2011/09/10        のむ
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カセットテープ 小沢昭一 日本の放浪芸シリーズ内 
「オールA級特出し特別大興業」全3巻揃 
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♡今週のシネみち♡

◎『早乙女家の娘たち』'62東宝(久松静児監督 香川京子 津島恵子 白川由美 田村奈己 大沢健三郎 小林桂樹)@神保町シアター
◎1/2『奥様は大学生』'56東京映画(杉江敏男監督 香川京子 木村功 宝田明 中村メイコ 藤原釜足)@ラピュタ阿佐ヶ谷
◎◎『続 夫婦百景』'58日活(井上梅次監督 月丘夢路 大坂志郎 浅丘ルリ子 岡田真澄 中原早苗 山根寿子 長門裕之 小沢昭一 菅井きん)@ラピュタ阿佐ヶ谷
◎◎1/2『月夜の傘』'55日活(久松静児監督 飯田蝶子 田中絹代 轟夕起子 新珠三千代 宇野重吉 三島雅夫)@神保町シアター
◎◎『海炭市叙景』'10スローラーナー(熊切和嘉監督 谷口美月 竹原ピストル 加瀬亮 南果歩 小林薫)@新文芸坐
◎『八日目の蟬』'10松竹(成島出監督 井上真央 永作博美 小池栄子)@新文芸坐
△『海の沈黙』'47仏(ジャン=ピエール・メルヴィル監督)@新文芸坐
◎◎『抵抗 死刑囚の手記より』'56仏(ロベール・ブレッソン監督)@新文芸坐


2011/09/10               のむ_f0035084_339388.jpg『早乙女家の娘たち』上から津島祐子香川京子白川由美田村奈己という美人すぎる姉妹。親はおらず、長女の嫁入り後、自分が母親のようになって四女と末弟の面倒をみる次女香川京子。あわやイカズ後家か、という所で小林桂樹と結ばれてハッピーエンド。田村奈己の茶目っ気がすごい。大沢健三郎ってよく見る顔のような、と思えば、『血と砂』や『妻として女として』に出てた男の子かぁ。坂本九似で可愛い。津島祐子の、あまり長女らしくない、下の兄弟を気にはするが結局夫(小泉博、ヤな夫!)の顔色を伺ってばかり、という役が上手かった。

2011/09/10               のむ_f0035084_3402229.jpg『奥様は大学生』香川京子のこの写真の愛くるしさはどうだろう!一足先に卒業して就職した木村功と学生結婚。両立に苦しみながらも頑張る香川京子。爽やか!最初はウーンと思った木村功だが、なかなか理解ある夫でマル。

2011/09/10               のむ_f0035084_3404043.jpg『続 夫婦百景』一作目が個人的にはそこまで良いとは思えなかったので、期待ゼロで臨んだのだったが。ところが!こっちの方が面白いじゃないの。ナレーションは一作目のフランキー堺に替わって小沢昭一。どろぼう夫婦役で出演もしていて、妻は菅井きん。浅丘ルリルリが着ていたストライプのワンピスーツが激カワ。一作目はまとまりのない感じになってしまっていたのが、各夫婦の性格がよりはっきりしたせいか、まとまりも良かった気がした。浅丘・岡田夫婦の居候で始まった一作目が、同夫婦の居候で終わる、という演出もニクい。

2011/09/10               のむ_f0035084_342171.jpg『月夜の傘』自分が古い邦画に求めるあらゆる要素がぎゅーっと詰まった珠玉の一本。さすがにちょい長いが。ばあや役の飯田蝶子満喫。ただ、実年齢とさほど変わらないんじゃないか、そこまで老け役という感じではない。水場で洗濯する近所同士の主婦達のかしましく、そのテンポが絶妙なこと!轟夕起子がとても良かった。旦那役は、愛しのマー君(三島雅夫)。人が好さそうに見えてなかなかに浮気者、という設定が可笑しい。写真で顔が出るだけで場内を笑わせてしまう伊藤雄之助もさすが!出番は少ないが、ピアニストの息子を亡くした老母役の東山千栄子の涙に泣かされる。ただし、本作でのアカデミチ賞は、他でもない、二木てるみで決まり。6歳であの演技は、神。

2011/09/10               のむ_f0035084_342316.jpg『海炭市叙景』評判通り、素晴らしい。作中で描かれるそれぞれのシチュエーション全て、救いが全くないのだけれど(特に加瀬亮の家庭は救いようのなさナンバーワン)、観終わった後の余韻が深く、じわじわ効いてくる感じ。ざらざらした質感、寒さの厳しさが表れた色味、見事な撮影だと思った。同行した経理主任の映画仲間が制作に関わっていたそうで、何とチラッと出演まで!造船所の作業員の一人で、見事に溶け込んでいた(褒めてます、念のため!)。

2011/09/10               のむ_f0035084_3424866.jpg『八日目の蟬』おそらく9割の女性観客が涙にむせぶであろう感動の作品。自分は残り1割の一人。一滴も涙出ず。自分は泣けなかった、というその事実に、今でも少しうろたえている。今回この作品を二回観て二回とも号泣されたウチのお客様(♂)が、これは、女性にとって自分の立ち位置をどこに(誰に)置くかで泣く場所が全く違う、ある意味怖い映画だ、とおっしゃっていて。なるほど、と唸った。それを聞いた今、余計うろたえている。オロロロ・・・。

2011/09/10               のむ_f0035084_343786.jpg『海の沈黙』自分、古いヨーロッパ映画、本当にダメなのかなァ・・・。傑作、という評判を聞いて気合い入れて観たのだったが、眠いし、これのどこが傑作なのか全くわからなかった。主人公の一人、ドイツ人の将校の顔が怖すぎてホラー映画と言ってもいい気がする。あああ。自分にもう少し世界史の教養があればもっと楽しめたんだろうに。

2011/09/10               のむ_f0035084_3432477.jpg『抵抗』こちらは私なんかでも面白いと思える作品だった。少し前に観た同じ監督の『スリ』と『ラルジャン』も、やはりこの監督はスゴいんだなぁ、と実感。ストーリー的にはドイツ軍にスパイ容疑で捕らえられたフランス人が脱獄をするまで、といういたってシンプルなストーリーながら、細部のアップなど独特の撮影方法で全編通して緊張感溢れている。といいつつ3回ほどウトウトしかけたことも告白しておこう。ひー。



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愛猫ちょろちゃんが死んで約3ヶ月。
ちょうど今日、店で友人達とその話をしていて、
まあ、タイミングよく何か縁があれば、また猫飼うと思うけど、
と話していたその日の帰り。
アパートに着く直前、目の前の駐車場から聞こえる猛烈な鳴き声。
の正体。

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それにしてもちょろちゃんと全く同じ柄(白黒はちわれタキシード)、というのは一体どういうんでしょう。
生まれ変わって来てくれたのかい?
ということで、来週からしばらくは映活ままならズ、やも。
且つ、子連れ出勤だわね、こりゃ。


拾みち
by ouraiza | 2011-09-10 23:02 | のむのノミムメモ | Comments(3)
Commented by kouno at 2011-09-14 00:27
オットとよく伺うものです。わかりますか?太った2人組。
今度猫ちゃんみにいきますね。ちょっと運命をかんじますね。
Commented by ouraiza at 2011-09-14 00:49
コウノさま〜・・・・
本当に本当に残念なのですが、昨晩(月曜の夜)容態が急変しまして、
約70時間という短い生涯を閉じました。。。。
仔猫というものは、不安定なんですねぇ。
もう少し慎重にやっていたら、ひょっとしたら助かってたかもしれない。
運命かと思っていた分悲しくて辛くて。
コウノご夫妻にもお見せしたかったです・・・
仔猫はもういませんが、またいらして下さいましね。
のむ
Commented by 河野(夫) at 2011-09-15 09:54
たいへん短い生涯でした。見たかったです。残念です。合掌。
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