週末、仕入れにいそいそとでかけまして、雑貨を少しまとめて入手いたしました。
今度の仙台出張では、
魚月は
宮城・仙台特集の紙モノを出品いたします。
わたしの苦手科目ベストスリーに入るのが地理。もう都道府県も全部言えないし県によってはどこにあるかも疑わしい。もちろん宮城のことも恥ずかしながらほとんど特徴を知りませんでした。せいぜい七夕、こけし、程度・・・。仕入先についてから、携帯の検索を駆使して宮城の国定公園や名物を調べ、そしてはじめて「さくら切手カタログ」を熟読して探してきました。ごらん下さい。
まずは魚月ではおなじみ、
タバコラベル。
CHERRY 宮城県政100年記念(1972年)
CHERRY 観光記念3種
左から、
みちのく観光 民謡のふるさと(宮城)(1973)
・・・堤人形の写真と、さんさ時雨の歌詞などが書かれています
みちのく観光 東北の夏まつり(七夕)(1973)
東北四大まつり(七夕)(1975)
これも観光記念
民謡のふるさと(宮城)(1975)
次に
初日カバーです。初日カバーとは、切手の発売日に、多くはその絵柄にちなんだ封筒に切手を貼ってその発売日の記念印を押したもので、さまざまな種類があってコレクションとしてメジャーなもののひとつです。
ふるさと切手
手前:ふるさと切手「ケヤキ並木」
後方:ふるさと切手「東北の夏祭り」(東北/宮城・福島)
後ろの方は、左側の切手が「仙台七夕まつり」です。色鮮やかで綺麗。
手前:ふるさと切手「伊豆沼と白鳥」
後方:ふるさと切手「松島」
手前:ふるさと切手「東北のさくら」シリーズ、「一目千本桜」
後方:ケヤキ並木、3種の印バージョン
蔵王国定公園、封筒の絵柄2種
額面は10円。色といい図案といい渋ーいです。
栗駒国定公園、切手2種
特に手前、鳴子の風景印のがこけしモチーフでおすすめです。
第6回国際ウイルス学会議記念
これは白眉です(個人的に)。どうやらこの会議の第6回が宮城で行われたようで・・・。記念印までウイルスとこけし!すごい取り合わせです。
最後に
切手、その他
1956年の年賀切手 こけし(使用済み)
ほんとうはこれの初日カバーを手に入れたかったのですが見つからず、とりあえずバラのを1枚。
この図柄に使われたのと同種のこけしが、元・豆惚舎の山本さんに教えてもらった池袋の宮城ふるさとプラザで確か売られていました。
複十字シール こけし 2種(1952年/1960年)
複十字シールとは結核予防会が寄付を集めるため発行しているシールです。このように1950~60年代の複十字には紙質・図案共にグッとくるのが多く、今回やっと魚月で取り扱えるようになって嬉しい限り。
だいたいこんな感じです。
・・・ただ、ここまで集めたものの、うすうす分かっているのです。東京の人が東京タワーに登らないように、宮城の人がわざわざ宮城の記念切手その他に興味ないだろうということを・・・。うう、でも良いんです。これは魚月なりの宮城へのラブコール、気合を示したかったという訳で。おかげでちょこっと詳しくなれましたし。
さあ、あとはパックして値札入れて商品化するだけ・・・ってそれが一番大変。がんばるぞー。
また追加がありましたら、来週ご報告いたします。
なつき