パスカルズ&原マスミ / 秩父ふらふら   なつき
新入荷紹介は、今日はおやすみ すみません



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パスカルズ&原マスミ / 秩父ふらふら   なつき_f0035084_49514.jpg先週、吉祥寺スターパインズカフェで行われた、パスカルズ(ゲスト:原マスミ)ライブに行ってきました。
同行者は魚月相方みきさん(パスカルズ初体験!)と、急遽来れることになった私の音楽友達Yちゃん。
大切に大切に、一ヶ月以上前から楽しみに参加準備していたこの公演。チケット入手をかなりがんばったので幸運にも前から3列目というこれまでにない良い席で、3時間あまり楽しんできました。

もう、言葉がないくらい、良かったです。
パスカルズの音は、おもちゃ箱をガバッとひっくり返したらそこからキラキラと光の大きな粒が沢山落ちてきて、その粒があちこちでぶつかって花火のようにはじけて拡散する、というイメージが浮かんでくる、そんなまぶしくてしかも面白い音楽なのですが、そこに原マスミの甘くのびやかで柔らかい、時にセクシーで時に可愛らしい唄声が入ると、うう、もう、たまらん。何度も涙ぐみそうになって危なかったです。
これまでパスカルズを見るときは、(もちろんメンバー皆さん素敵ですが)やはり元たまの、石川(浩司)さんと知久(寿焼)さんがついつい気になりがちだったのですが、今回は、原さんと(パスカルズバンドマスター)ロケット・マツさんのスマートな50代お二人に心が持って行かれました。ひょろひょろでくねくねニコニコ、全身を使って縦横無尽に演奏し、音楽を体中で楽しむおじさんって、いいなぁ。

またお金貯めて、ライブ、絶対行こう。CDでは感じにくい、楽器の音の厚みとか、声の質感とか、あとやっぱずっこける楽しいMCとか、生で聴くことの代えのきかなさってあるなぁ、って今更ながら改めて思いました。
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昨日は、家族全員で秩父へ日帰り旅行。弟が完璧に調査・コーディネートしてくれたので、私はボーッとついていくだけ。なんてらくちん。
温泉、バイキング、秩父銘仙の資料館、神社、造り酒屋で試飲、と観光を堪能した後は、もはやお約束、本屋めぐり。
大通り沿いの「読書クラブ」という素敵な名の新刊本屋がよかった。建物、看板、店内の案内板のどれもが古めかしく時代を感じ、売っているもののピカピカした新しさとのギャップが何とも。
でもよく見ると、触ったら完全に崩れそうな真っ茶色のパラフィンが巻かれた古い岩波文庫が棚の下の方にあったりと、実はいろんな時代が混在しているのかも。広さもちょうど良く、地元民だったらあんなところで働いてみたい、と思った。
ただすぐ近くに、CD/DVD・文具・楽器教室併合型の今風のチェーンっぽい大型書店時習堂があったので、むむむ大丈夫かな、と気になる。でもこちらも、本だけでなくファンシー文房具など豊富で、中学生ぐらいまでだったら欲しいもの大体そろっちゃうんじゃ・・・という楽しそうなところでした。
そして個人的本丸、ブックオフ秩父上野町店・・・。10%引きセール中に加え割と相性がよく、買い物カゴにガッガと入れていき、親に「あんた今どこにいると思ってんの・・・」とあきれられる始末。そういえば鞄にはすでに先ほど酒造で買った日本酒の瓶がズシリ。結局帰路は大変な目に。とほ。

なぬ?武甲書店という本屋&ポエトリーカフェも駅の近くにあったんだなぁ・・・。次は、ぜひ。

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今日も市場。先週は何も落とせず、空っぽのキャリーをがらがら引きずって帰ってきたので今日こそは、という思い。自分としてはかなり無理して強気で入札、札を入れるとき緊張で手が震えた。(いや大した額ではないんですが・・・)
そしたら結局、一回で持ち帰れない量が落ちてしまった。ちょっとびっくりした。
取りあえず、外は雨なのでビニール袋と段ボール、紐、ガムテープを駆使して防水処理し、キャリーに無理矢理積んで半分持ち帰る。汗だく。
それから往来座での勤務後、雪吹きすさぶ真夜中、再度ずるずる引きずる本の山、きつかったけど、部屋に着いて何だか晴れがましい気分。これから売るのが楽しみだ。まずは整理!・・・の前に残りを取りに行かな!


なつき
by ouraiza | 2010-02-02 02:28 | ふらふら散歩(終了) | Comments(0)
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