働く車
働く車_f0035084_23534330.jpg サンクスのジュースコーナーで缶コーヒーBOSSの付録をみて驚いた。「町の働く車シリーズ 全15種類 ミニミニチョロQコレクション」。缶コーヒーに120円払ってチョロQがついてきちゃうなんて、と飛びついてしまった。そもそも働く車の不定形なボディがかっこいい。開けなくても中身がわかるようになっていて、なんとなく選んで9種類買った。毎日BOSSを飲んでいる。
 しかし再開発というのは妙に心配だ。このあいだテレビに森ビルの偉い方が出ていて、新橋などのガード下の古い屋台でちょっと1杯、のようなことをかなり断定的に全否定していた。「遅れちゃいますよ」とは言うが・・・・。シャベルカーやクレーン車などの「働く車チョロQ」を番台の上で走らせてパピパピしながら、働くことは開発することなよのね、とピノコ調に思ったりする。


 毎日たくさんの、といっても30通ぐらいの変なあやしいメールが来て、件名などに工夫があったりすると目をとめてしまうのだけど、今朝は、差出人「グレコローマン・ペック」さんから、「老婆の休日」という件名のメールが来ていた。


働く車_f0035084_065611.jpg働く車_f0035084_08997.jpg 『いっぴき狼』湯淺芳子著 筑摩書房 初版昭和41年 294P 四六判 箱
左/箱 右/口絵写真(クリック拡大)
「身辺随筆」内「墓地の散歩」約4P

 「長年雑司ヶ谷墓地の下に住んで、散歩といえばほとんど墓地の中、近年はそれもきまって犬のおとも。(中略) わたくしが上の墓地へのぼっていく道は二つあって、(A)家の前を右にとってまっすぐ祭場前に出る坂をゆくか、(B)その坂下からななめ右についているもうひとつの坂道をのぼって墓地の南西隅に出るか、である。そして行きに(A)をゆけば、復路は(B)というわけである。」
 「漱石はその文学も人柄も好きだけれど、あのドエライお墓の前に行くと、なんとしてもこれが漱石というひとの墓だとは思えないのである。漱石はふしあわせな人であった、という気がする。」

 「雑司が谷の本」、「都電の本」、というカテゴリーを作って、気付く範囲で並べていければいいな、と思う。少し触れているだけのものも含めればキリがないはなしだ。ゆっくりと気長に、責任を感じない程度に雑に進めれば、飽きないかもしれない。いやもう、すぐ止めちゃうかもしれない。
せと
by ouraiza | 2007-11-21 02:37 | Comments(0)
<< ファンゆえの。 a >>