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2011/02/05        のむ
f0035084_1995266.jpgベケットまとまって入荷。販売中!!!
あ、ゴドーが来た。





今週のシネみち

今週の初シアターは、ヒューマントラストシネマ渋谷。スクリーンが3つあるので、全部がそうなのかわからないけれど、スクリーンが高い所にあって不思議な感じ。前の人の頭で隠れるってことがありえないくらい高い。天井も前方だけが異様に高い。嫌いなわけではない。自分は経験ないが、アメリカで昔よくあったというドライブインシアターってひょっとしたらこんな感じ?
久しぶりにラピュタ阿佐ヶ谷へ。客席の狭さや場内の雰囲気など、まるでホームシアターのようなのに、あのスクリーンのデカさはありえない。1客席に対するスクリーンの面積を比較すると、結構上位なんじゃなかろうか。贅沢な空間です。もそっと近ければなァ!


◯『RED/レッド』'10米(ロベルト・シュヴェンケ監督 ブルース・ウィリス ジョン・マルコヴィッチ モーガン・フリーマン ヘレン・ミレル)@板橋サティ
◎『都会の横顔』'53東宝(清水宏監督 池部良 有馬稲子 木暮実千代 沢村貞子 森繁久彌 伴淳三郎 トニー谷)CS
◎◎◎『キック・アス』'10米(マシュー・ボーン監督 アーロン・ジョンソン ニコラス・ケイジ クロエ・グレース・モレッツ)@ヒューマントラストシネマ渋谷
◯『「可否道」より なんじゃもんじゃ』'63松竹(井上和男監督 川津祐介 森光子 加賀まりこ 加東大介 長門裕之 徳川夢声 三井弘次)@ラピュタ阿佐ヶ谷
◎◎◎『わが家は楽し』'51松竹(中村登監督 山田五十鈴 高峰秀子 笠智衆 岸恵子 佐田啓二 高堂国典)CS
◎『ヒマラヤ無宿 心臓破りの野郎ども』'61ニュー東映(小沢茂弘監督 片岡千恵蔵 進藤英太郎 佐久間良子 三島雅夫 山形勳 江原慎二郎 水谷良重)@シネマヴェーラ渋谷


『レッド』何だろう・・随所面白いし笑えるんだけど、ハイテンションの単調さで、何と寝てしまった。
『都会の横顔』靴磨きの有馬稲子とサンドイッチマンの池部良が迷子の女の子を拾って母親に届けるまで。当時の銀座の街並みが楽しい。母と子が銀座の大通りをすれ違いまくる悲しみと、池部良のユーモラスな歩き方の対比が面白い。主題歌「アイアイ銀座」「銀座マンボ」2曲とも良かった。トニー谷が英会話教師役でチラっと出ており、お得意の英語を使ったギャグを初めてみた。「AT TODAY KNOW ME MORE SHOW」→「後で飲みましょう」
『キック・アス』リコシェ豆ちゃんにウワサをきいて以来ずーっと気になっていた作品。劇場で見れてよかった。コレ、最高です。ニコラス・ケイジが出番はそんなにないにも関わらず、素晴らしいパフォーマンス。世間の人々は女の子にノックアウトされているようですが、個人的には主人公の男の子も可愛い。「捨てられた子犬」系男子で、むぎゆッとしたくなる。これがなんで超拡大ロードショーじゃないのか本当に不思議。劇中のアメコミの効果的な使い方が素晴らしい。笑えるし、グロいし、それに恋愛まで、エンタメ要素てんこ盛り。
『なんじゃもんじゃ』期待しすぎた。森光子苦手。出すぎ(主役なんだから当たり前か・・)。イントロのコーヒー豆を使ったクレジット画面が暮しの手帖風でオシャレ。加東大介と加賀まりこが良い。劇中舞台劇の沢村貞子の外人女役がインパクト強。ちょっと寝た。若かりし頃の柳家小さん治が落語家役でチョイ出。
『我が家は楽し』これを待っていた!古い家庭もの日本映画の傑作。わりと最近観た『現代人』や本作ですっかり山田五十鈴の大ファンに。ベルさん扮する母親は、究極の「日本の母」。なかなか楽にならない生活に嫌な顔一つせず、内職で家計を助け、画家志望の長女(デコちゃん)にはアルバイトもさせず、自分の持ち物を質入れしたりしながら、娘が絵だけに打ち込めるよう取りはからう。優しくて、それでいてちょっとのことでは動じない、まさに「母強し」。それだけではなく、夫(笠智衆)と二人で出かける時は、しっかり「女」も出す。これまで「母もの」を何本か観てきたけれど、本作の山田五十鈴の母、ベスト1かも。いつも必ず何か1つ忘れ物をしてしまう万年課長の笠智衆、でもそんなおっちょこちょいの父親を笑いながら温かく接する家族。現代の家庭なら間違いなく冷たく蔑まれる。役的に山田五十鈴礼賛になってしまったけれど、本作でのデコちゃんの輝きは半端ないです。他の役者とライトの強さとかも違うのかもしれませんが、それにしたってあの目の輝き!ちょっとしか出番のない佐田啓二や高堂国典もよかった。ちょっぴり泣けもし、心がポカポカしてくる、いい作品でした。
『ヒマラヤ無宿』少し前に観た『アマゾン無宿』の続編。完全なるB級ものですが、全くもって可笑しいです。千恵蔵は探検家役で、髪の毛もひげも立派に生やしていて、それだけで、顔が1.5割増し。イメージ的には4頭身。今回も進藤英太郎の怪演が爆発。千恵蔵が雪男と交わす雪男語が可笑しい。雪男役は羅生門綱五郎で、黒澤の『用心棒』にも出ていた人らしい。三島雅夫もいつもながらの演技。  


ベルみち
by ouraiza | 2011-02-06 05:32 | のむのノミムメモ | Comments(0)
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