HR    せと
 12日土曜。夕方から和光市のバッティングセンターで準備して草野球団ホトトギスのナイター。人生初のホームランを打つ。草野球なのでフェンスオーバースタンドインではなく、打球がセンターの頭上を越えて必死に走ったランニングホームランではあるが。熱望していたことなので嬉しくてバンザイして泣きたかったがチームメイツの手前なるべく浮かれるのを抑える。混乱していてボールをもらうのを忘れてしまった。7年で40試合、154打席目での出来事だった。いつも試合手配、出欠調整で腹を痛めているキャプテン内田くんのおかげである。3年に1度くらいあるうなだれないで歩く帰り道、駅から出てビックリガードをくぐりながら、いつもの帰り道が違って見えるぜ、と思った。

 13日日曜。休眠して午後、火曜日から預かっている4匹の猫と遊ぶ。夕方から店で先週末にお預かりしてきたブツの方向付け。

 14日月曜。店にて養護施設に提出する書類作成。
 へとへとになってなにかリフレッシュ材料をと探しているとノムが映画を観に行くというのでついて行く。久しぶりの新文芸坐にて宝田明さん主演の「緯度0大作戦」(1969東宝)を観る。普段全く観ることのない特撮ものだったがとてもおもしろかった。映画を映画館で観るワクワク感というのはすごいものだ。ノムが毎月発行している『名画座かんぺ』は一応そのワクワク感の一助を担っているわけで、なるほどなあ、と思う。
 観終わって友人Pさんも合流して居酒屋へ。名言メーカーPさんから「商売と生業の違い」、「尿意、ドン!」をいただく。

 15日火曜。中山の方向付け、お持込み中山の査定。
 実家にて軽い会議。42歳プアーメタボハゲが母親にホームランを自慢する。

 16日水曜。お客様からご近所にあった老舗の名店、新潟料理の田舎家さんが閉店なさったことを聞き驚く。数回食事をさせていただきとても美味しかった。「わっぱ飯」の発祥のお店だと聞いた。
 夜、次に工作する棚についてかんがえる。スケジュールが難しい。

 17日木曜。市場行きの準備を始める前、夕方早めの時間にAさんが来店し、さてそろそろ、、、なにか飲みますか、、とおっしゃるので、ちょっと早いけど飲んじゃお、と軽い気持ちで缶チューハイを飲み、あそうだ、市場に出品に行くはずだったのにアルコールを入れてしまっては運転ができない、ということで何もせず。
 缶チューハイを飲みながらAさんが熱心に検索なさり、西部劇で風に吹かれてころころ転がっている丸い草というか枝のことを「タンブルウィード」と呼ぶことを教わる。

 18日金曜。秋田からお母様が、東京の予備校を一年も通っていないのに辞めたいという息子さんを説得するために東京に来て、ついでにご来店。「私なんかちょっと説得に来たんだけどもう秋田に帰りたくないわ、ずっと東京がいい〜〜、うちのバカ息子なんで帰りたいなんて言うのかしら」などなどをお聞きする。「さて決戦だわ」、と息子さんのアパートへお帰りになった。東京に留まれ、というお母様のご意見は珍しいのではないかと思った。

 19日土曜。夕方、合羽橋のレンタルシアターで、店で一部シーンの撮影をした映画の試写会。通底する明るい触感が心地よい映画だった。撮影がちょうど『名画座手帳2018』の売り出し真っ最中の時期で、その大きな宣伝の旗が画面中央に堂々と映り、なんだか可笑しい。

 20日日曜。昼から、来週末、第13回東京蚤の市で古書信天翁さんのブースの一角をお借りして出品する予定の医療系ガラス備品類を風呂で洗って干す。「沃度チンキ」と書かれた瓶からこぼれた真っ赤な液体で手が染まる。
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by ouraiza | 2018-05-21 01:40 | Comments(0)
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