おめでとうございます!!
おめでとうございます!!_f0035084_16454649.jpg 旅猫雑貨店さん路地裏縁側日記)大開店!!雑司ヶ谷弦巻通り沿い、明治通りからですと大鳥神社参道左折、まっすぐ、都電線路横断、ちょいと行くと右手です。ご店主の金子さん、「ひっそりと開店してましたーっていう感じで・・・」いやんいやん見逃しませんよぉ~。店前の路上に包丁研ぎ屋さんのいかしたお兄様。画像はお店玄関のすすきみみずく、そして招き猫ならぬ招きお兄さん!!鈍った刃物は旅猫さんへ!!
せとおめでとうございます!!_f0035084_17159100.jpg

おめでとうございます!!_f0035084_20554194.jpg 店の前で自転車のガチャガチャする音が聞こえてきました。外から、二人の少年たちが入ってきました。見た感じでは、小学校高学年くらいでしょうか。珍しいお客様なので「いらっしゃいませぇ~」と、いつもよりゆっくりと「せ」の音をフェードアウトさせてみました。「錬金術のことが書いてある本ってありますか」。はじめに入ってきた1人の子が、丁寧な口調でたずねてきました。いきなりでびっくりしましたが、冷静に考えてみると、さてはあれの事だな、と思いました。あれというのは、あれのことです。いま、子供たちの間で人気のあるコミック、「鋼の錬金術師」。読んだ事は無いのですが、きっとその漫画に影響を受けた子供たちが、自分たちもあんな風に特別な魔法を使えるようになりたい、というような事を思ってきてるのだろうな、と思ったのでした。「錬金術か…そうだな。あれだよね、読みやすい本の方がいいよね」。そう聞くと、「いえ、難しくても構いません」と言われました。ちなみに、その子は肩まで髪が伸びていました。不安でした。「そうか…。あるとすればこっちかな」。ひとまず、子供たちを美術の棚までご案内する。棚中をくまなく探していると、背後で二人の話す声が聞こえてきました。「古本屋には、けっこうそういう関係の本があるんだよ」(髪の長い方)。「でもさ、アメリカの古本屋なんかには、けっこう掘り出し物があるんだよ」(髪の短い方)。内心、ますます気まずい。いま、一生懸命探している自分がピエロに思えてきました。そうこうする内に、髪の短い方ははやばやと外へ出て行ってしまいました。「ごめん…。ちょっと、無いな」。「そうですか。ありがとうございました」。丁寧な挨拶とともに、二人の少年は去っていきました。あれから数週間が立ちました。お客様、このような本が見つかりましてございます。
こみ
by ouraiza | 2006-11-16 17:02 | Comments(2)
Commented by 旅猫雑貨店かねこ at 2006-11-17 19:33
重ね重ね、恐れ入ります。
あっ、兄がー(!)カメラ目線……
いやはや、本当に恐縮です。
近日、往来座さんのハサミなどを研ぎに参らせます。
裁断機(紙カッター)なんかもできますのでお出しください。
Commented by せと at 2006-11-18 02:40
いえいえふんとに気にしないでください。またネタにしゃがってこんちくしょうぐらいにお願いいたします。ハサミ、今のところ通常業務の面では大丈夫です。ぼくと店員達の脳髄を砥いでいたきたくまたお邪魔します!
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