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台所大賞とは古書往来座の前店舗時代から続く古書往来座内のみで制定された伝統の月刊賞。日常的業務のなかで、なんとなく気になることがある。それに対処するための小さな小さなたあいない思い付きが、本屋に流れる時間の隅で、生まれては消え、消えては生まれ、しています。■■■
さあ、輝ける今月の台所大賞は
「上着式雑誌パック法」進化形
「富士パック」。
台所大賞0805を受賞した「上着式パック」では、厚い図録、写真集、本はパックできなかった。富士パックにおける「富士ラインカット」の発見がこれを可能にした。いったいこの方式の利点はなんなのか、思い返してみても、ほとんどない。
普通の裏表紙の上のほうで折り返したビニールをテープで留める方式では、前後上下の出し入れを繰り返すうち、テープを貼った部分の微妙な出っ張りが磨耗し、引っかかったり剥がれたりしていた。「富士パック」ではそれがない。そしてセロテープ使用量がとても少なく済む。空気を抜く必要がない。
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