
カムバーック!まさかの再入荷。今回は、未開封状態での入荷。ビニールをつけたまま未開封をアピールするか、あえてビニールをはずして中身で勝負するか迷ったが、今日の所は未開封にしておき、売れないようならはずすことに。30分後、売れる。何なんですか、この猪木旋風は。しかも、またもや女性!

『二十三年介護』 ねじめ正一 著 新潮文庫
思っていたのと違った。ねじめ正一が書いたものかと思いきや、半分はねじめママが書いた手記より成っているもの。求めていたものとはまるで違ったが、「ねじめ」が「祢
寝」という漢字であることや、『高円寺純情商店街』が完全な実話ではないことなど、ねじめ正一についていろいろとわかったのが興味深かった。

『空からきた魚』 アーサー・ビナード 著 集英社文庫
非常に好ましい。つくづく凄い人と思う。解説で斎藤美奈子が書いている。「文化や言葉に対するときでも、日常の生活においても、アーサー・ビナードの目は捕虫網を手にした昆虫採集者のそれに近い。」そうなのだ、ものすごい観察力なのだ。氏の網にかかった日常や言葉に関する出来事が、優しいユーモアによって料理されていく。アメリカ人でありながら、日本語の語彙力は軽くその辺(ここも)の日本人を超えている。でも決して出しゃばらず、天狗にならず(とはいっても彼の鼻は相当高い)、ひたすらにまで真摯な姿がカッコいい。行動の拠点である池袋がいっぱい出てくるのも嬉しい。笑えたのが、氏の奥様とその友人が考えたという、名前の当て字。「朝 美納豆」。私も負けていられない。
ノーム・ミチョムスキー