外市、今回も無事に終了しました。来場してくださったお客様、準備、出店、後片付けと終始ご協力いただいた参加者のみなさま、まことにありがとうございました。つくづく、このイベントは多くの方の助けによってなりたっていると感じます。
私はこれまでと同様、基本的に店内の業務担当だったのですが、今回はじめて外の会計をやる機会が少しありました。慣れない口調で呼び込みをしながら、今更、外市のだいご味を感じました。なんというか、当たり前なんですが「風」、を感じるんですね。日が照ってきたり雲が増えてきたり、風が出てきたり肌寒くなってきたりと天気は刻々と変わり、そして何より目の前を多くの方が行きかって、こちらの呼びかけや人垣に目を留めてくださったり、会話を交わしたり・・と。
本当に「往来座」の名にふさわしいお祭りなんだなー・・・・まるで図ったようだ、とシミジミかみ締めています。そしてこれからも、より良い往来になっていくことを祈ってやみません。
(7.11追加) 写真は、外市期間中、旅猫雑貨店さんの棚から買った
「やさしい手当」(平凡付録)。打撲からはじまり睡眠薬の多量摂取(!)まで、多種多様な怪我・病気・事故の手当や、人に言えない性の相談など、一貫して真面目な回答がコンパクトにおさめられていてすこぶる面白いです。その後ろは蟲文庫さんの手提げ(小)。
ところで、全く話は変わるのですが、今、
成瀬巳喜男の「鶴八鶴次郎」の映像を必死に探しております。ネットで検索したところ東宝やキネマクラブといったところで過去にビデオ化されているらしいのですが、まだ現物をみたことがありません。どこどこのレンタルショップにあったという情報や、テレビ放映されたときの録画をお持ちだとかいう方がもしいらっしゃいましたら、是非是非ご一報いただけるとものすごく喜びます。何卒。
なつき