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カテゴリ:工作( 212 )
MEETS    せと
 店前、明治通り歩道植樹帯に増えていく植物。唐突にあじさいが咲いていた。植樹帯は東京都建設局第四建設事務所というところが管理なさっていて、年に2回ほどごっそり根こそぎ掃除なさるのだが、どうなることか。
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5月25日月曜日。
 久しぶりの休み。一人で仕事をしていると、休むことが完全に自分次第なので余計に休みを決め辛い。思い切って休む。起きてから午後遅くまで「ちゅらさん」をずっと。
 夕方、年に1、2度のセルフねぎらい館であるところの板橋の寿司屋さんまで散歩。
 西武本社ビル、ダイヤゲート池袋(勝手に愛称:うちの本社)のデッキが延長して、ついにビックリガードの上に新たな橋が架かっていた。見晴らしのいい新天地。
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 延長されたデッキからビックリガードを見おろす。新しい風景。
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 東から西を見る。新しい橋。
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 板橋の寿司屋さんの奥様は沖縄県糸満市のご出身で、ちゅらさん話で盛り上がる。沖縄水産高校は糸満市。
 帰路、約3ヶ月ぶりに電車に乗る。

 深夜、ちゅらさん。

5月26日火曜日。
 緊急事態宣言解除で、感染防止協力金の休業条件が25日まで、とのことで、お客様に依頼されていた本を探しにジュンク堂へ。遠藤周作『侍』、あった。すぐにお届けする。

 ラジコにて「コサキンDEワァオ!」を聴きながら、ペンキの6度目塗り。やっと完了。

 みつぼにて焼きトンをテイクアウトして早めに帰宅。居酒屋風にビールを飲みながら「ちゅらさん」。

5月27日水曜日。
 ペンキ塗り後の養生剥がしをひりひり我慢しながら地下を書く。乾いていないのに養生を剥がして起こる悲劇は防ぎたい。

 右腕が痛くて重い。なんでだろうと思ったが、ペンキ塗りの筋肉痛だと思い当たった。

 夕方立ち寄ってくれた当店経理担当の2人目の娘、憬ちゃん。フレッシュ。
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 夜、のむみちから『名画座かんぺ』5月号完成の知らせがある。PDF版をダウンロードできるようにするため、firestorageというサイトを調べてもごもごする。
 深夜、ちゅらさん。

5月28日木曜日。
 発送を少し。
 ラジコにて「爆笑問題カーボーイ」、「オードリーのオールナイトニッポン」聴く。

 『名画座かんぺ』5月号のPDFダウンロード仕様化と御案内をツイッターにて。

 6月1日の再開に向けた片付けを少しずつ始める。

 夜、ちゅらさん。

5月29日金曜日。
 ペンキ塗り後の養生テープをはがしまくる。6回も重ね塗りをしたので、塗布面とテープのキワの塗料が厚く固形化して剥がすというよりちぎることになってしまう。先にカッターでキワを斬ってからテープを剥がす。
 以前外壁を塗ったペンキ屋さんからもらって保存していた外壁と同色の補修用ペンキではみだした細部をなおして終了。

 夜、居酒屋バシトンの屋外テラス席にてペンキ塗りの軽打ち上げ。「ちゅらさん」がメインテーマを約100回で終え、以降50数回が別種のドラマになっている件、など。とても面白いのだが、「サザエさん化」。長篇連続ドラマや長編連載漫画の茨の道。

5月30日土曜日。
 休業期間中に一度は普段テイクアウトをしていないお店のテイクアウト、を食べてみたい、と思い立ち、東通りのエスニック料理屋さんの鶏肉弁当。とても美味しい。

 ラジコにて下ネタ満載の「ファーストサマーウイカのオールナイトニッポンZERO」に感動しながら店内の休業遺跡を撤収。エアガン射的場、ラジコンサーキット、ギター練習場が無くなる。
 「ナイツのちゃきちゃき大放送」に移って店の本棚を直していく。
 休業期間中の唯一の成果、ペンキに塗りによるイメージ改造、が完成。左が以前。
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 5月31日日曜日。
 起床してずっとちゅらさん。
 午後遅めに出勤してゴミ出し、山の移動。近刊コーナーを復活させる。

 夕方、店員皆とパソコンでリモート会議。1度やってみたかった。グーグルミーツというシステムを使う。とても楽で、すごいことができるものだと驚く。やはりノムは近親の方の看護があり、しばらくは出勤できないことになる。短縮営業の時間とシフトを決める。twitterで同業の若手の方が営業なさりながらしきりに「ゆっくり、ゆっくり」と仰っていた。まさに、まったく、ほんとその通りだなあ、と思う。とにかく、なんにも急ぐことなく、ゆっくりゆっくりやっていこうと思う。

 写真集の棚を大幅に拡大。商品化したまま溜っていた写真集の大山を入れる。久しぶりに本を触って汗をかく。

 夜、南陀楼綾繁さんが主宰なさっているYOUTUBEチャンネル、不忍ブックストリームvol.5にて少しお喋り。自己呪詛鬼・支荷田以蔵の来訪を避けるため無狙い無悪のり無下ネタをひたすら心がける。こちらはズームミーティングというシステム。

 細部の片付けを済まして最後にテルテルロボ・ハーリーを棚から下ろして手を合わせる。約4年ぶりの出動。あした、晴れますように。

by ouraiza | 2020-06-05 17:22 | 工作 | Comments(0)
提灯    せと
1月6日月曜日。
 午後早めに極ご近所様へ出張買い取り。

 通称でなんと呼ばれているのか知らない器具に、検索でたどりつけない。時を経た今ではそれが「ソケット」だと理解できるのだが、ペンダントライト、器具、ホルダー、シェード(念のためセード)、リング、エジソンライト、などの単語をこねくり回して検索するのだが、”電球をひねり入れて吊り、そこにシェードを装着するあの部分「X」”、特に今回はその装着法が、シェード側に別部品のホルダーを付けて「X」を挟むのではなく、「X」そのものにシェードを挟むリングが付いているもの、が霧中から出てこない。
 一旦あきらめて東急ハンズで調査をすると、海外のお洒落ビンテージペンダントライトの「X」がまさに探している「X」だったのだが、1個3000円もする。いやおかしい。こんな素敵なスチール製ではなくもっと一般的なプラスチック製があるはずなのに、3000円はちとおかしい、と頭をひねりながら店に戻って、また検索。モノタロウ、楽天、グーグル、色々なサイトを試し、最後のアマゾンでついに「X」=「ペンダントライト ホルダー ソケット」に至り、発見。プラスチック製、9個1600円。検索技術の深淵を想う。

 夜、母親が送ってくれた「キクイモ」を食べる。初めて。皮むきがめんどうではあるが美味しい。
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 まだアベンジャーズあるじゃん、と気付いて「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」を観る。これで既劇場公開分は終わったはず。

1月7日火曜日。
 ペイペイの営業の林さんが来る。エアペイを通じたペイペイではなく直接のペイペイだと手数料が今は無料、とのことでお願いする。販売手数料が無料だとするとペイペイさんの利益ってどこから生まれるんですか、と訊くと、「えーっとですね、国からの補助金と孫さんのお金です」とのことだった。

 夕方、極ご近所様へ出張買い取り。

 夜、日曜にお預かりしたダンボール9箱を査定。くたびれていて今日中には終わらないだろうと予想していたが、箱を開ける度に面白い〜という内容だったのでいつの間にか完了できた。

1月8日水曜日。
 『名画座手帳2019』から『〜2020』への移行作業。まだ必要になるかもしれない情報、確実に継続して必要な情報を書き写してスタート。

 小山に値段付け、など。

 夕方から店内の1つと外の3つのペンダントライトのシェードを交換する工作。赤く(残念ながらオレンジに近い)なりました。もともと透過性があってぶつけてもすぐに割れないプラスチックで赤くしたいと思っていたが、去年橋本ハッチ倫史さんに千束の酉の市に連れて行ってもらい、その屋台の煌々たる照明のあり方に刺激を受けたことも一因。

1月9日木曜日。
 今後の連続出張買い取りのため、折りたたみコンテナ9つを空ける。混乱状態にある大山3つをあちこちへ移動、整理。

 夕方、ご近所様へ出張買い取り。想定外の多量。本棚の手前の列の後ろにもう1列あることに、お客様も気付いていらっしゃらなかった。パッと見の倍の量になる。
 周辺を徒歩で散歩なさることの多いお客様と、ご近所事情をお話ししあうことができて無性に楽しい。「あのスーパーのおばちゃん、おっかないよね〜」などなど。

 家の本棚のどこにあるのか見当がつかず注文したPHP文庫、養老孟司『脳の冒険』が届く。ある一文を探しているのだが、ぱらぱらしただけでは出て来ず。

1月10日金曜日。
 店の電話の子機が行方不明。
 午後出勤したノムが親機から子機を呼び出し、日本文芸著者名「お」の棚に刺さっているのを見つけてくれた。
 隣区へ出張買い取りへ。お年賀にご当地土産として鉄板の赤丸ベーカリーさんのラスク、小倉屋さんのおかきの雑司が谷セットをお持ちする。

 帰路、同業Xのお店をひやかしていたら、未読だった『まんが道 春雷篇』をせしめることができた。

 夜、山田太一のドラマ「本当と嘘とテキーラ」を観る。面白い、、、。山崎努、やっぱり凄い。

1月11日土曜日。
 セロテープの貼り替え的諸事、仕分け、市場準備。

 例年よりお持ち込みの買い取りが多い気がする。

 市場へ出品。
 内容も量も充実した、言わば当店にとって非常にありがたい定期的出張買い取り先のエースの方々への出張買い取りがこの1月に集中。今後が心配ではある。

1月12日日曜日。
 休眠して夜、古書組合支部の新年会を板橋の老舗ふぐ屋さんにて。1年で1番贅沢な食事。去年に続き、フグというのは牛、豚、魚、と並んで屹立する食材なのだな、と思う。
 参加者の方のお話しから、北部支部の深みを知らされる。ちゃらい若輩なのでちゃんと教えてはいただけない。
 ミミちゃん、メイシーちゃん、クルミちゃん、チャーちゃん、ミーちゃん、クロちゃん、ボルヘスちゃん、マリちゃん、サスケちゃん。古書業界の大ベテランたちが夢中になっている(いた)猫ちゃん、わんちゃんたちの名前である。
 帰路、酔って板橋駅周辺をうろうろと迷う。勘で歩いていたら大塚駅近くにいて驚いた。
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by ouraiza | 2020-03-25 01:52 | 工作 | Comments(0)
DOKUDAMI    せと
12月16日月曜日。
 午後早めに出勤して棚作りの続き。サンダーでのやすりがけまで終わらすことができた。布やすりが強力で角を取る以上に縁が丸くなってしまった。よく作業中に後ろを通りかかるお隣のギターショップの社長が今回は「あれ?随分面取りしたねえ、江戸の指物師ならもっとかっこよく作るのにねえ」と仰っていた。布やすりの塩梅を学ばねばならない。
 夜、居酒屋バシトンにてひとまず組み立てが終わった軽打ち上げ。

12月17日火曜日。
 ネット受注分の発送、年末年始の営業日時を掲示、などの諸事。

 夕方から新しい本棚を塗装しようと計画していたが、手伝ってくれるムトさんが雨が降りそうな湿った空気に危機を察知し、止めることにする。確かにこういう時に急ぐとよくない。

 夜、アベンジャーズ追走にて「キャプテン・マーベル」を観る。いかす。

12月18日水曜日。
 ストッカー3個分の溜まった絵本を店番タイタイに拭いてもらう。
 夕方から新しい棚の塗装。昨日と違ってからっとドライな晴れ。イラストレーターのムトさんはペンキをまったく恐れず大胆なので、ペンキ塗りリーグで野球をしたら強打俊足の1番打者としてすごい成績を残すと思う。ほとんどムトさんが塗り終えたところを、三塁にいるランナーを叩いたゴロで進塁させるべくペタペタと仕上げ。3度繰り返し完了。

 深夜、サイゼリアにて新しい棚の塗装終了祝い。「サイゼのビールグラスは軽い!」、とムトさんが発見。プラスチック。

12月19日木曜日。
 FAXの無い組合支部員の方々への新年会の連絡、保険についてかんがえる、電話番号の語呂をかんがえる、などの諸事。

 店番ノムが新しい本棚に入る予定の絵本に値段をつける。

 新しい本棚「DOKUDAMI」の肝になる本型の顔ハメ部分、『DOKUDAMI DIARY』という題の虚構の本の装丁をどうしようか悩み、杉浦非水の図案がパブリックドメインになっていることを思い出す。目白図書館にて『非水百花譜』を借り確認、どくだみのシルエットを完全にそのままは無理だが少し配置を変えて使わせていただくことにする。

 夜、千葉に住む知人が訪ねてきてくれたので、目白に最近移転なさって来たもうひとりの知人を突撃訪問しよう、ということになった。開高健がウイスキー片手に釣り竿を磨いていそうなとても落ち着く素敵なお宅だった。
 
12月20日金曜日。
 出勤前に東急ハンズにてステンシルに使えそうな道具を物色。ハンズのデザインコーナーの店員さんがとても丁寧にいろいろ教えてくださり助かる。

 夕方、隣町へ出張買取り。

 夜、どくだみの図案をステンシルで『DOKUDAMI DIARY』の表紙に描こうと試みる。違う木材を使った実験段階でスポンジへの絵具の乗りの塩梅が非常に難しく、断念。こういう時、すでにハートが点火してしまっているので、とりあえず手近にあるものを焦って掻き集め完成を目指すのだが、たいてい功を奏さない。今回はスポンジでのステンシルからスプレー塗料を吹きかけるステンシルへ切り替えた。美しい完成を祈ったが、やはり細部のマスキングがスプレーの風圧に負け霧状にはみ出し、一部細部にピントの合っていないシルエットが現れてしまった。
 閉店後家に持ち帰り修正作業。ハンズの店員さんに教わって買った「マスキングフィルム」というものがとても役立った。さらにハンズで作ってもらったカッティングシートがよくできていて貼りやすく、深夜2時、ついに本型顔ハメ『DOKUDAMI DIARY』完成。嬉しくてしばらく自撮りなどをして一人ではしゃぐ。
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12月21日土曜日。
 組合支部の新年会の案内連絡など、FAXの人、電話の人、葉書の人、ややこしい。

 『DOKUDAMI DIARY』完成の余韻に浸って実動できず。午後遅くやっと、新しく作った可動式面陳棚に『DOKUDAMI DIARY』を釘とボンドで固定する。これでついに、本型顔ハメ『DOKUDAMI DIARY』を備えた面陳棚『DOKUDAMI』の組み立て完了。
 
 普通の本棚とDOKUDAMIの2つの棚を設置。絵本を配架して、結果的に絵本の量が増えることになる。
 さらに、絵本を入れていた棚に、ずっとしまいこんでいた自然科学系の本たちを配架。やっと復活できた。

 思えば2017年7月頃に、顔ハメ太郎さんから提案をいただき、それやる!と心に決めてから約2年。本当に嬉しい。
 とはいえ何事でも作業の完成は、その作業に使った物を片付け、周辺環境が完全に旧に復して初めて訪れる。まだネジや釘や工具が所定の箱に収まっていない今は本当の完成とは言えず、切ない。

12月22日日曜日。
 午後早めから実家にて家族総出で年末の片付け。築66年の木造家屋には補修すべき箇所にキリがない。とりあえず、台風で横倒しになった植木を抑えるフェンスを設置、父がまだ車椅子に乗れていた頃に使っていた門から玄関までのアプローチに架けた約4メートルのスロープを壊す、など。
 母から「エリーナ・ガランチャ」と「アンナ・ネトレプコ」(共にソプラノ歌手)が素晴らしいから聴け、と教わる。

 2018年7月に「雑司ヶ谷霊園に眠る人々」コーナーを解体。
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ブツ置き場に。
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赤い絵本の棚と顔ハメ搭載可動式面陳棚「DOKUDAMI」を設置。絵本コーナーを拡大。
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by ouraiza | 2020-02-20 19:29 | 工作 | Comments(0)
ダマスカス    せと
12月9日月曜日。
 休眠してYOUTUBEにてTHE MANZAIを観る。

 ホームセンターでの加工サービスに「斜め切り」が以前はあったのだが、最近どこの店舗も無くなってしまった。出勤して「DOKUDAMI」の側面になる三角形の板を切り出す。

 アイフォンの電源接触の調子がいいので、バックアップを試みる。バックアップの2つの方法、アイチューンズでもアイクラウドでも、できたのかどうかアイワカラナイ。

 ふと思いついて、端布をつなげて「準備中」の垂れ幕を作る。余っていたネオジム磁石が役立つ。
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 夜、居酒屋升三さんにて小宴。「北の国から」の再観賞が必要。涼子先生とUFO問題。

12月10日火曜日。
 発送数件。
 組合関連資料作成。
 キャッシュレス決済をアナログな経理上どう扱うか問題に少し悩む。

 夜、古書会館にて合同会議。

12月11日水曜日。
 日々入力するエクセルの日計表のフォーマットをキャッシュレス決済を加味した版に作り替える。など。

 番台に座っていると眼の端に入り口ガラスドアのすぐ向こうにうごめいている複数の人影が見えた。なんだろう、と目を凝らすと、ゴシック調の黒い割烹着のようなものを着た女性が、外に出している本を小道具にしてカメラを構えた複数の男たちに囲まれながら撮影会をなさっている。積んだ本にヒジを立てて頬杖ポーズ。大型本を開いて胸に抱きしめ内股ポーズ。2冊の本を背中に回して羽に見立てて天使の片足立ちポーズ。しばらくそんなことが続いた後にモデルさんだけが店内の帳場にきて、店内で撮影していいですか、とぼくにお尋ねになった。ハイテンションでなんの説明も無く怖いのでお断りした。

 夕方、大井町スーパービバホームにてお預けして加工していただいた木材を受け取る。また川越街道の渋滞で移動に3時間強かかる。助手席のムトさんと「地名しりとり」をする。「だ」と「ら」がキキメだった。「ダマスカス」をだせて嬉しかった。

12月12日木曜日。
 木材が揃ったことで安心して工作をやる気が起きず。だらだら時を過ごす。

 夕方、病院へ父を見舞う。

 東急ハンズにてサンダー用布やすり、ドリルビットを買う。自転車のチェーンの動きをよくする油ってどこに売ってるのだろう。ハンズ近くのスポーツバイク専門店で探したら、ちゃんとしすぎたスプレーオイルが売っていた。どろっとしたママチャリ用でいいのだが。

12月13日金曜日。
 なかなかやる気出ず帳場内を右に左に移動する。

 新しい棚「DOKUDAMI」の核心になる細部を作り始める。丸ノコを使いながら、台にしていたオリコンをうっかり真っ二つに斬ってしまった。哀しい。折りたたみコンテナが箱状であることの宿命から解放された奇跡的な状況になり、これは、と思い店番ノムに着用してもらう。
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 夜、プレステ2でボンバーマンランド3をやり始める。ボンバーマン、ファミコン時代に夢中になったが、こんなにスピーディなものだったか。

12月14日土曜日。
 のらくろって犬なのか?猫なのか!?とムトさんが言う。犬だと思っていたが猫の可能性もあるのかもしれない。よかった、ウィキペディアに「野良犬」とあった。

 午後、数ヶ月に一度来店する小中学校の同級生Kが、人生つまらない、なにか熱中できる面白いことはないか、と言うので、今日の夜、社会人漫才グランプリなるものの決勝戦が開催されるらしい、その来年のグランプリを目指すのはどうだい、と返すとけっこうやる気になっていた。話の流れで相方がぼくになりそうなのがよくかんがえてみると非常に困るので話題を変えてお茶を濁した。

 新しい棚「DOKUDAMI」の部品作り。東急ハンズでカッティングシートの加工を依頼する。

 夜、金沢からいらしたTさんとムトさんの軽い宴に混ぜてもらう。古書店修業時代のお話しなど。一軒目を早めに切り上げてTさんに大音量で音楽が流れミラーボールが回る渋谷のクラブへ連れて行っていただく。こりゃつまり御会式だな、とムトさんが言っていた。ミラーボールの正式な使われ方を初めてじっくり観察できた。帰路、歩道橋から渋谷の工事現場を眺める。

12月15日日曜日。
 午後早く出勤して「DOKUDAMI」本体を工作。「DOKUDAMI」とペアになる通常の本棚も合わせて2つの工作を終わらせたかったのだが、「DOKUDAMI」に細かなバランス調整が必要で想定よりも時間がかかり、時間切れ直前で「DOKUDAMI」の組み立てだけ完成。

 急いで帰宅。テレビ前に布団をソファ状に設置、猫が騒がぬようエサで落ち着かせるなど環境を万全に整え、「いだてん」最終回を観る。田畑政治はあの時計の針を止めるのか。「いだてん」にはたしかに、史実を創作するというジレンマに起因すると思われる窮屈な感覚がどうしても薄く漂っているように感じた。しかしそれよりも遥かに、宮藤官九郎節にわくわくしながら日本近現代史の一面を認識できる楽しさ、きらめきが大きかった。

スピンしないハンドスピナー(ベアリング欠)
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by ouraiza | 2020-02-05 21:32 | 工作 | Comments(0)
手のひらを太陽に    せと
11月18日月曜日。
 休眠して放心。
 プレステ2「デビル・メイ・クライ3」のボーナスステージ「ブラッドパレス」を、ああもうこんなのヤメたいなあと思いながら繰り返す。

 夕方店にて諸事。大ベテランのK書店さんが立ち寄ってくださり座談会原稿確認のお話。店の目の前のバス停でKさんがバスを待ちながら、ぼくたちの店の閉店作業をニコニコと眺めてらっしゃる。ふとバス待ちのベンチに”悪ガキ”を絵に描いたような小学校低学年の男子が座る。大音声で歌い出した。「ぼくらはみんな生きている 生きているから歌うんだ ぼくらはみんな生きている 生きているからかなしいんだ 手のひらを太陽に すかしてみれば まっかに流れる ぼくのちしお ミミズだって オケラだって アメンボだって みんなみんな生きているんだ 友だちなんだ」。そんなBGMの中のKさんとぼく。古本屋だって、と思って可笑しい。

 夜、オンデマンドにて「いだてん」。

11月19日火曜日。
 発送数件と組合関連書類作り。

 キャッシュレス決済導入に伴い細かな作業や注意点が増えてめんどくさい。

 昨日のK書店さんに続いてT書店さんがご来店くださり座談会原稿確認のお話。

11月20日水曜日。
 推定だが80歳くらいの老婦人がご来店くださる。通っている大塚の眼科の帰り道とのこと。「もうね、左目がほとんど見えないの。本を開いてもぼーっとしか見えないから読めないの。小さなころから本が大好きで、ずっと読んできたわ。眼がダメになったときに自棄になって、全部捨てちゃったのよ。でもこうやって本が並んでいるところに入ったらもう懐かしくて懐かしくて。読めないけどほっとして嬉しいの。」(大意)と仰る。
 父親が半身麻痺になり、なにか読むものを差し入れしようとして頭をひねったことを思い出す。片手を使えない人が、無理のない体勢で本を読むには、どんな仕様がかんがえられるか。とりあえず父の好きな俳人の句集の文庫をA3サイズにコピーして細切れに巻を割って綴じなおした。ノートのようなリング式がいいのかもしれない。しかし父の場合それ以前の気力の問題があった(それが高次脳機能障害の現れの一つなのか判明できない)ので、片手で読みやすい本の形態を探す気持ちはそこで止まっている。視力が弱い人には大活字本というものもある。書店にそういうコーナーがあるのか、まだ詳しく調べていないが、書店やamazonを通したオンデマンドで注文できるようだ。響林社大活字本amazon。機械に慣れていれば(そういう世代ではない方がほとんどだが)ipadで文字サイズを調整して電子書籍を読むという手もあるかもしれない。父の介護を通して福祉的発想にばっちり目覚めたわけではないのだが、よく言われるように、車椅子に乗って、もしくは押してみると、いかに日常の生活環境が健常者の視点で作られているかがわかり、日々当たり前のように商材にしている本も、その一部なのだと初めて気が付いた。

 夜、アベンジャーズ追跡で「ブラックパンサー」鑑賞。

11月21日木曜日。
 この時期、雑司ヶ谷霊園が紅葉で色付き、毎年必ず、印象からだけの発想だが、ああなんかカナダみたいだ、と思う。

 出勤前に店の近所のローソンに行くと、数ヶ月前に西口のローソンに移動になったはずのSさんが店員をなさっていて驚く。Sさんの店番術をぼくはとっても尊敬している。人員不足でヘルプをなさっているとのこと。いつものようにテキトーにご挨拶して元気をもらう。しかしそれにしても、ご近所の各コンビニの店員さんたちの移動が多くて早くて切ない。そりゃそうだ、そういうものなのだから、なのかもしれないが。

 夕方、古い大きな引き出しを、買っていただいたお客様の事務所へお届けする約束をしていたのにうっかり忘れていて、電話をいただき慌てて引き出しを台車に乗せて急行する。しかしこの家具が想定していたより数倍重く、建物へは10分でついたが、お客様の事務所のある2階へ階段で一人で上げるのに、一段上げて休み、次の一段を目指し気合いを入れ、を繰り返し、さらに10分かかった。記憶と計画、大事。

 夜、なんとなくずっと気になっていた番台前の布を赤いものに変え、落ち着いた。
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11月22日金曜日。
 一日中雨。
 私担当だがなかなか手が着けられない黒い文芸書の大山の頂きを少しだけ削って値段付け。

 夜、本の列が出し入れの度に徐々に背面の板を押して少しずつ動いていく棚板を動かないようにビスで留める小工作。新しい鉄工用ドリルビットの切れ味が素晴らしくて感動。

 アベンジャーズ追跡で「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」。びっくりした。

11月23日土曜日。
 一日中雨。
 黒い文芸書の大山切り崩しの続き。

 エアペイというキャッシュレスシステムを導入したのだが、キャンペーンで新しいアイパッドを無料で貰えた。キャッシュレスのアプリを使うことがメインの用途だが、写真も撮れるしグーグル検索もできるしネットへの商品の入力もできるし、普通に一台軽いパソコンが増えたような気分。こんなことでいいのだろうか。全世界のインターネット通信網が殲滅される日はいつくるのだろう。

 やりたいという希求がいつの間にかやらねばという責務に育ってしまった工作案「ドクダミ」があるのだが、まだその想念のスパークを溜めている段階で、もどかしくて甘酸っぱい。

11月24日日曜日。
 久し振りに目覚ましをかけず休眠。猫たちの存在アピールを無視し続けて夜まで地下を書く。

 夜、ユーチューブにてトキワ荘関連の動画を探して視聴。メジャーでビッグネームになった方々と、森安なおやさんと寺田ヒロオさんの行き暮れが対比されていて面白いのだがとても切ない。

 「いだてん」観る。あと3回なんて信じられない。
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by ouraiza | 2020-01-09 03:33 | 工作 | Comments(0)
GURUGURU    せと
11月11日月曜日。
 午前中から店を貸し切ってドラマの撮影が行われる。月曜のいつもより短い営業時間内の想定売上げより高い使用料をいただけるので休業する。撮影班の性格によって、なんとなく店を蹂躙されているような感覚になることもあるが、今回はまったくそんなことのない撮影班だった。

 夕方、古書会館にてできたばかりの座談会原稿をチェックのために提出する。

11月12日火曜日。
 昼、座談会原稿への反応をいただき、だいたいOKなのだが一番の肝の部分に指摘があり慌てる。

 夜、病院へ父の見舞い。ビバホームにて工作材料を調達。

11月13日水曜日。
 クライマックスシリーズ前に、ソフトバンクファンのお客様とにわか西武ライオンズファンのぼくは、どうなるのでしょう楽しみですね、よろしくお願いいたします。とご挨拶を交わしていた。ソフトバンクファンのお客様は、いやいや西武の打力にはかないませんよ〜、と仰り、西武ファンのぼくは、いやいや、ソフトバンクの総合力がどうせ勝ち上がるんですよ〜と言っていた。クライマックスシリーズも終わり(ソフトバンクが西武に4連勝)、日本シリーズも終わり(ソフトバンクが巨人に4連勝)、今日ふらっとそのソフトバンクファンのお客様がいらっしゃった。番台前で、何の挨拶もしないうちに少しの間のあと、ただお互いにニヤリとした。

 赤羽にて、大先輩のお店にお伺いし少しだけ取材をさせていただく。古書業界史上とても重要な、凄いお店。

11月14日木曜日。
 どうにもボーっとしながら虚無の諸事。
 夕方からキャッシュレスシステム台の工作を始める。閉店間際に塗装まで終える。

11月15日金曜日。
 工作の詰めとして背面に鉄板と鉄棒、底に回転台を取り付ける。10年以上前に使って余っていた鉄板を少し斬って加工。設置して片付けして完成。名称未定。グルグルちゃんかな。
 
 受験生だった頃から来てくれていた学生がなんとなくブルーな気配で元気がない。「テニスサークル楽しい?」「いや、いろいろ、うーん‥‥最近とても詩を読みたくて‥‥なにかお勧めありますか?」。とりあえず昭和詩のアンソロジーをお渡しする。

 カード決済、電子マネー決済、「すみませーん、慣れてないんでてへへ〜」と言いながらお客様と一緒に決済という名のゴールに向かうのが楽しい。決めてガッツポーズ。

11月16日土曜日。
 ぼく担当の黒い本の山の頂を数冊値段付け。時間はかかるが楽しい。
 
 夕方から頼まれていた早稲田大学構内での古本まつりの片付け手伝い。玄人の古本屋さんに混じる恐怖とともにがちゃがちゃ本を縛ってドS書房Aさんのシゴキに堪えつつ搬出作業をすれば依頼主から給料をもらえる。校庭の隅でなんのサークルかはわからない団体が円になってヒステリックな会合をしている。「自己犠牲が必要なんだよ!今日の一本がどうしても悔しいんだ!明日の朝新しい自分を持ってこいよ!」
 近くでバイトなさっていた信天翁センパイと落ち合い、依頼主に高田馬場とりよしにて奢ってもらう。

11月17日日曜日。
 手創り市とみちくさ市が同時開催される雑司が谷が賑やかな日。ノムとタイタイが多忙なので一日番。
 しかし午後、生ものに中るような突発的なポテンシャルダウンを感じ危険信号、早仕舞いすることにする。どうせならプレミア12日本対韓国に間に合うように帰り観戦。山田哲人!
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by ouraiza | 2020-01-01 00:39 | 工作 | Comments(0)
姿    せと
8月26日月曜。
 昼、昨日カニ坂で観てかっこよかった佐伯憲陽&TUMA銃ゴロウさんのTHE BEAT GENERATIONをユーチューブにて探索。

 ご注文いただいた父の小品を実家にて確保。病院へ見舞いに行き父に確認すると、そんなのオレんじゃねえ、と言う。しかし細部まで克明な驚くべき記憶力で生まれ故郷の話をしているうちに、あ、それオレが作った、と思い出した。

 帰路ブックオフにて弱虫ペダル54〜56巻、プレステ2のゲーム「デビル・メイ・クライ」を見つける。

 夜、オンデマンドにて「いだてん」観賞。

8月27日火曜。
 去年、カニ坂ロックフェスで溜まっていた疲れが噴出して痔になったのだ。今年はその二の舞を恐れてできるだけ休む。
 夜、デビル・メイ・クライをプレイ。アクションの操作性が楽しい。しかしその世界に入り辛い。

8月28日水曜。
 古書組合の運営する古本販売サイト「日本の古本屋」のオプションサービスでホームページのドメイン契約をしていたのだが、約4ヶ月前にその契約を止めるよう組合の方にお願いしていた。しかし通帳を見るとその後毎回、オプションサービス代金が引き落とされている。しかしまあ、お願いしたことが果たされないことは古書組合にはよくある。ぼくが嫌われているのだと思う。連絡して解決。
 夕方、金融公庫に提出する必要のある領収書を探しまわって消耗。ほんと公的活動をスムースにできるようになりたい。いやどうなのだろう、なりたくもない。

 夜、木の角棒を縦に斬る難しい作業に従事。店番タイタイが辛そうなぼくを笑う。作業効率がぷぷぷ、、、などとよく磨かれた眼鏡の端をキラッとさせてノタマウ。

8月29日木曜。
 名画座手帳2020の細部を練る。

 区役所にて非課税証明書をゲット。職員の方に、あの失礼ですが、この収入でどのように生活なさっているのですか?と尋ねられ、あの、いやーその、ヒモみたいな?レジから抜いたり?てへへ、とお答えしたのは去年。今年は尋ねられなかった。

 東急ハンズにて小工作のための備品を調達。

 市場へ出品へ。

 ご近所へ出張買取り。量の予想を誤り、台車だけでお伺いしてしまう。オリコン4つと縛り8本。久し振りの台車地獄。舗装がガタガタな坂道で途方に暮れる。先の地点へ荷物を手で運び一部降ろして台車へ戻りその地点まで押す、を繰り返す。汗で前が見えない。

 戻って取っ手が折れてしまった看板を修理。サンダーで紙ヤスリしか使ったことがなかったのだが、布やすりが頑丈ですばらしいことを発見。

8月30日金曜。
 若者が台車に本がぎゅうぎゅうに詰まったダンボールを積んで買取りに持ってきてくださった。少しずつ箱から出して行くうちに既視感がふわふわと浮いてくる。これらをぼくはお客様に渡したことがある。台車で運んで来てくださること4回、もう確実に気付いていた。持ち主はご近所の佐藤さんだ。連続する本の背表紙が、佐藤さんがママチャリをこぐ背中を象った。開店以降週の内4日以上はふらっと立ち寄ってくださっていたのが、もう1年以上お見かけしていない。査定が終わりお支払いする時、失礼ながら、とお尋ねすると、やはり佐藤さんの普段はご実家暮らしではない息子さんで、お父上は今病床にいらっしゃる、とのこと。
 
 看板の修理が完成。新しく取っ手になる部分を切り取り、取っ手が付いていた棒を交換、開いた時に平面になるように調整。上に商品を乗せられる。

8月31日土曜。
 遅番のため昼に市場へ出品。

 夜、店番ノムが巻数を間違えて入力した漫画セットに発注をいただきノム型の藁人形の首をレジスターのコードで締めながらお客様に電話して御了解いただく。この日がぼくの誕生日でノムの用事のため交替で入った遅番だったので余計に藁人形が鮮明。前回ノム型の藁人形が登場したのは先々月、お客様への配送の指定日を間違えていた時だった。まあしかし今までにノムは数千体のぼく型の藁人形に五寸釘を打ち込んでいるだろう。健全だと思う。

 深夜、ユーチューブユニヴァースを遊泳。

9月1日日曜。
 ユーチューブに犯されて午後遅くまで気絶。

 夕方出勤して諸事。
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by ouraiza | 2019-11-04 20:20 | 工作 | Comments(0)
ChouChou    せと
7月22日月曜。
 休眠して夜、名画座手帳2020会議。名画座手帳以外の一大事のアイデアを聞きびっくりする。詳細は極秘だが略して「CJMG」。他に「シップ」についてなど。

7月23日火曜。
 先生のお見舞い。「フラン スベッド」、「玉カレンダー」、など。
 入院なさっている先生は、病院内の営みの音を聞くためにダストボックスを病室のドアに挟んで少し開けたままにしていらっしゃる。そこから着想を得て作られた句をお聞きする。ひたすら、凄い、と思う。数日後に読んだ坂口三千代『クラクラ日記』に、坂口安吾が精神病院から退院した時に、もっと院内を観察するべきだった、というような意味のことを言った、とあり、あ!と思った。

7月24日水曜。
 出勤前に区役所にて所用。

 先週、週末までに配架したくて大急ぎで写真集の大山を準備したことがじわりと悲しくなってくる。商品を仕入れる、方向付けする、拭く、値段をつける、配架する、という流れの中に、その本と大なり小なり親しんで理解する、という無意識な局面が含まれているものなのだが、形式的に完了することだけを急いで目指し、結局その親しみが薄くなってしまった。

 午後、初老の男性が店に入ってくるなり番台の前に立ち、「あんたが人殺しを止めてこんだけやってくれりゃあな、、、ふぅ、、、」とぼくに話しかけるので、困る。完全に幻世に生きていらっしゃる感覚はめずらしい。理解不能であることを伝えてもちょっと言い回しを変えて同じ言葉が返ってくる。

7月25日木曜。
 夕方、うっかり忘れてしまいご近所様への出張買取りに30分ほど遅刻。

 夜、何年ぶりかで車の内部を掃除。シートの下に潜っていたポカリスエットのペットボトルの中がコケ畑になっていた。以前から気になっていた、本を積む時に避けなければならなかったドアステップ部分の段差を埋める工作。
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 抜擢、挑戦、危機、回顧、復活、克服、の固定した感動パターンが繰り返され間延びした感を拭えない『弱虫ペダル』の第51巻を悩みつつブックオフで買う。小野田坂道くん2回目のインターハイのゴールまでは読もうと思う。

7月26日金曜。
 午後、先生の退院のお手伝い。日大病院は北部古書会館にとても近いことがわかり、運転をした場合の道の勉強になる。

 夜、あらかじめ予報を確認してびくびくしていたのに飲み始めた缶チューハイで意識から消滅した雨が21時に降り出してとてもあわてる。
 「天国は干し椎茸の戻し汁の匂い」(by朝倉さん)。

7月27日土曜。
 tweetというのはややもすると、さえずる、つまり鳥のように口がとんがっているな、唇を突き出しているな、と思う。

 小山の方向付けと値段付け。

 市場へ、先々週の出張買取りで原宿から連れ帰った成犬ゴールデンレトリバーほどの大きな人形、マタドール人形というのか、を持っていく。ダンボール箱から手足をだらんと垂らし顔を周囲を睥睨している風な角度に調整して出品する机の上に置くとなんだか気持ち悪くて笑う。

7月28日日曜。
 午後、「怪金魚マリーの最期」を書き始める。側頭を叩いて忘れかけた細部を揺らす。

 夜、組合支部の年一度の総会。議案が通過してよかったが、不安は残る。終わって、こういう流れに憧れていたじゃないか、うむ社会見学、支部の深部が見たい、と最終局面まで連れて行っていただきたく率先して大先輩たちと池袋の女子大生キャバクラChouChou(シュシュ)。女子大生に、古本屋という職業がある、ということを説明するのが大変だった。いろんな世界がある、と思う。

ナショナルのラジカセ 売切
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by ouraiza | 2019-10-10 13:26 | 工作 | Comments(0)
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2月18日月曜。
 夕方まで休んでから仙台から来ていたMさんと会う。尋ねるとこの会合のためだけに東京に来たと仰っていたのだが、ほんとなのか中年古本屋を喜ばせる若者のテクなのか特有のギャグなのか悩む。Mさんに誘っていただき仙台のシェアオフィス施設内、約1mの幅の棚でほんのりと本の販売をさせていただくことになりました。https://twitter.com/kaseinoniwa/status/1103966169654943744the6。キアズマ珈琲さんで会議後、目白駅へお送りしながら、Mさんが静かに放つ仙台の波動が懐かしく楽しい。
 夜、いだてん、夢千代日記最終話観る。

2月19日火曜。
 夜、病院へ父の見舞い。

2月20日水曜。
 急に思い立って、数年前にフタのサイズを間違ったまま作ってしまい使っていなかった小箱を修正改造。スプレーで赤く塗って新しいキャッシュボックスにする。店番タイタイがよく磨かれた眼鏡の縁をキラッと光らせて「赤字、ボックスですね。」と言う。
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2月21日木曜。
 夕方から信天翁さんにてお片付けお手伝い。終わってセンパイを池袋に連行して居酒屋バシトン。帰路、禁忌を破って夜更けのラーメン。

2月22日金曜。 
 「あまちゃん」を観終わった友人ペッペから、今年の4月1日は、あまちゃんの第1話が放送された2013年4月1日と曜日が同じで月曜日である、と教わる。細馬宏通さん著、あまちゃん関連本中の傑作『今日の「あまちゃん」から』では、NHK連続テレビ小説における曜日感覚を大切にする視点があった。今年もしあまちゃんを4月1日から1日1話ずつ観直せば、放送当時と同じ曜日感覚を得ることができるのだ。(しかし!これを記入している3月25日現在、「あまちゃん」はNHKオンデマンドから消滅してしまっている、、、、)。DVDが欲しい。

2月23日土曜。
 これで5回目くらいだろうか、赤いLED電球への挑戦。安定して点灯し続ける40W相当のカラーLED電球が無かったのだ。無かった、というより出会えなかったのだろう。先日Amazonで注文した電球が届いたので装着。今のところ過去最長で好調。以前よりも種類が増え価格が安くなっている。

2月24日日曜。
 夜、なかなか伺えなかった千駄木ペチコートレーンさんでの多岐祐介先生のトークゼミを受講。「What is life」と「How to live」、のこと。胸熱くなる。『文学界』創刊時の同人たち、異邦人論争、和風総本家。
 帰路立ち寄った鴬谷信濃路にてニラタマを食べながら、ムトさんが『つる姫じゃ』から受けた影響について聞く。
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by ouraiza | 2019-03-23 14:12 | 工作 | Comments(0)
標    せと
1月28日月曜日。
 体調回復し午後から出勤、新しい看板作り、というか古い店頭看板の改修に勤しむ。
 記録によると約11年半前、2007年6月に作ったもので、ここ数年は文字のペンキが剥がれて即時の判読不可、サインの意味を成さないただの置物だった。ただの置物であってもぼくには愛着がありオブジェのつもりで使っていたが、それを毎日店の外と中へ出し入れする店員ノムとタイタイから徒労!と糾弾されての今回の改造。どうせなら11年半より長持ちさせたいので金属を使うことにした。
 古い看板の板をはぎ取って骨組みだけ残す。ボンドを使わないことがこういう時役立つ。
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 「きりいたドットコム」さんで切ってもらい届いた鉄板に、文字サイズに合わせてクリッパーで切断したアルミの棒を一旦はセメダインで貼付け、アルミと鉄板を貫通させた穴をドリルで開ける。ドリルの衝撃ではがれたセメダインを塗り直しボルトで留める。
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 赤く塗装した骨組みに装着する。錆びる鉄とほとんど錆びないアルミの経年によるバランスの変化が愉しみ。
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 重いので裏面は骨組みのままにしようと計画していたが、耐久性の問題で格子模様を彫った板を一部にはめることにした。
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by ouraiza | 2019-02-04 22:18 | 工作 | Comments(0)