外周    せと
 日曜日。某所骨董市で昭和30年代からの多分なんらかの劇団の舞台スナップアルバムをみつけ、気になるので買う。店員のむみちに見せれば俳優などから詳細が多少は現れて面白い売り物になるのではともくろむ。持ち帰ってノムにみせると、ぜんっぜんわかんねー!ただそういう趣味の人たちなんじゃない?とのことだった。
 月曜日。市場でフニャフニャした入札をして全滅。ほんとにほんとに欲しいものでもなかったもん、と、ほんとに欲しくても落札できないくせに負け惜しみつつ、フニャフニャながらも落札を楽しみにする気持ちもあったわけで、中途半端さに落ち込む。市場で入札することから離れている期間が長いと「欲しいものはヤケな値段でなければ落札できない」故のヤケのなり方を忘れてしまうということはある。帰途用あって寄ったビックカメラでレジスターが思いのほか安くあり、全滅の切なさに押されて衝動買い。
 店のシャッターの一つが絶不調。改めていろいろあるなあと感慨。内実を横目に外周をぐるぐる。最近本を配架していない。
 今日。グラシン紙販売やめること決定。準備することを”生きる手間”と思えず品切れが長引くならやめちゃおう。気兼ねを減らしたい。店内数箇所に貼った販売案内をはがし忘れた。
 線引き書き込みが激しく熱い良書の小さめな口を方向付け配架。
 普段なら保留してしまいそうな変化球本を、新年の一時的慎ましさで取り組んで配架。
 懸念の一冊の割れた背をなおす。
 予定していた新レジスター設定設置と名画座かんぺアーカイブス表紙裁断、まったく手付かず。
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by ouraiza | 2016-01-12 01:16 | Comments(0)
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