第7回外市。
f0035084_15585.jpg「わめぞの方が楽しいや・・♡」by  わめぞで俗界のあれこれをあれしてしまうカータン(西荻窪にわとり文庫さん店員)


f0035084_232964.jpgオープン1時間後。賑わう外とは対照的に閑散とした店内・・。ならぬならぬ、と急遽こまものやのA女史にポッピングしていただいた。おかげさまで、その後は中も賑わいました。明日も我々往来座は中でお待ち致しております。


f0035084_2131316.jpg『高円寺純情商店街』 ねじめ正一 著 新潮文庫
少し前に同じ著者の『荒地の恋』を読んだ際、これは題材が良いのか作家の筆力がすごいのか、疑問に思っていた。本作を読んで、どちらかというと後者であることが判明。初っぱなが、乾物屋での主人公一家のかつを節削りから始まるのだが、これが何しろ圧倒的な描写力なのです。文字通り五感全てを刺激してきます。擬声語・擬態語のこだわりは、詩人であるが故と思わるる。別に一気に読む予定は組んでなかったのに、あれよあれよと引き込まれ、3時間程の読書中、私は確かに高円寺純情商店街に居た。
直木賞受賞作という事で何かとイメージだけが普及し、持ってるけど読んでない人や、だって直木賞でしょ?という人や、如何せんねじめでしょ?という人がたくさんいると思います。本当にもったいない!読みなさーい!
職場柄、「何か良い本なぁい?」と聞かれることしばしばですが、今後はしばらくの間、これを常備しておこうとさえ思ってます。
ちなみに、これは先日サンシャインの古本祭りで購入したもの。たった今値札を見ると・・「越後屋書店 東京都杉並区高円寺北・・」ぎょえ〜。



f0035084_333270.jpg『旅をする裸の眼』 多和田葉子 著 講談社文庫
も読んだけれども、こちらは惨敗。歯が立たぬ。読者に高いレベルが要求される作品です。フランス映画に詳しい方、カトリーヌ・ドヌーヴファンの方、頭の良い方は楽しめるかも。この著者、自分の中ではまだまだ気にはなるので、あきらめません。読める日が来たら再チャレンジするつもり。




ねじめち 
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by ouraiza | 2008-03-02 03:06 | のむのノミムメモ | Comments(0)
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