我が家はブラウン管テレビです。
スカパーライフをエンジョイしています。
昨今はスカパーのハイビジョン化が進んでおりまして、
とうとう先日、頼んでもいないのにチューナーをハイビジョン対応のものに換えさせられました。
今はブラウン管テレビでハイビジョン放送をエンジョイしています。
あまりハイビジョン感はありません。
録画もハイビジョン放送の映画を録画しています。
しかしなにしろVHSなのです。
すなわち、現在、我が家では、ハイビジョンのスカパー放送を、ブラウン管テレビでVHSに録画している訳です。
もちろん3倍速です。
画質は、本当にこれがハイビジョンなのかしら、と首を傾げるレベルです。
ブタにシンジュ、ノムにハイビジョン。
そんな私に夢のような買い取りがございました。
ちょっと素敵なラインナップのVHS約250本、ただいま商品化に向けて絶賛準備中!
(いつ棚に並ぶかはまだ未定ですアシカラズ!)
※個人でレンタルショップを経営されていた方からの買い取りです。大手のようなレンタル仕様にはされておらず、パッケージもオリジナルのまま綺麗なものが多いですが、それでも一応「元レンタル」の商品となります。
約250本のうち、1/3が洋画、2/3が邦画。
邦画は小津、増村、市川崑、東映任侠系(主に鶴田浩二、高倉健が主演のもの)など。
♡今週のシネみち♡
実は上の買い取り、250本が全てだった訳ではなく、全部で2800本あった内、どうしてもこれは店頭で売りたい!というものを断腸の思いで選んで、の250本だったのでした。
今週は、それの仕分け作業で連日残業の極み、休みは休みでグッタリ、で、映活叶わズ。
ただし、その内の1本だけ、試聴可能かどうかチェックする目的と称して持ち帰って観たのが、コレ。
1)◎◎1/2『地平線がぎらぎらっ』'61新東宝(土居通芳監督 ジェリー藤尾 天知茂 多々良純 大辻三郎)@ノムズシアター
タイトルも何となく惹かれるし、ジェリー藤尾だし。ジェリー藤尾は、それまで特に深い思い入れもなく、猿っぽい俳優だなあ、くらいのものだったのだけれど、少し前にラピュタで『偽大学生』を観てぶったまげて、以来一目置いている。本作も素晴らしい!いやー面白かったな、コレ!好きだなあ!どっかの名画座でかかったらまた是非スクリーンで観たい。ジェリー藤尾、聞いた話によると、非常にケンカが強いので有名らしいが、おそらくその強さの秘訣は、「向こう見ず」な性格かと思われ。本作でもその無鉄砲さが存分に生かされている。主題歌もカッコいい!ストーリーは、監獄仲間5人の監房にジェリー藤尾が新入りで入ってきて、最初はその生意気さゆえ、5人とジェリー藤尾の仲が険悪だったものの、ジェリー藤尾が大量のダイヤモンドを隠しているらしいという噂を聞いて、そのダイヤを見つけるため皆で脱獄するという話。多々良純のワルっぷりも素晴らしいし、「教授」と呼ばれている天知茂も黒縁メガネでダンディ。大辻三郎は女をみるとヒーヒー言い出す吃りの男、何だか小川安三と加藤春哉を足して割ったような情けなさの俳優で、面白かった。先に出た仲間の妻が聖書の背に隠して差し入れた刃物で監房の窓の檻をギーコギーコ切っちゃうとことか、「そんなんで切れるんかい!」とツッコミ入れてみたり、ユーモラスな所がいろいろあってクスクスしちゃうし、かといってコメディな訳ではなく、割にブラックなアクションもので映像は何かカッコいいし、この作品好きな人結構いるんじゃないかな。土居通芳という監督さんは自分は本作が初めてで、調べてみたらそもそも監督作品があまりなく、その後テレビで時代劇をやった人らしく、ちょっと残念。しかも48歳で亡くなっているらしい。
ジェリーのむ尾