3月21日月曜日。
定休日の隠密営業。
文庫大山の値段つけを終わらせ配架している店員ノムを少しだけ手伝いつつライブ放送「不忍ブックストリームⅡ」内の担当コーナー「b-Spo」の準備の最終段階。
夜、不忍ブックストリームⅡの本番。さらっと要所で大事な質問をしてくださるゲストの古本屋ツアー・イン・ジャパン小山さんから学ぶことが多い。b-Spoは知人からいただいた案で、出版社やシリーズのシンボルロゴマークを見てどこのロゴかを当てる「ふぞろいのロゴたち」。メジャー、ミドル、マイナーのどこを出題すべきかとても迷ったが、メジャーで多分毎日視界に入っていても、その存在をしかと認識されることは少なく具体的な名称につながらないだろうと判断。メジャー路線でいくことにした。とても楽しく進行。初展開の驚異の結果となった。
深夜、さて、とドラマ「フリーバッグ」を観たくなるが昨日最終回を観終えていた。そういう中毒性がある。
3月22日火曜日。
サードワクチンを接種した店員TTの副反応が酷い、ということで代打の番。
休みにそうするように番をしながら廃す。猛烈に寒く、強風に舞う雨に時折雪が混じるので外の棚を店内にしまいこむ完全かたつむりシフト。それでもお客様がぽつぽつとご来店くださった。
閉店まで残り5分、というくらいから急に元気が出始めるのはなんなのだろう。
夜、動画作り。
3月23日水曜日。
店員TTが副反応からの復活ならず、昨日に引き続き代打の番。
文庫小山を値段つけ、配架。郵送買い取り2箱を査定。他、廃して地下を書く。
必ず週に3回は数冊のお持ち込み買い取りに来てくださっていた、前店舗時代から20年近いお付き合いになるお客様が、今年に入って1度も店にいらっしゃっていないことを店員間でどうしたのだろう、となんとなく数回話題にしていた。夕方そのお客様がいらっしゃった。年末に心臓の件で倒れつい先日まで入院していた、とのこと。夕方5時から朝5時まで酒を飲むような生活だったらしい。
夜、動画作り。
3月24日木曜日。
店員ノムに早出してもらい休む。あれをやろうこれをやろう、と脳内でプレイするだけで布団から出ないうちに夜。猫が枕元に嘔吐した衝動で目覚める。
深夜動画作り。
3月25日金曜日。
休み。午後から、多岐祐介先生とムトさんと練馬区立美術館にて香月泰男展を観る。図版からでは伝わらなかった表面の材質感をじっくり観る。キャプションにある「方解末」という材料が立体感の由縁だと思う。ほうかいまつ。軽検索によると日本画の材料で「方解石の粉末。 主に下地や盛り上げに使う半透明白色の天然岩絵具。」とあった。シベリアの惨烈な環境下でも、朝陽や夕陽を美しいと捉えている。
椎名町博多屋さんで軽打ち上げ。串に刺さったおいしいけどそれがなにか忘れていてただ噛んでいる肉、生ビール、遠慮なしの話題、に非常に飢えていたので楽しくてはしゃぎすぎる。「井上志摩夫」が色川武大の筆名である、と教わる。など。
帰路、先生宅の桜、立教大学裏の桜を眺める。切符ナンバーは8873、5324。
深夜、動画作り。
3月26日土曜日。
開店して諸事。暴風。風だけなら外の棚を厳重緊縛シフトにすればよいか、と思っていたがそこに小雨も混じってきたので棚を店内にしまう。
店員ノムが商品化を終えている文庫大山の一部を配架。
b-Spo vol.14、海外のamazonから任意に4カ国を選び、本のベストセラーを眺めつつ、1位〜3位のなかから1位を当てたらダメ、という競技、「imazon」。シンプルにレギュレーション設定をミスしていて、1位を当てたらダメ、ではなく、1位3p、2位2p、3位1pなどのポイント制にすれば参加者の方々に満遍なく回答機会が巡ってきてよかったのに、と大反省。競技前によくかんがえる、という当たり前のことが大事。しかし、ルールは適当に、という面も無くしてはつまらないのかもしれない。
夜、小説家菊池秀行さんが音楽家菊池成孔さんのお兄さんである、と、なんらかの検索をしていたムトさんから教わる。
深夜、映画「続 夕陽のガンマン」を観る。”西部劇”の印象が大きく変わる。とても面白かった。
3月27日日曜日。
開店して諸事。
断続的に数箱ずつ送っていただいている郵送買い取りの査定、仕分け、値段つけ。美術展図録がとても面白く、いちいち眺めてしまって遅延。
夜、池袋モンパルナスの画家、として名前や図像を見ていた山下菊二が、当時の映画に出演している、ということを手帳編集部朝さんから教わる。