
3ヶ月に一度ぐらいの割でケンタッキーフライドチキンにむしゃぶりつきたい症候群にかかります。そんな感じで、深浅不問、ただ悠久なる太い河のような漫画にどっぷり身をあずけてしまいたいときがあります。最近そうでした。友人マルチンに取材すると、そりゃ『マスターキートン』か『おーい竜馬』にちげーねぇぜダンナ、とのことで、『マスターキートン』(小学館ビックコミックス)の川面に夜毎浮かばせてもらったのであります。
いやはや面白いこと。保険会社調査員であると同時に考古学者でもあるという主人公の魅力の傾向が新鮮です。世界史の勉強にもなりました。遊泳期間中なにかことがあると『マスターキートン』的反射をするようになります。仕事中ふと手に取った本をいかにして武器に変え、番台の前でトカレフを構える元KGBの殺し屋(いない!)に対抗するか・・・ワールドカップ会場での目に見えないベルリンの壁・・・あの悲しく哀しい事件ももしや当地大名の埋蔵金が絡んだ国際的陰謀なのかもしれない・・・あぁ「ロッキー」を観てすぐ台所のリングで雄叫びをあげたあの頃と変わらないのですねぇ。「おーい竜馬」も楽しみですがまだ入手いたらず。
せと