連絡ノートの最後のページ。
連絡ノートの最後のページ。_f0035084_053799.jpg本日は年内最後の営業でして、多くのお客様におこしいただきました。
それと同時に、昨年の12月からはじめた店の連絡ノートが、ほぼ、1冊終わりました。
これは内部の連絡、助言、注意、依頼などを店員それぞれが記したもので、やれ備品の何が切れた、誰々は雑眠(=雑司が谷霊園に眠る人々)だから専用コーナーに置け、●●の棚の整理をしたので並びが変わっている、電気/暖房つけっぱなし、△△が重すぎて泣きたい、■■の値付け安すぎ、段ボール箱に本を効率的に入れる方法とは、今は無い棚の話題、ミスの自己申告、代表から店員への細かな注意(これがとびきり多い)、えとせとらえとせとら。
当店は基本的に店番1人体制なのに加え、かなり頻繁にシステムが変わったりどこかが改良されたりするので、口頭では伝えきれない。このシステムが出来る前は一体どうしてたのかもう思い出せない。
改めて読み返すと、あわわ、てへへ、ひ~・・・と顔色が変わり、そして何より懐かしい。あと月日を重ねても自分がひどい凡ミスをしていて悲しい。それから「おにぎり」(=本の並びの整理)をとても頻繁にやっていることも実感。日々、棚は動いて、変わり続けている。その様は面白くて読んでいて飽きることが無い。それに店にマニュアルが無いので、これが一番参考になる。
そんなノートの発案者である小峯くん、彼の味のある書き込みは退職に伴い3月で終わっている。このご報告、今でも見てるかな、やっと1冊、終わったよ。


ともあれ、今年も終わります。この一年はわめぞ絡みで初めてやる事も多く、そのまぶしい新鮮さを楽しみつつも、肝心の「店」としてどう腰をすえて歩んでいくかを、代表はじめ店員一同考え続けていたのではと思います(あれ、そうでもない?)。目まぐるしい日々でしたが、私は気楽なバイトだからでしょうか、面白く、刺激的であり、しかもちょっとずつ牛歩の歩みですがやれる事、任される事が増えてそれもまた嬉しくてやる気が出ました。来年も、何が起こるか、そして自分には何ができるか、今から楽しみで仕方ありません。

みなさま、よいお年を!

あ、あと、1月外市、魚月参加します。目玉としては一條裕子のセット本とか、横尾忠則のハデな回想録とか出す予定です。

なつき
by ouraiza | 2008-12-30 01:35 | ふらふら散歩(終了) | Comments(0)
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