■落書きもまた本との付き合いかたのひとつ。無造作に奔流した絵心を受け止めたページから、日常生活にくいこんだ本と人とのたくましい交わりがみえてきます。■

なんの本に挟まっていたか忘れてしまった逸品。雑多なビジネス書を処理しているときに本の間からぱらっと出てきたもの。本に直接でなく挟み物でも絵心本の範疇。スカイラークの紙ナプキンに描かれている。行き先不明のインスピレーションがユーモラス。手許にモデルを置いて描いたのでなければ、相当ドラえもんに思い入れのある細部の再現。絵心本流派の1つ「つれづれ型」の秀作である。
せと