土曜日に、東京堂書店、
南陀楼綾繁さん向井透史さんトークサイン会にお邪魔いたしました。「本が売れない」という業界的地平を遥かに飛び越えた「本を巡る楽しさ」を語るお二方のお話はとても楽しかったです。古書現世向井さんが「古本まつりの余韻が減った」(大意)とおっしゃっていたのですが、この「余韻」というのが鍵な気がして、柔よく剛を制す、古本柔術家向井さんのお言葉だな、などとしみじみ思ったのでした。もそもそと打ち上げにまで参加させていただき、南陀楼さんのマル秘資料(あっ南陀楼さんの「ナンダロウアヤシゲな日々」に連載が!)に唖然驚愕。ふとした会話の隙間に向井さんが何かブツブツ言っている、耳を澄ますとうわ!!麻原さんが演説中。恐怖のディテール再現力。同席の御方々にしっかり挨拶もできず、酔いのほうが先に回ってしまいご無礼をしてしまいました。酔って目が裏返りそうになる頃カラオケが向井さんの「みちのくセドリ旅」で始まり南陀楼さんも絶妙抱腹な替歌「一箱オヤジ」。
リコシェ阿部さんのキテレツ主題歌「はじめてーのーチュウ」ならぬ「はじめてーのーギュウ」(立石書店岡島〈牛イチロー〉さん、誠にすみません。早稲田出店!おめでとうございます!)で完全に正気を失い夜が更けたのであります。誠にお世話になりました。ありがとうございました!
社交会後恒例の「慎め慎め」と繰り返す呪いのフラッシュバックから逃避したくて、お客様から要請のあった雑司ヶ谷関連浮世絵リストを作ってみました。首を絞める手を少しゆるめました。

←広重初代 東都名所年中行事 十月 雑司かや会式参り 安政元年(1854)
→広重3代 冨士三十六景 雑司がや二見茶や 明治24年(1891)


←広重?代 江戸高名会亭尽 雑司ケ谷之図
→喜多川歌麿 玄英の雑司ヶ谷詣(風流四季の遊) 享和年間(1801-04)


←江戸八景 雑司谷法明寺 安永・天明年間
→楊洲周延 時代かがみ 雑司ケ谷会式 天明之頃
せと