昨日の日曜日、鬼子母神の古本まつりに後ろ髪引かれながらも電車に乗り、築地に向かいました。大学の自主ゼミの仲間たちと、フィールドワークに行ったのです。
まず皆で近くの図書館に行き文献を調べ、その後目的地、
波除稲荷に着きました。
ここはですね、慰霊碑研究者には(たぶん)有名な、海産物系慰霊碑がぎょうさんあるのです。
まず目を引く
玉子塚。その動物の形をした慰霊碑というのは時々あるのですが(馬とか)、これは大きさから言っても「卵」という対象から言っても迫力満点です。次は
すし塚。
そして
海老塚。これは天ぷらの種の代表としての海老だそうです。その隣はなんと
鮟鱇塚。
さいごに
活魚塚。魚全般が対象で、これの慰霊祭が一番大規模らしいです。
そう、これらは皆、食べ物屋さんや魚河岸で働いている方の組合などが建てており、毎年それぞれ慰霊祭を行っているというのです。割とほっとかれている慰霊碑・供養碑も各地に多い中、その熱心さは感じるものがありました。
来週は、これまた動物供養で歴史が古い、
回向院に行く予定です。楽しみ。
先週24歳になりました。年をとることに対しては本質的には別に嫌だとは思わないのですが、まさかここまで未来の見えない状態でこの年になるとは思ってなかったため、少々呆然としています。くよくよと考え込むことが多い日々の中、店長や同僚のむみちがお祝いにくれた、マッチの本と煙草ラベルの本に心和みました。ありがとうございます。右の写真は誕生日の日に遠征した鎌倉の円覚寺で買った学業のお守り。表にはえんぴつ、裏には本が沢山散らばっていてとてもモダンなデザインでした。がむばるぞ。
なつき
※この下の記事に、鬼子母神古本まつりの様子の写真がアップされています。↓↓