4泊5日で、実家の宮崎と、姉の住む福岡と、
祖母のいる大分を駆け足で巡って参りました。一番印象に残ったのは、大分日田市の豆田の町並み。日田市は、江戸時代、幕府直轄の天領であったそう。豆田は中でも特に趣があり、都市景観形成地区として守られているため、当時の雰囲気が存分に味わえます。最大の見所である、廣瀬資料館と咸宜園(かんぎえん)跡なるものへ行ってみました。咸宜園とは、江戸時代の儒学者、廣瀬淡窓によって開かれた大規模な私塾で、閉塾までに3000人以上が学んだそうで、高野長英もその一人。この塾跡には、現在秋風庵という淡窓の伯父月化が建てた居宅と、遠思楼という淡窓の書庫しか残ってませんが、
秋風庵は立派に復元されており、炊き場や、井戸など、昔のモノ好きな私にとっては涙ものでした。
この豆田を始め日田市の至る所で見られるのが、写真のような、小川というのか用水路というのか、小さな水路がここかしこを流れているのが印象的なのです。大分、よかとこですばい。
もう一枚おまけの写真は、ばあちゃん家の老猫、みーちゃん。のむみち