とある土曜日、いい加減卒論に手をつけなきゃ…と、重い重い腰をあげ、資料集めに
国会図書館に行ってまいりました。いや~永田町って池袋から有楽町線で15分なんですね。あっという間に到着。基本的な手順は、入館手続きを経た後、パソコンを使って資料を検索し、本館(図書)と新館(雑誌)、閲覧申し込み(2F)とコピー依頼(1F)、と用途ごとに館内を奔走。ついでに空腹なので3Fの喫茶にも2度入ったり。相当動き回りました。そんな中、以前利用した時には無かったと思う、「オンライン複写」のサービスがすごく楽でした。PC上で目当ての雑誌論文を特定し、画面上で申し込み。そうすると雑誌を出してもらって確認することなく、直でコピーが手に入るのです。時間は1時間弱とかなりかかりますが、それでも待ってる間に他の作業が進むので、リズムさえ作れば無駄になりません。
そもそもの目的だったある論文は、掲載されたマイナーな雑誌が欠号で入手できず凹みましたが、その後思わぬ有用な資料にどんどん出会い、ぐんぐんテンションが上がっていきます(危ない)。
図書館の中は、わたしのような学術研究目的の人がやはり多そうですが、なかには「??」という人も少なからず。ファッション雑誌を沢山申し込んで片端から見ている女性や(もしかしたら服飾系の勉強かもしれませんが)、アックス(マンガ雑誌)をブックトラック一杯に積んでいる男性、ソファで本格的な睡眠に入っている人も。国会図書館って、名前はちょっと大仰ですけど、全然自由な使い方できるんだなぁ~と思いました。むしろ研究・調査って構えていた自分の方が視野が狭かったのかも・・・。
そして、、なんやかんやで一応作業が終了し、図書館を出ました。両手にこんもり抱えたコピーの山、読まなきゃならないと思うと泣きそうです。そこでそのまま半蔵門線に乗って後楽園で乗り換え、いざ本郷3丁目へ。
ふふふ、お目当ては
ビアガーデンなのです。しかも東大の!
以前人から教えてもらったのですが、東大の学士会館では毎年夏になると、庭にビアガーデンを開いていたのだそうで、それもなんと今年で終了とのこと(研究棟設立のため)。なので今夏は絶対行ってみたい、と願っていて、しかしサイトには、期間が「発掘調査まで」となんともあやふやな記述しかなく、いつ掘り出すんだ?と気が気ではありませんでした。そこで思い切って行ってみることに。晩酌はよく部屋でするんですが、外ではなかなか一人で飲むことは無く少々不安でしたが実際到着してみると、親子連れの子供がうろちょろしていたり、ビール片手に読書している人がいたりと何でもありなようで安心。
写真は一杯目の小ジョッキ。夜風に吹かれて論文の束を読みながら飲むビールは、それはそれはおいしかったです。ただ、だんだん日が暮れてくると字がかすんでくるのは盲点で苦労しました。今度は友人を連れて、純粋に飲みに行きたいです。
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今週の土日に、もう閉館になった雑司が谷図書館で、本のリサイクル市やるみたいですね。10冊まで無料はすごいなぁ。
http://www.library.toshima.tokyo.jp/FRAME/osirase.html#9
なんてことないところでしたが、ここはすごく良く利用した図書館でした。ネットで他の豊島区立図書館からここに取り寄せを申し込んで取りにいったのもしばしば。中をもう1回見に、週末ふらっと行くかもしれません。
なつき