2011/07/23    のむ
本日みちくさ市無事終了いたしました。
当店まで足を延ばして下さった方々に、心よりお礼申し上げます!


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『別冊太陽 モダン東京百景』海野弘監修
1986年SUMMER号
販売中!!! 売切



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♡今週のシネみち♡

今週はヤスミンに始まり、ヤスミンで終わった。完全燃焼。
ヤスミン・アフマド監督(以下ユーロスペースHPより転載)
「1958年マレーシア生まれ。イギリスで心理学を学んだあと、広告業界へ進み、多くのCM作品を手掛けた。2003年『ラブン』で監督デビュー。続いて自伝的要素にあふれた家族映画<オーキッド・シリーズ3部作>(『細い目』『グブラ』『ムクシン』)を撮る。『細い目』は東京国際映画祭で最優秀映画賞を受 賞、『グブラ』『ムクシン』『ムアラフ 改心』も数多くの映画祭で上映され、ヤスミンは“マレーシア映画新潮”を代表する存在となる。母方の祖母は日本人 であり、その祖母をモデルに自らのルーツを探る新作「ワスレナグサ」を構想、日本での撮影を予定していたが、2009年7月25日急逝。あまりにも早すぎ る死であった。」

◎◎◎『タレンタイム』(2009)
◎◎◎『ムアラフ 改心』(2007)
◎◎『ラブン』 (2003)
◎◎1/2『細い目』(2004)
◎◎◎『グブラ』(2005)
◎◎◎『ムクシン』(2006)
全て@渋谷ユーロスペース

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初めて、映画監督に恋をした。
きっかけは映画『歓待』を観た日。
その日たまたま上映後に主演女優の杉野希妃さんとドキュメンタリー映画監督の松江哲明さんとのトークがあり、そのとき初めて「ヤスミン・アフマド」という名を耳にし。
いつもだったらただ頭を通り抜けただけかもしれないのに、やすみんという可愛らしい響きがどうも引っかかっており。
するとその後まもなく今回の特集のチラシが。
「啓示でしょ」
と自分を洗脳しつつ全作品制覇を決意。
映画って、人を変える力があるんだな、と実感。
泣かずに観れたのは『ラブン』のみ。
他全部涙。『タレンタイム』に至っては、劇場で嗚咽を漏らさないようにするのがどれほど苦しいか身を以て知ったほど。
涙涙というけれど、悲しみの涙ではなく、うれし涙でもなく。
うんとやさしい人に包み込まれたときにホッとして溢れ出る涙。たまに滂沱でしたけど。
『細い目』『グブラ』『ムクシン』が三部作で『ラブン』も同じ系統で、『ムアラフ』と『タレンタイム』だけは一応独立した作品ですが、根底にあるテーマは基本変わりません。
家族愛、信仰、赦し。
多民族多宗教多言語が混在するマレーシア社会でどのように生きるか。
決して簡単には手に入らない、解決しないテーマが、どこまでもやさしく、しなやかに、ユーモラスに描かれる。
作品を重ねていく度に、俳優の顔も覚えてきて、それぞれの作品で俳優と役柄を比べるのも一興であった。
後で少し調べてみたら、実の旦那さんと実のお抱え運転手さんなんかも出演してたり。
今回マレーシア映画自体生まれて初めての経験でしたが、多言語という観点だけでも、思わず笑ってしまうほど。
映画によっては、劇中使われる言語が4種類(マレー語タミル語中国語英語)くらいあり、字幕が三カ国語分(日本語英語中国語)流れたりで最初は若干戸惑った。翻訳大変なんだろうなぁ・・・。
全作品6本の内3本が自伝的作品であるため、全作品通して観ることで、「ヤスミン」自身に触れ合えたことが何よりの宝物。
これからもきっと命日のこの時期にどこかの映画館で特集上映され続けるにちがいない。
そしたら毎年観に行くんだ。
人種だって宗教だって身分だってなんもかんもぜーんぶ包み込むほどのやさしさを持つ、ヤスミンのような女性になれるように。
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ヤスミチ
by ouraiza | 2011-07-23 22:43 | のむのノミムメモ | Comments(1)
Commented at 2011-07-25 12:11
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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