2011/11/21      せと
 日曜日、余吾育信さんの企画「第2回みちくさあるき 観光案内では紹介されないディープな雑司ヶ谷霊園めぐり ーー江戸時代の石仏と墓石をたずねるーー」に参列させていただいた。知りたかったというか体験したかった、ことでもあったので、とても、尋常でなく、面白かった。アホみたいな言い方だが、祈りって大切だ。なかなかできない。宗教に関係なく、具体的にあれをこうして欲しい、という願いではなく、なにか静かな時間、もしかしたら頭では何もかんがえていないのかもしれない静かな時、冥想、というのか。そういうものが、その場所でずっと冥想を続けている石仏たちの前にあり、それをしてもいい、ということが、とても大切なことだと感じた。
 「私が調査した限りでは(個人での作業の為、見落としも多数あると思われるが)、現在雑司ヶ谷霊園には百三十六基の石仏があり、その内、銘が消されたり摩耗して読めないものも含め、約五十基が江戸期のものと推定される。」(余吾育信さん著「雑司ヶ谷霊園の江戸期石仏」『生活と文化』第20号2011/3より)という、その霊園内所在地のリストがあり、とても感動的なものだ。今回はそのうちの15体(基?)を紹介していただいた。すべての石仏に表情があった。以下は個人的ななんとなくベスト3。

1-14-15-東 阿弥陀如来像(寛文5年[1665])
約350年も前の石仏。急に、風通しのよい場所にはっきりとした輪郭で在って驚いた。胸を衝かれた。
2011/11/21      せと_f0035084_2472844.jpg


1-5-4-北 地蔵菩薩(宝永8年[1711])
あ!ちょうど300年前。大木と、その大木への寄りかかり。絶妙なバランスに妙なる存在感があった。
2011/11/21      せと_f0035084_247436.jpg


1-4B-5-北 地蔵菩薩(宝永5年[1708])
かわいかった。
2011/11/21      せと_f0035084_2475599.jpg

by ouraiza | 2011-11-22 02:39 | Comments(2)
Commented by 星跡堂 at 2011-11-23 23:26
「みちくさあるき」のご感想、Merci mille fois!! 先越されちゃいましたね。うちも週末までには何とか! 往来座主人さま大活躍のブログ報告になりそうです、請うご期待!!
Commented by ouraiza at 2011-11-24 03:10
貴重な時間を、誠にありがとうございました。いやはや、なぜか間が悪くフレームに入ってしまったようで、申し訳ないです。なにとぞ、お邪魔にならないような感じでお願い申し上げます。せと
<< 2011/11/23      せと 2011/11/20 みみふん... >>