実家にて母親に叱られる。帰路運転中、人生への遅刻、というワードが川越街道のガードレールから飛んできて左肩から右肩へ貫通、納得しながらも落ち込む。

12日水曜。
 奥行きが深い棚の場合、お客様が手に取りやすいように本の背後に込め棒(と言うのか、棚と同じ幅の棒や板)を入れ、背を手前に出す、という仕様が店の数か所にあったのだが、すべて抜く。手に取りやすい、よりも、視覚的に空間がある、ほうが大事な時代だと感じる。42段分の本の列が、3.4cmずつ奥へ下がった。棚の幅はすべて同じで77.5cm。高さをとりあえず平均24cmとすると、265608立方cm分、空間が空いたはず。リットルに換算すると265.608リットル。つまり牛乳パック約266本分広くなったはずなのだ。ところがぜんぜんそうは見えない。広くなったと感じられない。本棚の枠がそのままだからか。

13日木曜。
 外で車に市場準備した出品物を積んでいると、となりのギターショップの社長さんが、たくさんもらったから、と巨大な大根とキャベツをくださった。鬼殺しシティ池袋にもこんなことがある。
 夜、たまに先端をかじりながらひたすら大根をおろして大根鍋。

14日金曜。
 ダーマトグラフのヒモを引っ張って芯を出してボー。
 注文の無いメールボックスを繰り返しチェックしてボー。
 乾いて剥がれかけたセロテープを新たに貼りなおしてボー。

15日土曜。
 たまった中山に値段付け、など。
 古書組合の機関誌『古書月報』の「座談会 Rockと古本屋」がとても面白い。かっけぇ、、、(「あまちゃん」アキちゃん風)。

 夕方、ご近所様へ出張買取り。佐伯俊男、古めのマーガレットなど。

16日日曜。
 昼、隣区へ出張買取り。時代小説と少し鉄道。ラインではないことをご了承いただきつつ。
 午後から家にこもってパソコン作業。
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by ouraiza | 2018-12-19 02:46 | 工作 | Comments(0)
腹    せと
 10月22日月曜。土曜日の草野球による筋肉痛が日曜日をまたいで月曜日にやってくる。
 午後出勤して工作物をはめる。赤い布を貼ったべニア板を大判面出し棚の背板にする。クリーム色の棚板と赤い背板の中途半端なマッチングが奇妙なラグジュアリー感を生んでいて、予想以上にダサいがまあよしとする。

 10月23日火曜。セロテープの貼り替えなどの諸事。アイドルものをまとめて市場へ出品。
 夜、池袋の安い居酒屋開拓作戦として西口の帆立屋へ。とてもよかった。ミントの入ったレモンサワー。この日の手帳には「コーシーマヒン」とメモがある。

 24日水曜。オカルト系、演芸系を市場準備。
 夜、準備をしていたウェブショップを開店させる。初めてのシステムなので不安。
 深夜、「おっさんずラブ」を観始める。2話目までは設定の面白さで観ることができる。しかし以降、恋愛を主軸とした物語が嫌いなので、設定や演出がおもしろくても無理だった。決定的なリアリティの無さは、それを前提として娯楽を提供するメルヘン少女漫画に似ているかもしれない。

 25日木曜。昨晩開店したウェブショップからいただいたご注文の梱包、発送。サイト内の発送へのルートがシンプルでよかった。
 夕方市場準備をしていると、懐かしい奥様がご来店。ご自身の服の中に手を入れて腹をボリボリ掻きながら豪快な笑顔で特価の料理本を毎回買ってくださっていた方。「通りかかってもいつもやってないから絶対潰れたと思ってたのよ~~ でもなんで次の店に変わらないのか不思議だったの~~」とのことで、開店前の午前中にいらしていたのでしょうとお尋ねすると、いや午後に来たときも開いてなかった、と。不思議なのだが、そういう、店側とお客様側との時空のズレはたまにあること。ズレを正すのが大切なこととも思えないので、ピントの合わない淡いグレーの不可解を転がして、なんとなく楽しむことにしている。

 26日金曜。市場に出品する準備にいそしむ。ホラーオカルト系。
 夕方から高校の同級生宅へ出張お片付け手伝い。美術雑誌と図録。査定が終わって宴に混ぜてもらう。同級生のやや変わった立場からの新鮮な発想、主に移住計画、に刺激を受け無性に楽しい。ビールを痛飲。終電がなく3駅分を歩いて帰宅。

 27日土曜。市場へ出品。
 入荷した段階で嬉しく、店頭で販売するイメージも湧いて、配架することを楽しみにしている商品を、商品化する前に金欠な月末に市場に出品せざるを得ない問題、をしみじみかんがえる。このサイクルから抜け出すには。

 28日日曜。午後、隣区へ出張買い取り。オリコン10個。
 その帰路、金曜日にお邪魔した同級生宅に寄って査定済みの本を積む。彼がベンツ、奥様がBMWを自家用車にしているのを目撃し、じぇじぇじぇ!と内心で叫びながら帰宅。
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by ouraiza | 2018-11-20 13:42 | 工作 | Comments(0)
島    せと
 先日の東京蚤の市で会った名古屋出身の徒然舎タイコーちゃんが、「(重いものを連続して運んで)腰がぶっこける」と言っていて、「ぶっこける」って趣があるなあ、と思った。

 5月29日火曜。時間がとれず手をつけられないでいたジャングルブックスさんの移転後の新店舗で使われる棚についてかんがえる。
 だいたい頭にあった形で設計図を書く。
 夜、ビバホームへ行き材料の下見。
 深夜、再放送していたNHKの海洋自然界紹介番組、ブループラネットをなんとなく観て、すぐに引き込まれて感動する。ドローンなどの機器の影響なのだろう、子供にころに観たネイチャー番組から格段に進化している映像だと思った。カツオノエボシ、とんでもない生物だ、、、。

 5月30日水曜。名画座かんぺ最新号の表紙カット作り。配置。
 昨日下見した材料にあわせて設計図の練り直しと木材の取り方図作成と見積もり。
 夜、ジャングルケンさんに資料を見せ了承を得る。

 名画座かんぺ作成で疲れた店員ノムに業務連絡をするとUSBのことを「ユーエスベー」と言った。ちょっとおしゃれだなと思う。

 5月31日木曜。ジャングルケンさんとビバホームへ木材と備品を買いに行く。下見して売っている木材の規格を調べ、先にその木材から部品をどう切り取るかという図があると話が早い。いつもの作業員さんではなかったので少し心配だったが切断をお願いして店に戻る。

 6月1日金曜。心ここに全然あらずで店番した後、切ってもらった木材を取りに行く。確認するとミリ単位までぴったり正確で感動。ホームセンターの材料を切ってくれるシステム、ほんとに助かります。1切断50円で41切断していただいた。
 店に戻ってさて組み立てに取り掛かろうとしていると、予期せず仙台から古書水の森の水ちゃんが遊びに来てくれていた。
 工作はひとまず保留して水ちゃんを講師として居酒屋バシトンで経営セミナー。記憶に無いが手帳には「乳首はリターンキー 【大事】」とメモが残っている。火星の庭さんにイタ電する、など。

 2日土曜。二日酔いでふんわり浮きながら工作に従事。店番中は小さな穴開けまで。後に外ガレージで専念。狙っていた20時には終わらず22時半に完成。
 ジャングルケンさんに完成の連絡をして缶チューハイで放心。

 傾斜した棚板。
 傾斜した分斜めになる棚板の前面を天板や横板と平行になるようカット。
 コンパクトなキャスター付きラックとして個別にも使え、集えば島になる。
 集ったとき、横板に空けた取っ手の穴を利用して面陳ボードを装着可能。
 面陳ボード装着には棚の順序を選ぶ必要が無い。
 一つで小島、二つで中島、四つで大島。
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by ouraiza | 2018-06-06 18:42 | 工作 | Comments(0)
paint it red    せと
 先週、前店舗時代からのお客様で友人タケちゃんをポケットビリヤードに誘い西池袋ロサ会館へ。何日でも寝ずにプレイしていたい。池袋西口繁華街の変化を眺めつつの道中、夕方でもまだ陽が落ち切っておらず、マクドナルドの香りと街の嬌声の隙間に春を感じる。同級生が勤めていて何度か贈答用テンガを購入したアダルトメディア屋さんも無くなっていて淋しい。

 7日土曜。開店して諸事の後、白い医療用ガラス戸棚を「激落ちくん」を駆使して磨く。途中で激落ちくんが消耗してなくなりツルハドラッグに買いに行くと激落ちくんは品切れで、「激落ちくんファミリー」シリーズの「激ママ」だけが売っていて、とてもよく汚れが落ちた。

 8日日曜。昼から宅買いを2件。1件目と2件目のお宅の距離が450メートルという近さで驚く。密教関連洋書、LP、CD、ブツ。精神世界、マインドコントロール、インディアン、少女マンガ。
 店の設備としていただいた木製脚立が底が幅広い極端なA型で、置く場所に困窮。
 「うぬぼれ刑事」鑑賞終わる。クドカン演出にははまれるときとはまれないときがあるなあ、と思う。

 9日月曜。休眠して留守宅の猫番少々。大山二つを車から降ろす。
 夜、居酒屋バシトンで経営セミナー。靴下留めのガーターは「garter」、ボーリングのガターは「gutter」で別のモノ。など。
 そういえば、野球の三振のことを「K」と表わすのはなぜか、という問題。ぼくは「KNOCK OUT」のKだと思っていたが、諸説あって未確定だと検索でしった。
 裸の木の尖ったシルエットが夕闇に映えていた雑司ヶ谷霊園が急に緑でいっぱいになっている。

 10日火曜。大山二つを進めなければと焦りつつも手が着かず、数個の小山を方向付け、値段付け。
 市場に預かり品を出品。
 父の見舞い。フライパンで焼いた粗挽きソーセージ。
 文化放送ライオンズナイターをカーラジオで聴きながらの帰り道、待っていた森友哉選手の打席でちょうど車はガード下に入り赤信号で停まる。カーラジオは電波が届かず聴き取れない雑音を流す。信号が変わりアクセルを踏みガード下を抜け出すと打席には森選手の次打者中村選手が立っている。注意深く聴き耳を立てていると、アウトカウントが一つ増えていることをアナウンサーが伝えてくれた。

 11日水曜。強風の中開店直後から店の外を使ったネット配信ドラマの撮影があった。とてもスピーディに撮影作業が終わってしまい、松本穂香さんにサイン色紙をおねだりしそびれてしまった。
 吹き荒れる強風で外に置いていた木製ブックスタンドがからからと動いて敷石から地面に落ちて壊れる。倒れぬように縛るヒモを店内へ取りに行くほんの数秒目を離した間だった。一瞬でも油断したことが悔しくてすぐに修理し始める。割れた天板を交換。どうせなら進歩を、と赤く塗る。できれば店の全部を赤くしたいのだが。
 大山二つの整理は延期。

 12日木曜。開店して諸事後、懸念の大山二つのうちの一つを方向付け。

 13日金曜。大山のもう一つを方向付け、夜になっても終わらず、父の見舞いをサボる。市場行き荷物を車に積み込む。

 14日土曜。夕方市場に出品後、新宿花園神社で公演中の水族館劇場「望郷オルフェ」を観劇。幻想世界構築へのエナジー。雨音が聞こえたのだが、外で生暖かく降ったり止んだりしている雨がテントにあたる音なのか、演出の雨音なのかわからなかった。

 15日日曜。午後から長年のお客様宅にて買取りの下見というか相談というか歓談。
 深夜、プレステⅡのゲーム「ICO」をやり始める。なるほど、ホラー音響少なめのパズルアドベンチャー。プレッシャーのかかる時間と体力のゲージがなくゆったり静か。

 16日月曜。休眠の後、店で中山を方向付け、一部値段付け。
 夜、居酒屋升三にて友人たちとトマトハイなど。店で作業中の段階から缶チューハイを飲んでいたので酩酊、放言。死ぬほどアルコールの濃いトマトハイ、と注文後、店員さんがそれを出してくれながら、かろうじて赤く見えるのは色付けのためだけに少し入れたトマトジュースの色、と伝えてくれた。
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by ouraiza | 2018-04-16 19:34 | 工作 | Comments(2)
フィラデルフィア    せと
 水曜日。最近散歩中に仕入れた極小山を値段付け、配架。原始保険之史的研究など。

 日中コピーをとりにコンビニへ行くと参考書や赤本を持った受験生たちがコピー機の前に並んでいる季節。夜に延期する。

 木曜日。市場への準備をして夕方出品に出なければならなかったが、もろもろの調整や寄り道で時間切れ。夜準備する。

 年を経て涙もろさが強まる件について、店番ノムが「本とかマンガの帯の『3回泣きました』っていう推薦文を読んだだけで泣く」と言っていて、そうとうだな、と思う。

 調子が悪いとリセットしてやり直すパワフルプロ野球2009が虚しくなってきた。1シーズン終了までの残り約30試合に虚しさとの闘いという側面が加わる。

 金曜日。モノタロウで小さなキャスターの車輪だけを購入。外に出している雑誌ラックの先端が移動時に外壁を傷つけてしまうので、その先端にキャスターを付けて壁に沿って転がす構造にする作戦。

 用があって祖父瀬戸団治の自伝的小文を読む。通読するのは4度目くらいか。毎度前回とは違う箇所に気付き、発見がある。大正末に下落合で約1年、終戦直前に下板橋で約4年、終戦後に上板橋で約25年、長野から3度上京して東京に住みながら美術を志す。郷土での地元人としての活動や大正末期の池袋モンパルナスの片隅にいた記述など、白黒の戦前絵葉書から感じる歴史的手触りのようなものが読むたびに増える。祖父が生まれた1905年ごろ、生家の近所では「肝取り勝太郎事件」で騒動になっていたそうだ。フィラデルフィアの教会に祖父の作った観音像、ロサンゼルス・ロングビーチの教会に“キリストに似た釈迦如来”があるらしい。執筆が1984年なので、現在それらの教会がどうなっているのかわからないが、見てみたい。

 土曜日。午前中に病院でのカンファレンス。道は険しい。

 市場出品の準備はできていたが、車をシェアしている都合で出品に行かなくてよくなり、嬉しい。そんなことではダメだとは思うのだが、なんとなく気の重いことを頑張って終わらせずに延期することが増えた。大事なものが減退している気配。

 日曜日。ご近所では手創り市とみちくさ市が同時開催される賑やかな一日。そのために溜めていてブツ部が準備していたこまごましたブツを配架。好天でありがたい。

 なんとなく気の重いことを少し頑張る。ほんの少しだけ。
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by ouraiza | 2018-01-22 21:17 | 工作 | Comments(0)
重    せと
 木曜日。開店して諸事後、普段めったに単発でしか来ないのになぜか重なっていただいた通販商品のご注文の処理に右往左往。発注をいただいている商品をしゃにむに探しても見つからず、過去の販売データやレジ出納帳と照合するなどしてもはっきりせず、やはり在庫切れか、とうなだれていると番台の上の目の前にわかりやすく昨晩の番だったノムやタイタイがその商品を梱包してくれた封筒があったりする。

 夕方、大判小山の値段付け。猪熊弦一郎他。

 金曜日。開店諸事後、新しめなマンガの方向付け、値段付け。小林まことの『女子柔道部物語』なんて出てたのか、と感動する(原作はアトランタオリンピック金メダリストの恵本裕子さん。漫画化のいきさつにも触れているwikiおもしろい、、、というか物語の展開が読めてしまうのかもしれない、、、)。たのしみ。

 夕方ふとガムテープで補強した眼鏡をかけて思い出したのだが、先日の会合で古書信天翁のサキ先輩が見せてくれた先輩の眼鏡は、片方のツルが途中から無く(完全に無かったかもしれない)、代用として髪ゴムがぶら下がっていたのだ。それがどういうわけかもう片方のツルのテンションとバランスが一致して、ゴム自体はたれている頭髪で隠れるので外見に違和感がまったくない、という奇跡的な逸品だった。

 不思議といつもより同一事象が重なる現象が昨日から続き、顔見知りのお客様がお菓子など美味しい食べものを差し入れてくださることが重なって帳場の食料事情が一時的に春めいた。

 夜、気がかりだった溜まった連絡事項を一部解消。
 最近少しずつ続けていた保留物の商品化をちくちくと。去年の最終営業日までに終わらせようと焦っていた分は終了。やっと年始を迎えて賀正。KIRIN本搾り冬柑味152円で乾杯。

 先日作った新しい灰皿。どちらも捨てられていたのを拾った、折れた少年用バットと取っ手の壊れたフライパンのリミックス。
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by ouraiza | 2018-01-14 15:46 | 工作 | Comments(0)
生き物屋    せと
 最近、護国寺の周辺、豊島区ではなく文京区の大塚5丁目や6丁目のもろもろについてお客様からお聞きすることが偶然重なった。ご近所のHさんは50年以上前の高校生のころ、生物の授業でのカエルの解剖のためにカエルを買ってこいと先生に言われ、友人と連れだって文京区大塚5丁目の長栄商店さんでカエルを購入。「カエルブラブラぶらさげてさ、解剖なんて気持ち悪いからそっぽ向いて見ないでやったわよ」。その長栄商店で少年時代にメダカや亀を買い飼育したというIさん。「ペットショップ、、、て感じじゃない、、、生き物屋?」。Iさんによるとある詩人(失念、田村隆一かと思ったが年齢が微妙に合わない)は長栄商店の近くで空襲に遭い、そのことをエッセイに綴っているらしい。そして護国寺の境内に住み着いていて有名だった、"和装で三味線を引く男"にHさんは実際に会ったことがあり、そのおとこについての言及が水上勉の『凍てる庭』にあること。さらに広津和郎が仕事場にしていたスターハウス直居アパートのこと。

 私事にて慌ただしく、日々の細部に集中できず記憶が無い。
 気になることをメモする手帳には、「私はミネソタの卵売り」、「石原慎太郎 墓地を公園に」、とある。

 お客様から教わった「ニール・ヤング アーカイブス」。まだ使い方を学んでいないが、とにかくたくさんニール・ヤングを聴くことが出来る。フェイスブックかグーグルでログインが必要、かもしれない。
 工作。名画座手帳2018の旗を、店頭の鉄製の看板にマグネットで設置できるように。ネオジム磁石のバーを旗に固定し、専用のグリップに挟んで手の届かない看板の底面まで伸ばす。
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by ouraiza | 2017-12-15 07:42 | 工作 | Comments(0)