『日和下駄 一名東京散策記』
永井荷風
『日和下駄 一名東京散策記』籾山書店(1915)
「第十一 夕陽 附 富士眺望」内

『日和下駄 一名東京散策記』東都書房(1957)より
山の手の其の中でも殊に木立深く鬱蒼とした處と云へば、自ら神社仏閣の境内を択ばなければならぬ。雑司ケ谷の鬼子母神、高田の馬場の雑木林、目黒の不動、角筈の十二社なぞ、かゝる處は空を蔽ふ若葉の間より夕陽を見るによいと同時に、また晩秋の黄葉を賞するに適してゐる。

画像:東都書房版
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by ouraiza | 2002-01-01 01:43 | メモ/雑司が谷の本 | Comments(0)
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