すずめ    せと
4月3日月曜日。
 午後早くに早稲田丸三文庫さんに集合してタケラさんに道案内をしてもらいながら三ノ輪橋商店街へ向かう。古書信天翁センパイのお引越し作業をお手伝い。終始道が空いていたりで運転がスムース、いつも苦心恐怖する運転だがこんな日もあるのかと思う。あっという間に2往復、最後に『ONE PIECE』の不揃いシバリを降ろして完了。車が役に立てて嬉しい。
 日当たりのいいセンパイの新居にて冷蔵庫が運送されるのを待つなどして東池袋サン浜名さんにて打ち上げ。インボイス制度をどうするか、難しい。センサーの障害。サン浜名さんの重要文化財的ハムエッグ。
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 センパイが大事になさっている植木鉢は御新居のバルコニーに並んだ。
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4月4日火曜日。
 休み。
 午後、水道屋さんが風呂場の排水の詰まりを直しに来てくださるので廃テンションにはなりきれず。排水が詰まる周期が1〜2ヶ月とあまりにも早く、根本的原因を探って頭を捻る。水道屋さんからの新見地として、長年の使用によって上階の台所の排水管に溜まった油汚れが風呂の排水管まで落ちてきてとあるポイントに集合するのではないか、という一旦の打開策へのきっかけを得ることができた。
 呆然とYouTubeを徘徊したり地下を書くなど。

 夜、ドラマ「水もれ甲介」を観る。第16話。現イトーピア目白、元邸宅の壁(15話より至近) 三森工業所、岩崎染物店前の路地 鬼子母神境内の左幸子。
 深夜少し動画作り。

4月5日水曜日。
 休み。まったく予定のない休日が欲しいのだがそうもいかず。

 午後遅くまで現実逃避をして実家に行き父親の作品アルバム、個人アルバム、資料をオリコン6個に詰めて車に積み店へ運ぶ。あくまでも予定だが展示企画があり、整理、研究する必要がある。想いが生煮えでなんだか怖い。資金の問題も残っていて曇り空で、対策を講じなければ。晴れた空の下に憧れる。

 夜、「水もれ甲介」を観る。第17話。鬼子母神沿いの道(現割烹大倉前)
 深夜に動画作り。

4月6日木曜日。
 開店して諸事。ウェブ発注対応などしつつ数個の連絡業務。値上げせざるを得なくなりましたのでご連絡くださいというユニマットさんは、月1回交換でお願いしているの床モップ、手持ちモップ、入り口マットのそれぞれの洗濯代などが高騰しそれぞれ少しずつ値上げしたく、月計1320円を1540円、とのこと。ユニマットさんも値上げなんかしたくないけど仕方なく値上げせざるを得ないんでしょ〜?といつも気さくな担当Tさんに訊くと、「そりゃそうですよ!値上げのお話なんてボカァほんとはしたくないンスよ!」と熱く仰っていた。お釣りがめんどくさいでしょ、ということで1500円で決定。経費は極力削減したいが、モップとマットの経年劣化という気掛かりが無くなる、ということは大事で、削減対象にできない。

 午後、ウェブを通じて予約なさった本を受け取りにいらっしゃった極ご近所にお引越しなさってきた方が、この4月から大学1年生とのこと。牧野信一、北村透谷などを同時にお買い上げくださり、なんたる文芸色の春!と思う。

 企画されている展示のために父親の資料を整理。まずは1967年〜2014年までの作品アルバムから実家においてある作品の写真を抜き出す。一人での作業は辛いので店員ノムに先導してもらう。父親に関する諸事はなぜこんなに重いのか。父親の書いた文字を見るだけで現実逃避をしたくなる。事務的に割り切れればいいのに、できない。自分の患部を天日干ししなければならないような。

 店を閉めてジュンク堂さんで買い物をするというご近所Sさんと店員ノムに付いていき、新刊書店の空気を吸ってリフレッシュ。

 深夜、「水もれ甲介」を観る。第18話。六ちゃんの酒屋(近江屋酒店)の右隣の住宅 並木ハウス 墓地(本納寺?)の中。

4月7日金曜日。
 強い風のなか開店して諸事。午後からこの風に雨が加わる予報なので、外に出した棚をビニールシートで完全梱包。
 郵送買い取り1箱を査定、お持ち込み買い取り1件とミックスして仕分け。

 強風に揺られすぎてつなぎ目が断線してしまった屋外のペンダントライトを修理する。同じ原因で2回目なのでこれ以上繰り返さぬよう、ソケットを細い釘で固定してみる。
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 父親の展示に関する資料点検と確認。そもそも筆頭の目標は図録の設計図を作ることなので、図録の「台割」を作ってみよう、と『名画座手帳』の過去のデータを参考にする。立ち寄ってくださった手帳編集部Iさんから基本的なページ設計についてご意見をいただき、ふんわり光明が差す。

 夜、「水もれ甲介」を観る。第19話。鬼子母神参道端の花屋さん 横尾クリーニング 横尾クリーニングから東京音楽大学方向への視界。

 石川桂郎『俳人風狂列伝』中公文庫がとても面白くて読んでいると、尾崎放哉の命日が4月7日(大正15年)とあり、今日じゃないか!とびっくりする。

4月8日土曜日。
 NHKオンデマンドにて「よみがえる新日本紀行」の葛飾柴又編を観ていたら、1980年の路上に雀がわんさか群がっている数カットがあった。いやはやほんとに最近雀を見ないなあ、と感慨深い。もし雀がいたら、雀だ!と驚くだろう。

 開店して諸事。
 古書組合主催の販売サイト「日本の古本屋」のよりよきシステムを目指しての改修が何度か延期されてついに始まる。来週月曜日まで工事中。運営が一旦止まったことで早速わからないことがあり組合に電話してみたが普段休日の土曜日だからだろう、不通。多分同じような些細でめんどうな質問がたくさん来そうな工事日を週末になさった作戦が賢いと思った。

 番台上中山の値段つけをずっと。ウェブ発注が無いとわかっているので、インターネットなどという大暴君がいないころそうだったように番台上の作業だけに集中できる。国際的な記念日として、世界中のネット回線、スマホもデジタルテレビも、一切遮断する1日を作ったらどうだろう。
 
 夕方立ち寄ってくださった店員ノムの友人女性Yさんがアムステルダムの画学生のような素敵なパーマをかけていらっしゃったのだが、「水もれ甲介」を夢中で追っている今、最高にカッコいいマイヒーローの姿が思わず脳裏にちらついて「石立鉄男みたいですね!」とお伝えしてしまって失礼を猛省。

 父親の展示企画について、それをどうするか方向性は未定だが、店員ノムに受賞作品の作品写真を抜き出してもらう。

 夜、ノマド雑貨店めずらしいことりさんを発起人に近しい方々が集って数人分の誕生日とお引っ越しをお祝いする宴を帳場の周囲にて。めずらしいことりさんが作ってくださったポテトサラダが美味しくて撃たれる。友人牛さんがなんだかわからない果物の種を明治通りの植樹帯に撒くと言っていたがうまく育って欲しい。

4月9日日曜日。
 開店して諸事。
 「日本の古本屋」も工事中で稼働していないことだし、また店員ノムに手伝ってもらい父親の資料整理をする。屋外に設置した彫刻作品を作品アルバムからピックアップ。年譜を少しでも詳細にするために故郷である長野県の小学校などを調べる。昭和27年〜30年代、学制の変更、統廃合などで学校名がよく変わっていて複雑。記念映像を作るための個人アルバムの点検も始める。

 照明設備を変えた店奥について、店を詳しく知ってくださっているご常連のAさんにご意見をいただいたところもう少し暖かくてもいいかもね、とのことで、1つの昼光色電球を電球色電球に交換。これでいい気がする。

 北海道の新球場エスコンフィールドへ観戦の旅行をなさったYさんがお立ち寄りくださり、いやー我慢できなくて中飲んじゃったけど、と、エスコンフィールド限定ビールの空き缶をお土産にくださった。Sさんが石立鉄男ファンとのことで、いろいろ教わる。石立ドラマオープニングのアニメーションの素敵さ。など。

 帰路立ち寄ったコンビニにて、いつも少しお話する女性店員さんに、麦チョコ置かなくなっちゃいましたねーと愚痴ると、本社がうちの店長のリクエストなんて無視すんのよ!売れてないわけじゃないのに無くすの意味わかんないわよ!と立腹のご様子だった。コンビニ流通に供給側と現場側の齟齬があるのだな、と学ぶ。

 「孔雀」のイントネーション、「く↑じゃ↓く→」(「花火」と同じ)なのか「く→じゃ↑く→」(ex.「豆腐」と同じ)なのか問題、ということがある。

 夜、ドラマ「水もれ甲介」を観る。第20話。歩道橋(場所?) 雑司が谷2-25のマンション 鬼子母神の大銀杏に登るまこと(川口晶)。親元を離れ遠くの大学に進学したい妹チャミーを生意気だと殴った後の長兄甲介のセリフ、「今の世の中はね、石が流れて木が沈む世の中なんだよ」。それにしてもなんたる束縛。

 金曜日に公開したムトさんの個展「百椿図巡回展 倉敷編」をご紹介する動画です。


by ouraiza | 2023-04-10 21:49 | 工作 | Comments(0)
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