朝シャン    せと
4月1日月曜日。
 本の山を店の隅から隅へ移動したりしなかったり。ある程度時も経ち移動を繰り返した本の山に対して、最初よりも期待値が徐々に減っていくという傾向に気付く。自信がなくなっていくのか、動かしてその重量を感じ、付き合いが深まるほど、あぁ多分安いな、と思う。

 収納場所に悩みつつ、買い入れ品を箱から出したりまた入れたり。

 夜、「ビリギャル」観る。

4月2日火曜日。
 市場準備をひたすら。体調の悪さにピンとくる。これは扁桃腺炎への助走路だ、とわかるようになってきた。ビタミンCを多めに補給。

 店番タイタイが別にアルバイトをしているF書店さんは催事などで大量の本の束を移動させまくるスーパーマンなので、ふとタイタイに本を縛ってもらったらとても上手で素早い。新たな地平を見つけた気分。

 夜、ひととおり作業が終わったので誘われて法明寺で花見。テレビ収録を終えたばかりのハッチも合流してくれた。ハッチ橋本さんの『ドライブイン探訪』についての広報運動は、充実していて激しいのに無理がない。勉強になる。なにかを売りたい、と思ったときの心構えとして。硯家にてあなご天うどん。

4月3日水曜日。
 市場準備をひたすら。

 夜、車に積みっぱなしの大山を一旦おろして本郷の巨大な古いお宅へ出張買取り。歴史を感じつつ。戻って下ろしてまた大山を積み込む。

4月4日木曜日。
 午後、調子にのって記事になり辛いことをべらべら喋っても許されるタイプの取材。取材してくれたライターさんが、以前往来座でアルバイトをしていたコミネ君の友人だった。余計軽口を叩き余計記事にはならない。

 読了するつもりで読み進めていた『ベルサイユのばら』だったが、少女漫画的大仰ドラマチック表現に窒息しそうになり断念することにする。アニメは観れたのだが。

4月5日金曜日。
 夕方から一件ご近所様へ出張買い取り。雑司が谷細道ラビリンス。紙袋に詰まった「ふたりエッチ」。けんちゃーん!これ古本屋さんにだしちゃっていいのねー!?と奥の部屋へお尋ねになるお母様。玄関へ出てきて紙袋の中を見たけんちゃんは「し、知らねぇよ!俺んじゃねーもん!」と仰っていた。店に戻ってから確認するとなかなかエロかった。じっくり読みたいが時間が無い。
 
 古書信天翁サキ先輩のお引っ越し手伝い。真っ白な壁を間接照明の灯りが包むキラキラした新居の廊下に立つセンパイがなんだか可笑しくて噴き出す。
 作業を終えて升三にて軽打ち上げ。朝シャンをしなければモテないと思春期の少年少女に刷り込む → ハゲる → 育毛剤が売れる、という業界の一生をかけた作戦。がん保険はがんが直接の死因でなければ適用されない(普通は肺炎や心不全)件。などをセンパイから教わる。

4月6日土曜日。
 夕方から市場へ出品。台に積み上げ途中の束が動いて手前の床に落ちたのでウワーっと驚く。後ろから束を押したドS書房Aさんがニタニタなさっていた。落ちる寸前で止めるつもりだったAさんは謝罪の意を込めて平凡社の記念品「ミニ百科事典」をくれた。

 夜、「この世界の片隅に」観る。涙は浮かぶがこぼれない感覚。もう一度観ねばと思う。

4月7日日曜日。
 徹底的に休みたくて眠る。午後からナイツ、サンドウィッチマン、川柳川柳、他のユーチューブを観続ける。
 夜、山吹を憶える。ハナニラちゃんかわゆい。
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by ouraiza | 2019-04-08 20:13 | Comments(0)
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