久しぶりに口内炎がポチッとできてしまって、何を食べても、うまいいたいうまいいたいいたい、という状態になって困っている。小さいくせにあなどれない。
来たるべき月の湯に向け、準備を進める。今回われわれ女子店員(わたしとのむみち)には秘策がある。一部の値札にチラッとお絵かきなどをほどこしお客様の心をつかんで、まーかわいいわねこれいただこうかしら作戦である。簡単にいうと
m.r.factory 武藤良子さんの値札のパク・・参考だ。
これは絵に書けるかなー、という本の時、ちょこちょことペンを動かす。ふと、のむみちが先週作業を終わらせた分を見てみると、おぉ、ルイズ・ブルックスが正面を向いている。かわいい・・・。
私も負けじと、別冊太陽の畦地梅太郎特集。表紙を写しただけだが、はからずもルイズとくちびるが似てしまった。他にも時々絵入り値札付き本がまざってますので、手にとっていただければと思います。
そんな風にやたら時間をかけながら札書き作業をつづけると、本日一番の難敵。
横尾忠則のこの本は、書名が『悩』かと思いきや・・・・
『悩みも迷いも若者の特技だと思えば気にすることないですよ。皆そうして大人になっていくわけだから。ぼくなんかも悩みと迷いの天才だったですよ。悩みも迷いもないところには進歩もないと思って好きな仕事なら何でもいい。見つけてやって下さい。』ひえ~、なな長い。現に、紀伊国屋のサイトは全文載せているものの、ジュンク堂やアマゾンなどは途中で切れてしまっている。webならコピー&ペーストで済むが、札は手書きだ。これはどうしたものだろう。
店長に相談すると、面白そうに「ぜんぶ書いて」と一言。わかりました・・・と、空白をせいいっぱいとって埋めていく。長い。そしてこの妙な語りかけ口調が自分にみしみしと迫ってくる。
そして数分後・・・。
完成。ほとんどギャグです。これは売れてくれないと困ります。悩みがある方もそうでない方も、みなさまぜひ。
2001年当時のwebが検索できると評判の
google 2001(今月いっぱいの期間限定公開)。結果の一部は、アーカイブに保存されている場合、当時のデザインで見ることができる。みな有名サイトの旧・新を比較したり、著名人や流行語の広まり具合を調べたり、自分の過去の言動を見て恥ずかしがったりしている。私もこれはすごく画期的だと思うのだけど、よい検索ワードが浮かばない。往来座は当時まだ無いし・・・。
なつき