冷えますね。
部屋に常温で置いたアボカドが柔らかくなるのが遅いことや、電気代請求書の跳ね上がりで季節を感じます。ちょっと額が信じられなかった・・・。
(画像再掲)
さて、
先週言いかけたこのCDのことですが、まぁなんてことはないんです。この、北山修「ピエロのサム」という作品に、「鬼子母神の唄」という一曲(10曲目)を発見したのです。
内容は、残念、雑司が谷とか入谷みたいな地名は無く、いわゆる鬼子母神のお話(人の子を食べていた鬼をお釈迦様が懲らしめるために鬼の子を盗んで・・・)が、歌ではなく、曲をバックにした語りという形で説明されていきます。話の合間合間に、「キシボジン キシボジン 子供をかえして♪」というコーラスが入るところがアクセントです。めずらしい。面白い。
ただ、後半、鬼子母神伝説の説明が終わると、「しかし現代にもマダこんなオニがたくさんいると思います」と言って、「いのちをうけながらこの世を見ずにしんでゆくという子供たちもたくさんいます 子供は未来を作る宝物だと思います」と続き、最後また「キシボジン(略)子供をかえして♪」とコーラスを繰り返して明るく寂しく終わる、このくだりは・・・・・うーーーん 微妙。そうかぁ・・・堕胎するオンナは即オニなのですか・・・。すごい。原盤のレコードが発売されたのが71年なので、丁度いわゆる第一次水子供養ブームのさなかですから、その影響もあるのかなぁ。どうなのかなぁ。(暗くてすみません)
豊島区立中央図書館で借りられますので気になる方はどうぞ~。
お客様で外市でお世話になっているNさまがご来店の折、手作りケーキを下さいました。その形の可愛らしさに、ひとり店番のかじかむ心が温まりました。ありがとうございました。
なつき