マ    せと
5月27日月曜日
 休眠して実家に行き諸事多数。父の見舞いへ行き、銀行カード再発行のための書類にサインをもらう。寝たきりの父が懸命に住所と名前を書いたが枠からはみ出しまくる。書けないかもしれませんがいいですか?と銀行の方に訊いたが、それでもいいからとにかく本人じゃなきゃダメ、ということだった。

5月28日火曜日
 ラジオを店で聴いていて忌野清志郎が流れた時に番台前にいらっしゃった推定70代のお客様が、「最近やっと忌野清志郎の歌をちゃんと聴いたが、素晴らしいんだね、昔気付かなかったのがもったいない」という意味のことを仰った。つい先日もご近所の70代のHさんが「忌野清志郎、感動しちゃった、、、なにがいいって、言葉がほんと聞き取りやすいのよ」と仰っていたばかりなので驚いた。ビースティーボーイズやギャング・オブ・フォーも、これは何て人たち?素敵ね、と70代以上のお客様から訊かれたことがある。若い人が聴く、中年が聴く、老人が聴く、というなんとなくイメージされるくくりが当然時代とともに推移していて、自分の勝手なイメージなんてあてにならないぞ、と気付かされる。
 夜、岐阜から徒然舎ツレッチとタイコーちゃんが遊びに来てくれる。赤い指輪みたいなヒモ切りをいただく。ゴルゴ13のある一話の数ページが延々と繰り返される多分なにかの見本として作られたを、狂ってるじゃんねーサイコー!とタイコーちゃんが喜んで買ってくれた。キャッシュレス時代への対応とAirPayについてなどを教わる。

5月29日水曜日
 開店前の午前中に銀行へいこうと思っていたが目覚めたらパトラッシュがゆっくりお眠りよと耳元でささやくのでサボる。

 お客さま「あのー、このお店いつごろ開店なさいました?」
 私「2004年、、、ですので15年前ですね」
 お客様「いやそれはちょっと、私30年前に学生だったときにこのお店に通ってたんですよ」
 私「おおそうですか、、、多分どこかとお間違えなのでは、、、以前駅前にあった古本屋さんなのでは、、、」
 お客様「いやこちらだったはずです、だって棚の並びも同じですし、、、」
 私「、、、」

5月30日木曜日
 週末の沖縄行きの前にやってしまいたいことリストを作ると13個あった。
 ムトさんに店番してもらい銀行で磁気が読み取れなくなってしまった父親のカードの再発行手続き。新しいカードはどうしても登録住所にしか発送できないとのこと。いないとわかっている実家に送るよりも、病気の父親にサインをもらい戸籍謄本を発行して親子である証明までしている息子宛に送ってほしいと懇願するも無理。無駄を嘆く。しかしぼくのような幼稚なバカが想像できる範囲なぞをはるかに越えて手の込んだ犯罪が横行する時代であることもわかる。
 店に戻ってから準備して市場へ出品。
 13個の課題のうち2個終了。

 夜、居酒屋バシトンにて沖縄での行動目標をたてる。・東大でヤキテビチを食べたい・”ウララ島”へ行きたい、など。

5月31日金曜日
 午後までの番後、不動産屋さんにて賃貸契約更新の手続き。緊張。
 実家で用を済まし病院へ父を見舞い再び実家に戻り用を済ます。
 残り11個の課題のうち5個終了。

6月1日土曜日
 根が生えそうだった大山を値段付け。
 賃貸契約更新が終わって腑抜け。ノムに店のガラス窓を拭いてもらう。すっきり。
 残り6個の課題のうち4個終了。2個残った、、、。
 ムトさんが沖縄に連れて行ってくれるとのことでドキドキ。2時に布団に入ったが集合時間が4時なのでいっそ起きていることにした。

6月2日日曜日
 飛行機なんて何年ぶりだろう、友人の結婚式でベトナムに行ったのが2006年5月なので13年ぶりか。夢や希望ってやつぁ、、、持ってみてぇもんだ、、、(by丹下段平)。空港での荷物検査の際、レーンに用意された荷物をのせるトレイの重なりの最上段のトレイに自分の荷物を置いてボーっとしてしまっていたので、後ろに並んでいた人がトレイを利用できない事態に。ごめんなさい。
 9時半那覇空港着。曇りで湿度がとても高くギャツビーボディペーパーがどんどん減る。念願の市場の古本屋ウララさん前に立つ(休業日)。あと2週間ほどで老朽化のため一旦閉鎖する第一牧志公設市場2階の食堂にてビールとイカスミ焼きそば。看板を見た「ビリヤード壷」に行ってみたいが営業なさっているかどうか未確認。波の上ビーチ付近に停泊していたサンシャイン60を横に寝かせたぐらい巨大なクルーズ船にびっくりする。
 夜、飛び入りで同席させていただいた沖縄古書組合関連の方々の飲み会で、へべれけに酔ったBOOKSじのんさんにお子さん達のお名前を尋ねていると、ご息女は「まりこ」さん(仮)とのこと。「じのんさん、まりこさんは漢字でどう書くのですか?」と尋ねると、「‥‥‥マンホールの『マ』!!」と教えてくださり、寝不足のツボに刺さった。
 じのんさんは「おい天久!帰るぞこら!」と榕樹書林さんに叱られながらタクシーに引きずり込まれていった。
 その日の手帳の余白に濃い文字で
<古本屋は「古」って自分で言っちゃうからダメさ、皆さん逃げることでビジネスチャンスを失ってるわけさ!(by二次会における文化堂 浜里さん)>
とメモがある。

 那覇には街角に水辺が多く、小さな池にも必ず魚がいて、元気だった。
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by ouraiza | 2019-06-03 18:18 | Comments(0)
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