ビル    せと
 池袋の南口、ビックリガード横の西武本社ビル工事が日に日に進んでいておもしろい。細かい定点観測があったらぜひ見たい。ついに店の前から見上げた空を工事中のビルの先端が削りはじめた。
 (去年7月の日経記事 http://tech.nikkeibp.co.jp/kn/atcl/knpnews/14/660651/00051/
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 金曜日。開店して諸事の後ネット徘徊や調整の準備など。このまま終わっていいのだろうかと焦燥にかられ夜から強引に保留物の値段付け。篠田桃紅署名本セットなど。

 土曜日。開店して諸事後、裏にたまった市場ものを準備。夕方車にのせて出品へ。S書房Aさんに駐車場で逢うなりわき腹を殴られ思わずグゲと声を漏らす。Aさんがなぜか最近妙に優しく落ち着かない感じだったので嬉しい。いつもの乱暴者だった。
 夜、病院へ見舞い。
 オリンピック観戦。カーリングの試合中に選手たちの声が視聴者によく聴こえるのは初めてのことだと思う。ベンチ裏の秘密まで暴かれてしまいそうで聞いているとなんとなく罪悪感がある。しかしそういう、作戦を隠さねばならない競技ではないようだ。

 日曜日。休眠してじっくり観るつもりもなくただ流しておこうと『グラン・トリノ』を映したがじっくり途中まで再見。日本版の配役を想像するも、主人公ウォルトには高倉健しかでてこない。
 夜、何年ぶりだろう、鰻をいただく。初めて食べる部位。そして少年時代に1度だけ見たことがありあこがれを募らせていた「しらやき」ときちんと対面、一人前を独占して食べる、という夢がかなった。
 深夜、『ショーシャンクの空に』を再見。

 月曜日。午後から出勤して『名画座かんぺ』最新号の表紙カット作り。未完成のまま出かけねばならず、急いで店を出て駐車場で車に乗り込んだが車の鍵やかばんなど必要なものを持ち忘れていることに気付き、用をサボろうと決意。店に戻って『名画座かんぺ』の表紙と担当コーナーを按配、完成。

 火曜日。開店して諸事。調整事をずっと。
 先週末に外の特価コーナーに目立たせて並べた古めの『婦人之友』だが、この3日間、ちらっとでも動いた気配がまったくない。
 夕方父の見舞いのため病院へ。次の展開を決めなければならない時期がきつつあり、戻ってからヤケ食いする。

 約50年前、1967年図書新聞社発行、紀田順一郎編の『古書店地図帖 東京・関東・甲信越』より、「豊島区(池袋)」欄の地図ページ。
 八勝堂書店さんの営業は2月28日まで。
 子供の頃から学生時代、古本屋になってからもお世話になりました。頼もしい大先輩。しんみりしてたら「元気出せよ!」と叱られる気がします。
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by ouraiza | 2018-02-28 18:38 | Comments(0)
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