2012/12/25  せと
 最近読んだものというと、『寄生獣』『あずみ』『先生と僕 〜夏目漱石を囲む人々〜』『澄江堂主人』『昔日の客』。『寄生獣』、ミギーのフィギュアが欲しい。『あずみ』、15巻ぐらいまで面白かったが後つらい(30巻で挫折)。『先生と僕』は、夏目漱石をめぐる弟子、というか漱石を慕う若き人々の挙動が短いコマ漫画で少女漫画風に描かれていて、とても面白かった。芥川龍之介が死の数日前に漱石の墓の前に立っていて、それを漱石の娘が目撃していたというシーンがあり、出典を探している。エピソードを集めるだけで資料は膨大になる。それが愉快、時に悲しい漫画なのだからありがたいし、冷静に史実と距離を取りつつ楽しく温かい。芥川が主人公の『澄江堂主人』もとても面白かった。狂気と周囲。広津和郎の「散文精神」も登場。容易ではない命の焦燥が痛く伝わる。芥川をもっと読みたくなる。『昔日の客』、とっても面白かった。古本屋のフットワークを考える。落葉を拾い歩く。おそるおそるドアをノックする。古本の匂いと落葉の匂いにはつながりがあるという見解。古本屋が生きるのに幸せな時代、だったにしても、著者の心象ののびやかさが突き抜けていて透明。洗心。
 22日、夏葉社さんの『冬の本』刊行記念、前野健太さんのライブに。前野健太さんが三省堂書店の就職活動コーナーの横で「1杯120円のコーヒーブルース!」と唄う。なんとかっこよい。惜しげもない独自性。『冬の本』を編集なさった北條さんにもお会いできてよかった。北條さんの新刊御著書『わたしのブックストア』、早く読みたい。
 注文していた「北の国から」サントラが届いた。閉店後に聴いたりするとせつなくて動けず帰れない。よく歌われるメインテーマ(遥かなる大地より)、歌詞は「あー」と「んー」と「らー」だと確認。
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by ouraiza | 2012-12-26 02:56 | Comments(0)
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