雑司ヶ谷あれこれ
雑司ヶ谷あれこれ_f0035084_23134457.jpg副都心線の開通に伴う再開発でしょうか、雑司が谷では最近よく家が取り壊されているのを目にします。
その名やたたずまいがクラシックで好きだった「雑司ヶ谷マンシオン」も、無くなってしまうみたいで、とても残念。この美しいプレートだけでも残せないかなぁ、なんて。



雑司ヶ谷あれこれ_f0035084_23273472.jpg雑司ヶ谷あれこれ_f0035084_23275811.jpg先日ブックオフで見つけた珍品。
あとり 硅子『四ツ谷渋谷入谷雑司ヶ谷!!』(新書館 1999)
主人公四ッ谷君の友人の一人が「雑司ヶ谷くん」だそうで、全くこの土地と内容は関係しないのですが、こんなにも作中でこの地域名が連呼されてるマンガは初めてだったので、妙な面白さがありました。とゆうか、この作者を検索したら、数年前に急逝してるらしくびっくり。



先日国会図書館で入手した論文のひとつをよんでいたら、明治の後期に、「家畜の死体の埋葬場がないという声にこたえて、雑司ヶ谷に埋葬場が設けられた」という記述がありました。(近森高明「動物愛護の<起源> -明治三〇年代における苦痛への配慮と動物愛護運動-」京都社会学年報 第8号 p.88 より)
たぶんもう跡形もないんだろうけど、フィールドワークしたいなぁ、とちょっと思ったり。そういえば確かこの辺って酪農も盛んだったんですよね。その関係もあるのかなぁ。なさそうだなぁ。

こんな感じで、日々雑司が谷にとりつかれております。
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ところで私は、ゾウシガヤンであると同時に目白にもとっても愛着がありまして(メジロニヤン?)、普段生活していて、「目白押し」とか「自白」といった関係ない言葉にまで反応してしまう習性があります。きっと「自白者出現目白押し」とかってニュースがあったら(無いけど)、動揺しまくりのような。
そういう方って他にもいらっしゃるんでしょうか・・・。

なつき
by ouraiza | 2007-06-13 23:53 | ふらふら散歩(終了) | Comments(0)
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