<前回までのお話>
東京おのぼりさんと化した、友人と私という妙齢の女子ふたりは、まずは赤い電波塔東京タワーを目指します。誕生日特典で連れの料金がタダになり一気にテンションが上昇。そのまま上まで移動します。
着きました。本能のままに体は動きます。
←下が透けていたら覗き、
タワーソフト(ただのソフトクリーム)を食し→
メ、メ、メダルだってつくっちゃいます。(このあとえらい旧式のプリクラにも挑戦し、甘酸っぱい中学生時代を思い出したり思い出さなかったり・・)↓
眺望は当たり前ですがきれいでした。なかでも東西南北に設置された点字板が、どうやら景色を点で表しているようなのが興味深かったです。これはたぶん富士山。
その後もタワー全域を遊びたおし、日が暮れる頃やっと出ます。
外に出た直後たじろいだのは、タロジロで有名な、カラフト犬の記念像がすぐ足元にかなりの広さで置いてあることです。頭数は数えていませんがたぶん餓死した13頭全部でしょうか。それにしてもなぜ東京タワーに・・?
それから寒空のなか歩き続け、地下鉄を中心に東京をあっちゃこっちゃ横断し、最終的に浅草の神谷バーにて人心地。初めての電気ブランはなかなか手強かったです。全体的にかなり行き当たりばったりの旅でしたが、主役の彼女になんとか喜んでもらえたようで何より。来年の企画をもう今から考えはじめる私でした。
話は変わって、
以前にもご紹介した、埼玉県所沢市の市民ホールが舞台の、「ミューズシネマ・セレクション 世界が注目する日本映画たち」がただいま絶賛開催中です。私も本日、是枝裕和監督「花よりもなほ」と西川美和監督「ゆれる」を、見に行って参りました。作品そのものも、両監督のトークセッションもとっっても良かったです。何より来場者数がかなりのものだったのが、この映画祭ファンとしては感涙ものでした(昨日の「かもめ食堂」も人がすごかったらしい)。
期間はまだ明日一日残っています。ドキュメンタリー3本立てというちょっと敷居が高いものかもしれませんが、難しいだけじゃなくて、それぞれがこゆい、エンターテーメント性を合わせ持った面白い作品群だと思うので、時間が空いた方はぜひ。航空公園駅は実際はそんな遠くないですよー。
3月25日(日)
『ヨコハマメリー』 昼12:00
『Dear Pyongyangディア・ピョンヤン』 3:00PM
『蟻の兵隊』 6:00PM
なつき