![]() 『BLUE The History of a Color』 Michael Pastoureau著 英文 2001年 初版 1000円 『ゴッホ 風が運んだ色彩』 キアーラ・ロッサー二(文) オクヴィア・モナコ(絵) 2010年 初版 西村書店 900円 販売中!!! 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ♡今週のシネみち♡ 今週はフランス5本、ロシア2本、日本1本。完全に私らしくないっちゃ、ない。ラピュタで『蟻地獄作戦』が始まった瞬間込み上げるものが!やっぱ邦画が好きなんだなぁ・・・。 ◎2/1『スリ』'59仏(ロベール・ブレッソン監督)@イメージフォーラム→DVD ◎『赤い風船』'56仏(アルベール・モラリス監督) ◯『白い馬』'52仏(アルベール・モラリス監督) △『地下鉄のザジ』'60仏(ルイ・マル監督) ◎◎2/1『ぼくら、20世紀の子供たち』'93露=仏(ヴィターリー・カネフスキー監督) ◎◎『ひとりで生きる』'91露=仏(ヴィターリー・カネフスキー監督)以上@新文芸坐 ◎◎『ラルジャン』'83仏(ロベール・ブレッソン監督)@イメージフォーラム ◎2/1『蟻地獄作戦』'64宝塚映画(坪島孝監督 仲代達矢 佐藤允 夏木陽介 平田昭彦 堺左千夫 田崎潤 沢村いき雄 三橋達也 伊藤久哉 加藤春哉)@ラピュタ阿佐ヶ谷 『スリ』友人が大好きな監督で、一生懸命観る気満々だったのに・・・。何度かウトウトしてしまい、ナサケナイったら!後日、以前CSで放映した際録っておいたやつで復習鑑賞。ストーリーが面白いというのではないけれど、ドキュメンタリータッチの華麗なるスリ手口の数々にウットリ。その指さばきは一種のエロさを醸し出しているほど。劇場で観た時はその抑えた演出が眠気をもたらしたのかもしれないが、一旦そういう作品だと認識した上で観ると、なるほどファンが多いのも頷ける。最後のヒロインの顔の輝きに救われた。 『赤い風船』名作の呼び声高く、どらどら、と。メルへ〜ン!!一体どうやって撮っているんですか、あの風船?まるで生きもののように見える。周りのトーンを暗く、風船の色を鮮やかに、メリハリのある美しい映像。最後のいろんな色の風船が集まってきてまとまるシーンで思い出したのは、同僚ウス氏がその昔北海道みやげに買って来てくれた六花亭の「六花のしずく」。![]() 『白い馬』自分はそんなに好きではないかな。ラスト悲しすぎます。ただ、あの時代に白黒でこの映像美は、と思うとスゴいのかも。面白くはない。 『地下鉄のザジ』全くついていけズ・・・。スラップスティック・コメディの名作とチラシに書いてあったが、自分は何一つ笑えなかった。名作はだれにとっても名作とは限らない、というのを思い知った夜。そもそもザジが女の子だったなんて! 『ぼくら、20世紀の子供たち』ドキュメンタリーの良し悪しを決定する一番重要な要素は、そりゃ当たり前だが素材であろう。凄まじい。ソ連崩壊後、貧困で親が子供を育てきれず、子らは路上でたむろし、盗みをして生きる。あどけない表情をしつつ、8歳くらいの子供が煙草を吸う姿が衝撃的。途中、施設に入れられた生徒たちがギター(マンドリン?)で奏でる曲が美し哀しすぎて、泣ける。最後、一つのカットが二つ四つ八つと増えていき、たくさんの登場人物で画面が一杯になるという演出(モンタージュというのですか?コラージュ?)が良かった。悲惨な、恵まれない状況にある子供たちがこんなにもたくさんいる、という事実を突きつけてくるようで。『動くな、死ね、甦れ!』『ひとりで生きる』の主人公の男の子、行方を探してみたら刑務所にいたという皮肉。 『ひとりで生きる』先週観た『動くな、死ね、甦れ!』の続編。本作はカラーで、前作の荒くナマナマしい感じこそ薄れてはいたものの、それでもやっぱり良かった。ただ、カラーなだけに残酷(動物が死ぬシーン等)で猥雑なシーンがよりグロテスクだったのにはマイッタ・・・。思わず呻いた。動物好きは観ない方がいいかも。 『ラルジャン』『スリ』ではストーリーには惹かれなかったが、こっちはもう、最初からそのストーリーにグイグイ引き込まれた感じ。だってね、二人の子供と可愛い妻のいる善良な男が、運悪く偽札事件に巻き込まれ、刑務所に入れられてその間に手紙の没収などで妻との間に誤解なんかも生じ、子供も病気で死に、しまいには妻も男から去って行き、最終的に男は一家惨殺までするようになってしまうんですから!何てこと!その一家が住んでいる田舎の家が簡素で美しく、自分が夢見る理想の暮し。でもやっぱ無理、川で洗濯なんて・・・!『蟻地獄作戦』いえですからね、仲代達矢佐藤允夏木陽介平田昭彦ときて沢村いき雄ですよ。面白くない訳がないです。あらすじも軍隊のアウトロー達を集めて困難なミッションを敢行する、という独立愚連隊系ですし。ただ岡本喜八のそれと比べてしまうと幾分クオリティは落ちるのかもしれませんがね、それでもとーっても楽しめました。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 大家さんから頂いた家生りすもも。一日に2、3粒ずつ赤く熟れてって食べ頃になるそばからパクっとやるのが最近の楽しみ。残りあと2粒。果物の美味しい季節になってきましたね。すもみち
by ouraiza
| 2011-07-09 22:09
| のむのノミムメモ
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