
『雨の名前』という本が面白くて携帯している。読むというより眺めるだけだが。
雨は敵である。雨が敵ではない立地条件やご商売もあろう。偶然ここでは雨が敵であり、人は敵に似る。
今日の雨の呼び名を探したり。
※『蛙目隠』(かえるめかくし) 新潟県東蒲原郡に伝わる言葉。春になって農作業が始まるころに降る雨。めかくし何するものぞ、雨に起こされて蛙のオーケストラが始まるのももうすぐだ。
※『まばら雨』 戯れのように、ぱらぱらときて、すぐに止んでしまう雨。「疎雨」(そう)ともいう。(『雨の名前』文/高橋順子 写真/佐藤秀明 2001年 小学館 より)
ハードカバーパンフレット 『国立モスクワ中央人形劇場』1979 1980
各1280円 販売中 売切