
本日は今年最後の店番日なので、昨日のうちに決めておいた課題(番台裏の文庫、新書の整理)をこなすべく、モクモクと文庫本を拭いておりました。お昼を少し過ぎた頃、本を何冊か買って下さったお客様がふと、「この辺りにタンタン麺の食べれるお店ってありますか。」とお訪ねになられました。不意を打たれたので事情を伺ってみると、なんでも急にタンタン麺が食べたくなり、雑司が谷の辺りをしばらくの間彷徨っておられたのだとか。地元の地理にはあまり詳しくないので、とりあえず東通り沿いのお店や、ジュンク堂の向かいにあるラーメン屋さんをお教えすると、「ありがとうございました」と言って、そのひょろりとした背の高い男性は池袋駅目指して店を出て行かれました。夜、ポクポクと文庫の残りを拭いておりますと、外からやや大柄な男性のお客様がいらっしゃいまして、手には「SOUL ON」という黒人のファンキーな雑誌を手にしておりました。ちなみにその方は、これで連続三度目のお会計になります。「マニアックな雑誌がおいてあるね。涎がでちゃうよ。」「あ、その雑誌は少し前に出した本なんですよ。」「いや、涎が出るよ。」話がかみ合わず、お客様はそのまま去ってゆきました。全く関係無いですが、SOULといえば、ソウルシンガーのジェイムスブラウンさんがこの前お亡くなりになられました。店で流せばよかったなあ、と今になって少し心残りであります。
ともあれ何とか、無事に、本年度の仕事を納めることができました。不器用な接客に笑顔で答えて下さった皆様に、心から感謝いたします。来年も、良いお年を。
こにぎり