前々から、中野ブロードウェイは恐ろしいところだと感じている。「まんだらけ」を筆頭に本漫画雑誌ポスターフィギュアミニカー玩具など、女性だけでなく男性にもある「いやんかわいい!」心をツンツンツンツン鋭い小指の先で突いてくるグッズで満ち溢れている建物。特定の漫画を探すときに利用することが多いが、そのたびに、いろいろなテナントの店先を、見ないように、見ないように、通り過ぎる。大小を問わずマテリアルのシェイプは全て発想である。何千何万種類のモノ全てに面白いかもしれない面白さがあるので、きりが無い。途方もない。たまにちょっとショーウィンドウに飾られたおもしろグッズを追っていこうと意志したりすると、時の経過とともに脳汁が搾られて乾いてゆく。眼球が大海に漂流する沈没寸前のイカダと化す。もう必死に漕ぐのは止そうよ右目君。そうか、沈むも浮かぶも風次第、せまいけれど寝っ転がろうか左目君。
昨今のフィギュアの造りに驚いた。小さくてもとても精巧で迫力がある。なにかのオマケでついてきたものとは違う。気がする。溺れながら。
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グワァラガキーン!
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