『米國旅行案内』上村知清 著 大正9年3版 新光社
裸本 しみ 1ページ破れあり 5250円 販売中!!!
夫の出迎と上陸という小見出しが気になる。。
件の章の最終行
ナイヤガラ大瀑布!!何だかスゴそう・・・
写真も16ページあります。
破れページ
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♡今週のシネみち♡
1)○『バトルシップ』2012米(ピーター・バーグ監督 テイラー・キッチュ リーアム・ニーソン リアーナ 浅野忠信)
2)◎『裸の町』1957東京映画(久松静児監督 森繁久彌 池部良 淡島千景 杉村春子 志村喬 浪花千栄子 淡路恵子 山茶花究 織田政雄)
3)◎◎『嵐』1956東宝(稲垣浩監督 笠智衆 久保明 雪村いづみ 田中絹代 加東大介 中北千枝子)
1:ワーナーマイカルシネマズ板橋 2:ラピュタ阿佐ヶ谷 3:神保町シアター
『バトルシップ』テンションが高い=エキサイティングということはなく、テンションの高さがずーっと続くと逆に眠くなったりするものです。ということで、途中ウトウト。後半、戦艦が全部やられ、退役軍人のじーちゃんらの手を借りて第二次世界大戦時に使われていた化石戦艦を使って戦うシーンから、自分のテンションもようやく上がった、くらい。リアーナが儲け役だったと思う。ヒロインより目立ってた。その他がっかり要素。リーアム・ニーソンの出番がほとんどなかったこと。
『裸の町』お人好しのレコード屋とその周辺の高利貸。お金を巡る人間模様。主人公の池部良が個人的にイマイチ。友人の借金の保証人になる、など人の良さを出さねばならぬ役だったのはわかるが、それでも商売人のはずで、でもただただ浮き世離れした感じしかでておらず、観ていてイライラ。それに対して、森繁の強欲っぷりは素晴らしかった。喜劇役者が喜劇でやりすぎるのを見ると引いてしまう自分だが、シリアスな映画でやりすぎるのは案外いけるのかしらん。ラスト近く、森繁と杉村春子との絡みは、臨場感がハンパなく、さながら舞台のようであった。お見事。記憶違いでなければ、池袋信用金庫というのが出て来た、はず。本作でもやっぱり猫が放り投げられた。着地シーンをちゃんと見せたので、許す。淡島千景は可愛がってたが。
『嵐』妻に先立たれた大学教授が、男手ひとつで4人の子供を育て上げる。笠智衆が「お手のもの」の父親役。しみじみと、泣けた。あどけない少女から父親の世話を焼く若い娘への成長を演じた雪村いづみがよかった。田中絹代扮する婆やも素晴らしい。キャラ的には『流れる』のお手伝いさん役にも通じるものがあると思った。あ〜自分にもこんな婆やがいたらなあ!あと、加東大介との宴会シーンで、笠智衆が唄をちらっとうたうシーンがあり、『長屋紳士録』のような名場面を一瞬期待したのだけれど、そんなに上手く唄わなかった。あれは、大分年老いた役、ということで、わざとへなちょこに唄っていたのに違いない。
髪切った。
のむ短