当店にご来店くださるお客様には、差し入れを下さったり色々教えてくださったりと、楽しくお話してスタッフ一同に印象深い常連の方々が多い一方、特に言葉を交わす機会もなく、ふといらっしゃってそっと本を買っていって下さる、名も知らぬ方がその何倍もいます。
中でも、年配の男性で、とても頻繁にいらっしゃり、いつもしっかり商品を見定めてほぼかならずちゃんと買ってくださり、レジではバイトの私には目もくれずサッと本を差し出して無言でサッと御帰りになる、そんな方が何人かいらっしゃって、その方々のご来訪にはいつも少し緊張しています。できるだけ失敗のないように、すばやく会計ができるよう心掛けています。(まぁこれはいつもですが。)
今日はそのうちの二人が相次いでいらしたのですが、なんとどちらの方にも、ご清算の際すこし微笑んでいただけました。たぶんはじめてです。わー。こういう時、高い本が売れた時とはまた違う喜びを感じます。
昨年の12月18日号の週刊文春。和田誠画のすすきみみずくがバーンと表紙です。
だいぶ前に親に教えてもらったのですがご紹介するタイミングを逃していました。こういう一般の週刊誌ってすぐ店頭からなくなっちゃいますから貴重ですね。
解説文に興味深い記述が。「<すすきのみみずく> (中略) 題名は正にこれが題材の吉永小百合さんの歌。」まじですか!吉永小百合にそんな歌が。というか歌を唄う方だったんですね・・・。是非これ聴いてみたいです。
なつき