10月1日月曜。昼から市場の準備をして出品。出品の手配をしてすぐ近くの八木書店さんでバーゲンブックを週末のイベントのために物色。古書会館に戻ると停めていた車のワイパーが立てられ先端に麦わら帽子がかぶせられている。最近優しくてあまりいじめてくれないサド書房Aさんの仕業だとすぐにわかりなんだか嬉しい。
10月2日火曜。いつも遠慮がちでもの静かなユニマットのTさんが月一のモップ交換に来て、店のドアの野球ボールがガラスに刺さっているようにみえるステッカーを見て、「うわーこのあいだの台風でボール飛んできてこんなになっちゃったんですねぇ〜」などと柄にもない冗談を言う。笑いながらその驚きを伝えると、そういう営業スタイルを個人的に練習中、とのこと。恐るべしユニマット。そのTさんが来月で担当変更してしまうという寂しいご挨拶もいただいた。
一日中イラストレーターで作業。
10月3日水曜。ずっとイラストレーターで作業。店の業務をやらなすぎて不安になり少しだけ店内をうろうろする。
夜帰宅時、鬼子母神横の参道でテレビドラマの撮影中。松田龍平さんがすっと立っていらっしゃり、毎晩熱中している「あまちゃん」の役名で、ミズタク〜〜と呼びかけたくなる。ミズタク、なにとぞアキちゃんとユイちゃんを、よろしく頼みます。
4日木曜。イラレ作業。
夕方、八木書店さんへ仕入れた商品の受け取りへ。
深夜、群馬在住のSさんが送ってくださったムチムチした栗を茹でる。出勤前の午前中から水につけてあったのを、弱火でゆっくり沸騰させ、中火で約一時間。冷めるのを待ちきれず5個ほど食べる。季節の趣に疎い雑な日々のなか、とても美味しく嬉しい。
5日金曜。イラレ作業。1ドットの狂いの修正に注力するも、結局素人なりにしか詰められず甘いものになってしまう。細かい連綿とした作業は好きなので苦にはならない。他のことが手薄になるのが心苦しい。
深夜、昨晩茹でた栗をむさぼり食う。木の精が体内に満ち、ついに外に溢れ、足の先からだんだんみの虫化していき、首の上だけ残ってもう食べられないところまで。
6日土曜。翌日の自由学園明日館で行われる、音楽ライブの片隅で本を売るイベントの準備。溜まりつつあったLP、EPを裏から出して清掃、値段つけ。なんだこれは面白いものがあった、と喜ぶとたいていそれらはLPではなくLDだった。木箱8つと備品を車に積む。
7日日曜。西池袋の明日館、講堂の玄関前にて出張販売。普段イベントに出ることは敬遠がちなのだが、声をかけてくれたのが草野球チームホトトギスの初代ピッチャーSさんだったのだ。一緒に出店したCディスクのNさんが痩せるのに成功、方法を訊くと、明治プロビオヨーグルトR-1、とのこと。R1の赤い方を毎晩飲むこと。痩せるだけでなく体の調子もいいらしい。
閉店して商品を片付けて車に積み込みながら、「持ってくるセレクトを間違えました、、、」と真顔でつぶやくNさんの頬が、ぼくが可笑しくて噴き出した飲みかけのアイスコーヒーで少し濡れた。
