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76世代    せと
10月24日月曜日。 
 定休日。昼前に市場へ行き、ふんわり依頼されている商品を探して入札。市場は習慣化しないと感覚がズレて落札することができないが、とりあえず闇雲な一手を。一点だけ落札できた。他、店用にとても扱いたいと思った一点に恐る恐る本気で唸って入札したが当然つるっと負け。

 すぐに店に戻って今月初めに目測を誤って車に積みきれなかった出張買い取り先にて最終作業。故人の思い出話からそのかたの大きさが垣間見え胸に迫る。船長に扮した肖像写真の前に、氷河に浮かぶ氷山に模して銀色のマジックで塗りたくった、しかし面倒でサボったのだろう裏側まではマジックが至っていない、大きめな石が飾ってあった。

 お預かりした荷物を店に降ろし、夜、東京にいらっしゃった仙台のブックカフェ火星の庭・前野さんを店の入り口前に即席テラスを設えてお迎えする。嬉しい画像。
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 東口焼鳥亭まさ樹さんにて小さな宴。若き前野さんの心身クルクル牙ギラギラエピソードを編年体でお聞きするなど、貴重で楽しい。「あたしほんっとにクルクルしてたのよ」。ドイツで一夫多妻のモロッコ人と結婚したことがある、など。前野さんの行き暮れが語られた本もあるが、表には書ききれない部分をお聞きし、その豊かな世界がまぶしい。お聞きしながらメモを書き込んだ手帳には「国際TEL 1hour 6万円」「秀英レジデンス903」「いいよ殺して」、などが残った。

 ふと前野さんが、せとさんてナナロクセダイでしょーと仰ったので、そのような枠の言われ方がついにできたのか、と嬉しい。1975年生まれなのでまあ76世代。主にネット業界の起業家たちのことを言うらしいのだが、少年時代にバブル崩壊、大学入学の頃にインターネット興隆、卒業時に超就職難、経済低迷期とともにあるなにもいいことがない世代、という意味合いもある様子。なんだか嬉しい。

10月25日火曜日。
 午後早めから極ご近所様への継続的出張買い取り。前回分のお支払いを済ます。特殊なご蔵書なので初めてその現場での市場商品化をするシステムを試みているが、買い取り価格を決断してお伝えするという一番の苦行をしなくていいので気分は楽。予想以上に二日酔いでぼーっとするのを自戒しながら整理、しばり。手伝ってくださっているUさんが学生だった1980年代にぼくの実家のある街にお住まいだったお話、など。約3本口を7点作ることができた。

 夜、「鎌倉殿の13人」を観る。
 
10月26日水曜日。
 休み。午後店にて準備をし、今週末に迫ったYouTubeライブ放送「不忍ブックストリームⅡ」内担当コーナー「b-Spo」にご協力くださるXさん(驚き要素があるのでイニシャルはぼかしにて)にお会いしにZ駅へ。お約束の時間より早く行き初めて訪れる街を少し散歩してみる。駅ビルの最上階からきれいに富士山が見えて驚く。学習塾がとてもたくさんありコンビニがほとんどない。Xさんはとても奇妙なお願いにナチュラルにお応えくださり、プロジェクトがうまくいくか不安だったのでとてもありがたく嬉しく、帰路、呼吸がいい意味で乱れる。b-Spoは傑作回になりそうでとても楽しみ。

 夜、「鎌13」を観る。

10月27日木曜日。
 開店して諸事。
 午後、YouTubeライブ「不忍ブックストリームⅡ」が主宰南陀楼綾繁さんののっぴきならないご事情のため延期、とのお知らせをいただく。昨日ご協力いただいたXさんにもその旨をご連絡。
 備品を所定の位置に片付けたりなんとなくパソコンモニターを眺めたりするうちにいつの間にか外が暗くなり、仕事のしていなさにびっくりする。少し市場の準備をし、一昨日お預かりした荷物と合わせて市場に出品へ。
 店に戻りamazon用の『名画座手帳2023』の画像作り。今年仕様が変更されていたamazonの「e託サービス」、例えば商品詳細の一部修正を実行すると、去年までは長くても半日で反映されていたが、今年は3日かかる。
 文庫小山に値段つけ、など。

 閉店後の帳場での小宴中、ご近所のSさんが番台上のお茶のペットボトルがバランスを崩したのをご覧になり慌てて支え、「あ、今なんかびっくりして腰が熱い!なんだろう腰が熱い!」と仰っていた。腰が熱い、未体験の感覚で興味深い。

 夜「鎌13」を観る。日本史を習うことに苦手意識が強く反省しながらも知らない単語が多く、新たに認識することがとても面白い。「遠江」(とおとうみ・遠州、今の静岡県、近江より京都から遠い)、御館(みたち、おやかた、奥州藤原のえらい人)、平相国(へいしょうこく、平清盛の通称)など。小栗旬さん、北条義時が「おなごは皆きのこが好きだと思っておりました。」と言っていて可笑しい。 

10月28日金曜日。
 早起きをして毎年恒例、区の健康診断へ。腹八分目作戦を実行中なので体重は去年から7キロ減、あと0.8キロで当面の目標の60キロ台なのでこの鉄製の洋服の分を引いて公式記録としてください、と看護師さんに頼んだが無理だった。問診時、鶉病医院のイケメンO先生が、ダイエットの秘訣ってなに?とお尋ねくださったが、しどろもどろで当たり前のことしか応えられずしばらく落ち込む。つまるところ暴食NG暴飲OK、スライスチーズを7枚重ねて白目を剥いてむさぼり喰うようなことをやめること。
 受診の順番までしばらくかかったので医院の目の前の鬼子母神境内で待とうと立ち入り忽然と建っている赤いテントに気付き、唐十郎さんの紅テント公演の復活を知る。手創り市さんなど、周辺の催しが旧に復しつつあり嬉しい。
 身構えていた健康診断から解放されてなにか特別ボーナスな食事を、と思ったがまったくアイデアが不毛、いつもの浮浪雲さんでいつものラーメンに、いつもは頼まないおにぎりを一個付属して食べた。
 
 お預かりしていた映画演劇関連大山を査定。

 手帳編集部朝さんのコートがかっこよく、燕尾服っぽいところも素敵、と話していたら「ええ、エンビフライです。」と朝さんはおっしゃっていた。
 夜、ビリヤードの練習。調子が悪くなく不思議。ある程度の諦めによる開き直りというのは必要なのかもしれない。

10月29日土曜日。
 開店して諸事。店員ノムが出勤するなり「はーあー死にたい。今日はそういうモードなんでよろしく。コーヒー奢って」と言う。
 ここ数日外周を巡るような業務が多めだったのでじれったく、番台上の大山にひたすら値段つけ。単刀直入な登山が気持ちいい。

 閉店後、今週末の放送が延期になった「b-Spo」の試験プレイを少し。とても面白い。

 夜、「鎌13」を観る。

10月30日日曜日。
 開店して諸事。出勤した店員ノムが「今日はそれほど死にたいモードではない」と言う。
 昨日からの続きの大山への値段つけをずっと。やはり週に一度くらいは集中した大山へのトライ、値段つけの時間を持ちたい。

 夜、ご近所のSさんとヤクルトが五分に持ち込むかこのままオリックスが日本一か、という日本シリーズを観戦。待望なさっていた古書展が終わり、今日もし日本シリーズが終われば「もうオレの秋は終わっちゃうんだよ‥‥」とSさんは寂しそう。9回裏、オリックスの守護神ワゲスパックがビシッと締めオリックスが日本一。さようなら、Sさんの秋。

 「鎌13」を観る。

# by ouraiza | 2022-10-31 18:08 | Comments(0)
カマボコと新世界    せと
10月17日月曜日。
 明日の『名画座手帳2023』発売準備のため定休日の隠密営業はせず。
 昼早めに出て古書会館の市場へ。ぼんやりとだが依頼されている商品を落札せねばならない。市場を売りに利用するが買いに行くことがほとんど無いので、久しぶりの方々にお会いしてたくさんご挨拶する。そうだ市場ってこういうなんだかざわざわした感じだったと思い出す。数点に入札したが、いわゆる”ヨタふだ”であって、落札できないだろうと予感しながら。市場で買うことの感覚は、まったくもって、店に慣れていると鈍くなる。繰り返し通わないとその感覚は会得できない。ちょっと欲しいから市場行こ〜とピクニックしても上手くいかない、とはわかっているが、それでも何かラッキーな拾い物を求める。

 東京堂書店さんへの経由地である八木書店さんと、神保町シアターさんに『名画座手帳2023』を納品。
 午後店に戻り、手帳の販売店各店様宛への手帳梱包作業、オンラインストア発注の梱包。催し棚ステップに手帳を並べて売り場作り。イラストレーターで宣伝看板作り。「名画座手帳ON SALE」幟を店外入口上に設置。ムトさんの誕生日祝いを兼ねてシャンパンや缶ビールや缶チューハイ他諸々で賑やかだった。
 やはり市場の落札は無し。天井を利用した新工作のアイデアを構想して天井をずっと見上げる。

10月18日火曜日。
 休み。店では店員TTとノムが『名画座手帳2023』の発売初日を迎えている。午後、まだ1冊しか売れてないよ〜と店からラインが来る。
 
 少し地下を書く。
 夕方、ご近所の、長い東京住まいから北の故郷に帰還する友人宅へ片付けの下見へ。ぼくが作った本棚を使ってくれていたのでその引き取りを算段。
 夜、その友人と居酒屋バシトンにて軽い宴。仕事についてのとても有意義な指針をもらい、非常に合点がいく。無かったことを新たに加える難行ではなく、軽く遠慮がちに扱っていたものにもっと重きを置くべき、という無理のない指針。ひとえに、無名者の肉声。飲みすぎてよれよれと帰宅。

10月19日水曜日。
 とにかく休みたくてYouTubeで教会ミサ曲をずっと流して目をつぶる。ぼくはなぜソプラノ聖歌隊の一員ではないのだろうか。

 夕方買い物ついでの散歩に出て、サンシャイン内クマザワ書店さんにて木村紅美さんの『あなたに安全な人』(河出書房新社)を買う。

 夜、なんとなく気になっていたNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」を観始める。とてもおもしろく。ドヴォルザーク「新世界より」(を利用したエバン・コール作曲「震天動地」という曲とのこと)が流れる。家にあるカセットテープをなんでも聴いていた小学生のころ兄はホルスト「惑星」がお気に入りで、ぼくは「新世界より」が好きだった。と唐突に思い出した。

10月20日木曜日。
 開店して急いで諸事。

 久しぶりにドリルやペンチなど工作道具セットをオリコンに詰めて、車で近所の友人宅の本棚解体作業に行く。約11年前に組み立てた時よりもいとも簡単に解体できる。改造などをしやすくするためにボンドを使わないのだが、よかった。ビスの山、ダボの山。インパクトドライバーの手の平へのノックが気持ちいい。組み立て設置のときにも手伝っていただいたNさんが解体時にも手伝ってくださっていて不思議。中サイズが3つと大サイズが1つ分の本棚の木材を車に積む。最後に一番大きな面積の背板に使ったベニヤ板を車に入れようとしたら、ギリギリ1、2センチの都合で入らない。切らねばならないか、と悩みつつグイグイと無理に試していると、Nさんが、「カマボコ型に曲げれば!」と声をかけてくださり、その通りにしてベニヤ板は車の荷台に無事納まった。ぼくは、流しそうめんのそうめんが流れる竹のレール型、と言うのかつまり逆カマボコ型に曲げて試していた。
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 とりあえず、まったく手入れをしておらず庭がジャングルになった実家に木材を降ろして保管。 

 夜、「鎌倉殿の13人」を観る。あそうか、平家物語なのか、とやっと時代的位置がわかってきた。小栗旬さんは映画「クローズ」のゲンジさんだったが、今度は源氏を補佐なさる。

10月21日金曜日。
 約束と約束の間のエアポケットのような日で、なにかやらねばならないことがあるなーと思いつつ何もできない。帳場内を右に行き元に戻り、左に行き元に戻ったりする。

 夜、もうすぐ北方へ転居する友人と改めて壮行会。柄にもなく過去を懐かしいなどと言うのでそれでは懐かしいことをたくさん話題にしようと内心企図したが、そうすると脳の記憶原野が凍土と化しなかなかうまく懐かしいシーンを思い出せず。「”寿”の途中にエロが入る”壽”」。池袋西口中華料理の蘭蘭さんはいつになく若い女性のお客さんが多く、喫煙可ではあってもお店に申し訳なく感じ肩をすぼめて煙草を吸った。たくさんの経験を身をもって見聞しながら方向性を模索し、さらに新世界に歩を進める友人は、そんなことおかまいなしに頼もしく煙草を吸った。

 深夜、「鎌倉殿の13人」を観る。

10月22日土曜日。
 先日「鎌倉殿の13人」のお話をしていたときに手帳編集部Iさんが口ずさんでハッとした「平家物語」の冒頭、「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。おごれる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。たけき者も遂にはほろびぬ、ひとへに風の前の塵に同じ。」をウェブで調べて音読する。口腔科学的に快適な語呂で、とても調べがかっこいい。これしかない歌詞のように音のつながりと口の運動が心地いい。ひとえに、風の前の、塵に同じ。今度どこかで使ってみよう。

 開店して諸事。
 溜まった市場用の本をまとめてしばり出品へ行こうとするがまったく心躍らずサボりたい。そうだ、道中にあるコーナンドイトで材料を買って構想していた天井を利用する工作をしよう、と現実避難所を発見。
 御茶ノ水コーナンドイト(元ドイト)にて金具と木材を調達。
 以前から、お店の帳場の上に、壁、というのか、そこが帳場であることを示しつつ空間を切断している境界、が欲しかった。数ヶ月前に出張買い取り先でいただいた、使いたいのだがまだ使い道が決まらない本棚用のはしごが、保管場所に困り転々と場所を変えながらもある。そうだこのはしごを天井から吊るしてその天井境界壁にしよう、という思いつき。
 コンクリートの天井には、開業時に解体した本来の天井を吊るす金具をさしていたネジ穴が等間隔にある。その穴に、W8分の3という直径のネジ棒を入れ、そのネジ棒にはしごを引っ掛けて載せておく台をつける。
 完成。楽しい。
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 夜、「鎌倉殿の13人」を観る。

10月23日日曜日。
 開店するとすぐに、数日前にご協力することを約束していたご近所子供会のハロウィーンパレードが店にやってくる。キャラクターがなになのかわからない(一人のお母様がポリスアカデミー装をなさっていてそれはわかった)仮装をして大挙した子どもたちが、集団の列が外にはみ出さないように縄跳びでひとまとめにされていて可笑しい。店前でトリックオアトリート!と全員で叫び、店員ノムが前日から預かっていたハロウィン柄のトイレットペーパーを一人ずつに渡していく。何人かがトイレットペーパーを見て残念そうな顔をし、ちぇ、菓子じゃねーじゃねえか、と渋々受け取っていた。

 久しぶりに秋めきつつも暖かく穏やかな天気で、店の外の路上でぼーっとするなど。
 ドヴォルザーク「新世界より」について、「え、どんなのだっけ?ちょっとサワリのメロディー歌ってよ」と店員ノムから言われても、出てこない。春の小川、第九、モルダウ、などが出てくる。
 物心ついたら夜だった。

 明日の買い取りに備えてガソリンスタンドにてガソリン補給。日曜の夜は混むのか、めずらしく3台ほど待っていつものレギュラー金額指定2000円分。
 日本シリーズ、ヤクルト対オリックスを途中から配信で観る。

 5年間売れ残っていた朝日新聞と日刊スポーツの20世紀末〜21世紀初頭18年分元日朝刊セットをバラす。チラシだけまとめて再商品化。

# by ouraiza | 2022-10-24 18:53 | 工作 | Comments(0)
包    せと
10月10日月曜日。
 定休日隠密営業の開店作業をして急いで諸事。午後早めから継続的にお片付けをお手伝いしているご近所様宅へ。前回目処をつけていた棚からお手伝いのUさんにサイズ分けや署名チェックなどしていだきつつ4本口を7点ほど作る。どこにも属さないはみだし系を積み込んで終了。店の横に車を停めて荷台でささっと仕分け。

 夜、配信期間が終わってしまいそうな宮藤官九郎さんのドラマ『ごめんね青春!』を観終わっていたが適当に乱クリックしてダイジェストで眺める。

10月11日火曜日。
 休み。
 今年から『名画座手帳』をプレゼント用ラッピングできる体制にしよう、と計画しており、店員ノムとムトさんと梱包用品の殿堂、浅草橋シモジマさんへ。ぼく自身が特殊ラッピングというものを一度もしてもらったことがなくまったくピンとこないのでノムとムトさんにお任せする。種類豊富なシール付きOPP袋のなかから『名画座手帳』に使う袋を選んだりもする。ずっと気になっているのだが、ペリペリ、とシールのついたベロを剥がして内容物を取り出す式の透明ビニール袋の、ベロ側にシールがある版しか今は製造されていないのが不可解。ボディ側にシールがあったほうが、内容物に粘着部分が触れる可能性が少なく、あれば必ずそちらを選ぶのだが。約20年前の前店舗時代にはボディ側シール式の袋を、上司に頼んで買ってもらっていた。

 老舗喫茶店「ゆうらく」さんにてコーヒーフロートをいただき、柳橋辺りからなんとなくリバーサイドを歩いて帰る。とても景色がよく気持ちのいい遊歩道で楽しい。東京という場所のイメージに台東区や江東区のこういう川沿いの景観があってしかるべきなのだな、と気付かされる。
 途中小さな公園の小さなブランコに無理やりノムが座り、ついでなので作ろうと思っている『名画座手帳2023』紹介動画のオープニングを撮影する。
 浜町公園を抜け水天宮駅近くの居酒屋鮒よしさんに寄り瓶ビールとポテトサラダなど。ノムが最近野口冨士男さんの本にはまっていて、往来座地下で中断している「フラワーメモ」の次は読書記録がいいのではないか、など会議。数多く作って気に入らないものを割る陶芸家スタイルのイラストレータームトさんの割った欠片がもったいないのでなんとかできないか、と議題を提案するが、気に入らねーもんは残したくねーんだ使うなバカ、となる。
 月島まで歩きながら巨大な橋の建築構造物に感動、いつかなにかに使えるかもしれない、と撮影。月島駅で切符を買うとナンバーが1000だったので嬉しい。
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10月12日水曜日。
 休み。
 午後、集合時間から逆算して時間を計ってビリヤードの練習。夕方から友人山田くんからビリヤードを教わりつつ試合をする「山田塾」。9ボール5勝先で1勝5敗。8ボール3勝先で3勝2敗、なんと勝つことができた。キューボールコントロールの曖昧さの許容範囲が広い8ボールの方がぼくに有利だとわかり、山田塾の当面のメインゲームは8ボールにしよう、と決議。全通算6勝15敗。
 お店に備え付けのハウスキューで闘いを挑んでいるぼくに、山田くんは複数所持しているうちの一本、カーボン製、アール・ストリックランドモデルのキューを永年貸与してくれた。非常に嬉しくなでさする。

 山田くんの仕事上のお付き合いのある池袋東口「焼鳥亭まさ樹」さんにて反省会。とても美味しく楽しい。ご店主は「腸内から世界平和を」と唱える発酵食推進派でいらっしゃり、その発酵食品もとても美味しかった。タバコを吸うために外の灰皿まで出て、ふっと戻ったつもりがお隣のお店だったりした。突発的な異空間の出現というのは面白い。帰宅してアール・ストリックランドさんを収納運搬するためのケースをウェブで発注。

10月13日木曜日。
 開店して諸事。テレビ番組の「あさイチ!」で「手帖総選挙」というイベントが取り上げられ、そこに選出していただいていた『名画座手帳』も映って紹介していただいたようで、オンラインストアにたくさんのご注文をいただき、その発注ページを眺める。発売日までになにか災いがありこれらの御発注にお応えできない仕儀に陥ったら、と急に不安になり暗雲が立ち込める。
 
 先日お預かりした大山を仕分け、査定。狼やトドだと思われる毛皮をどうしたものか、ムトさんがそれらしき業者さんに電話をかけあたってくれるが引き受け手は見つからず。市場へ出すことにする。別枠でお預かりしている大山とともに車に積み、市場へ出品に行く。

10月14日金曜日。
 開店して諸事。一番やりたい店の内周の仕事ができていないので、溜まったお持ち込み買い取りの小山をミックスして仕分け、値段つけをすることに集中。

 夕方、『名画座手帳2023』がトラックで納品される。トラック荷台の最奥のパレット台の上に積まれていた名画座手帳2023の箱約20個が、運転手さんが荷台の床に仕組まれたレールをすすっと操作したことによって荷台の出入り口まで動いて近寄ってきてびっくり。運転手さんはとても丁寧に荷台の床のレールについて教えてくださった。高価な機構で、しかし運送業にはなくてはならず、とても大切になさっているとのことだった。
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 毎年『名画座手帳』を売っているamazonの「e託販売サービス」というシステムに登録しよう、とページを開いて驚く。商品登録方法が去年と変わり、慣れた方法が使えないだけでなく、ナントカナントカ、などの見たことのない横文字が説明無く当たり前のように書かれており、さらにそこからの選択肢も複数のナントカナントカから選ばざるを得なかったり、販売範囲を広くするために仕方のないことではあるが、だからamazon嫌いなの!とパソコン前で唸る。まったく登録ができている手応えがないまま放置することにする。

 夕方、今月末に迫っているYouTubeライブ「不忍ブックストリームⅡ」内で担当している本とその周辺を使って競技するコーナー「b-Spo」の件での依頼に、とてもありがたいお返事をいただき嬉しく舞い上がる。

 夜、納品された『名画座手帳2023』の置き場所を確保するため、最近続けて入荷している大山を店内のいずこかを探して配置、按配する。いっそその半分くらいをまとめて一気に市場に出品したほうが楽にはなるが、ウェブに登録できそうな商品も多く、伸びているウェブ販売の今後のことを考慮すると手放し辛い。在庫の過密を耐えながら少しづつ商品化していかざるを得ず、か。

 2月にアイルランド・ダブリンに旅立ったノマド雑貨店めずらしいことりさんが帰還。店に来てくださった。めずらしいことりさんが出国前に出品し、売れるだろうと思っていたのになぜか売れず、その存在が固定化してやっかいもの扱いされそうになっていたブーツが置いてあるのを見つけ、あ、これ売れてないんなら今から履いちゃおー、とご自身のスニーカーをお脱ぎになりそのブーツをさっそうとお履きになった。ブーツがあっという間に息を吹き返し、とってもカッコイイ素敵なブーツとなった。さてこれは、なんたるマテリアル派の魔術だろう、と茫然とした。

10月15日土曜日。
 開店して諸事。店奥を封鎖したスタイルで、ご協力くださる方々が来てくださり『名画座手帳2023』の商品化作業。ぼくは店の番に集中させてもらう。
 夕方、先延ばしの沼にはまるとやっかいなことになりそうなブツ類を市場へ出品に行く。

 ご近所のSさんとクライマックスシリーズ、オリックス対ソフトバンクを途中から観戦。9階裏にオリックスが逆転して日本シリーズ進出。
 閉店後、店奥から『名画座手帳2023』1000冊分の商品化が完了した拍手、歓声が聞こえる。お手伝いしてくださっている印刷会社のNさんが男闘呼組のファンで明日復活ライブを観に行く、とのことで前哨戦としてBGMにYouTubeにあった男闘呼組をたくさん流す。そうこうするうちに缶チューハイがたくさん空き、店内奥の片付けは明日に順延。
 
10月16日日曜日。
 開店して諸事。3年ぶりに雑司が谷の名物祭り、お会式が縮小されてではあるが開催されており、いつもの日曜日よりやや賑やか。
 店内奥の封鎖スタイルを解除。DVDの小山に値段つけ、名画座手帳関連のデータ作り。
 売れ残ってしまった『名画座手帳2022』を『〜2023』のサンプルに利用していただこうと思い準備する。

 夜、またamazonへの登録について悩む。向いていない。

 店員ノムとムトさんが、先日買ってきた梱包材料を使って『名画座手帳2023』をプレゼント包装するための試行錯誤をしている。
 天井を利用したある工夫を急に思いつき、コンクリートの天井を焦点を定めずにずっと眺めていた。

# by ouraiza | 2022-10-17 14:30 | Comments(0)
セイタ    せと
 「背板」についてずっと気になっている。背板は本棚の背中に貼ってある板。枠組みだけでは左右の揺れで歪みやすい本棚の全体の固定具ともなる、本棚の面積とほぼ同じ面積を必要とする板。その本棚を設置する場所の背後が壁だったらその壁が代用となり一見必要が無いないのではないか、と思われる板。主にツイッター上で本屋さんの新規開店情報が流れ、本棚は自作、と画像付きで紹介されたとき、その本棚に背板が無いことが多い。背板をつけるには背板用の木材の分どうしても少し経費が増える。少しでも経費を抑えたければ一見不必要に思える背板は除外の対象になって当然。そして本棚の構造強化のためには背板をつける以外の方法(いわゆるカスガイ的な金具)もあって経費も背板よりかからないのでそれを選ぶことも当然だと思う。しかし、しかし実は、この仮定が大事なのだが【もしその本棚に長く逗留し続ける本があるのなら(そしてぼくはそういう本は必ず存在し、個人的に回転の早い本棚作りを学んでいないので本屋の本は同じ場所に長く在るという意識を払拭できない)】、極少し、5ミリに満たない隙間からでも汚れの元凶、ホコリと紫外線なのかそういう空気は侵入してきて本の前小口を襲う。出張買い取りの経験や、意図して背板をつけなかった本棚を使用した経験から、背板の無い本棚に長く入っていた本と背板の有る本棚に長く入っていた本の差は歴然とある、と確信している。本棚の強度の問題ではなく、本の保存機能の問題として、長期計画下の本棚であれば必ず背板が必要になる。しかしこれはあくまでも全ての本棚に対する感想ではなく、入れ替えを多くする場合だったり回転の早い棚、長期ではない催事の棚にはあてはまらない。そしてもしかしたら、掃除をとても丁寧に頻繁にしていたら大丈夫なのかもしれない。

10月3日月曜日。
 定休日の隠密営業はせず休み。休養のためあえて廃テンションで寝続ける。早起き夜更かしが続いているので、無理をした時のマイ三大疾病である扁桃腺炎、親知らず化膿、痔の勃発を抑えたい。
 断続的な目覚めの間に六田登『F』を読み終える。赤木軍馬と大石タモツ、なんたるコンビでしょう。

 夕方、ついに『名画座手帳2023』が校了を迎える。編集部Aさんからよくお聞きすることは、たとえ校了になっても編集員としての心配は全く無くなることはない、ということ。

 それにしても新型ウイルス禍到来後、マスクとうがいが常習化したからだろうか、2020年春から風邪を一度もひいていない。
 
10月4日火曜日。
 午後店に集合して隣区の店員ノムのお知り合いのお宅に出張買い取り集荷へお伺いする。事前に量の予想をノムから聞いていたが、本以外にレコードVHSDVD雑貨類などがたくさんそうだあれも式に発掘され、よくあることだが想定の量を超えることになり車に積みきれず次回のお約束をする。船乗りが持ってきて買ってくれというのを買った狼やトドやバイソンかと思われる毛皮などなど、とても楽しい。

 夜、買い物ついでの散歩の途中雑司が谷公園のベンチで池袋ビル遠景見物をしていたら、犬のリボンちゃんと園内を散歩なさっていた手帳編集部Iさんが通り掛かられた。トイプードルは毛が抜けない、という衝撃の事実を教わる。なのでどうしても美容院でのカットが必要になるとのこと。

 深夜、2週間ほど前から切れ切れに少しずつ観ていた映画『凪待ち』を観終える。人にはそれがいわゆるヘラヘラや空虚な薄笑いに見えたとしても笑いや明るさへのどうしようもない希求があるのではないか、という過剰なハードボイルドについての疑義が生じつつも、面白かった。先月旅行したばかりの石巻が舞台だが、風土観光的要素は主眼ではない。

10月5日水曜日。
 休み。養生のため廃テンションで寝る。少し地下を書きYouTube徘徊など。ただ呆然とし続けたい。
 夜、いつか出張買い取りの際、古い御宅のお客様からいただいた「栗の皮むき クリット」を初めて使って栗を食べてみる。コツを掴めず、半分に切ってスプーンですくう式にすぐ戻す。
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 映画「たそがれ清兵衛」を観る。

10月6日木曜日。
 開店して諸事。雨。
 強めな雨の中、先日お預かりした大山を車から降ろし、空いたところへ先週お預かりした市場への出品物を乗せるミッション。一度やってみたかった、ドア前の梁と開けた車のバックドアをビニールシートで繋ぐ作戦を実行してみる。ガムテープで梁にビニールシートの端を貼り、そこから前方に突き出ているバックドアへ伸ばしてクリップで留める。風のある日は無理だろうが、今日の即席天井はとてもうまくいき感動。

 市場へ出品に行く。ドS書房Aさんとお会いしたがどうも最近とても優しい。古本業について教わることがたくさんある。
 店に戻り入荷した毛皮で少し遊ぶなど。コートやマフラーなどに加工されていないそのままの毛皮を「原皮(げんぴ)」と呼ぶらしい。

 体調を気にして2本までにしていた缶ビールを3本飲んでしまう。
 『名画座手帳2023』のプレスリリースを過去資料を改訂して作り始める。

10月7日金曜日。
 開店して諸事。
 去年遅れてしまった『名画座手帳』に関する広報や専用レジ整理や営業的な事務作業を進める。プレスリリースの無料配信サイトに登録してみたり。各販売店様用の注文書を作る、など。

 夕方少し体調が悪くひどくなる前に、と鶉山医院へ。自主診断して危惧していた結果とまったく違って驚きつつ安心。痔の最初期段階かもしれないと思っていたが、先生は「にきびです。」と言った。

 念のため缶ビールは1本だけにして堪える。

10月8日土曜日。
 開店して諸事。
 溜まった小山をミックスして仕分け、値段つけ。

 連絡事項をもろもろ。パ・リーグのクライマックスシリーズ、ホークス対ライオンズのネット配信を観始めると森友哉選手がちょうどホームランを打ったのだが西武ライオンズは負け。

 車で出て東池袋ダイハルさんに売っていなかったスズランヒモを池袋西口公徳堂さんで購入。
 手帳を睨んで日程の整理。長期停滞してしまっている3件が懸念。「約束」は人を縛る、しかし、ということをここ数ヶ月よくかんがえる。

 夜、印刷会社のDさんが刷り上がったばかりの『名画座手帳2023』の本体サンプルを持ってきてくださった。新味と古味のドッキング。2点、むむむな箇所があるが、全体のまとまりがそれを凌駕するのでむむむは放擲。

 閉店後しばらく手帳に関する事務作業。
 
10月9日日曜日。
 開店して諸事。暖かい好天、と予報で言われていたが肌寒い曇り。
 2、3のお持ち込み買い取りをなるべく溜めぬようその都度処理していく。岩波文庫やDVDなど。
 パ・リーグクライマックスシリーズ、ホークス対ライオンズを少し観るが、けっこうな大差でライオンズが負けており観るのを止めて番台上の諸事に集中。

 先月、石巻のKさんと、来週15日土曜日に開催予定の「石巻一箱古本まつり」の会場に当店専属照る照るロボ・ハーリーをお送りする約束をしており悩む。その3日後の18日火曜日の『名画座手帳2023』発売日に祈願出動せねばならず、急いで送り返していただくのも気が引け、さらにやはりハーリー本体には専属の従者が必要、という教義もありその任を押し付けてしまうことにもなり、過去最深に念を込めたお札を作ってお送りすることにする。とにかく猛烈に晴れよ晴れよと念じながら作る。
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# by ouraiza | 2022-10-10 21:19 | Comments(0)
たかしに悪者無し。    せと
9月26日月曜日。
 定休日の隠密営業はせず、午後早めから断続的に続いている極ご近所様への出張お片付けお手伝い。今回からその場で市場への出品の準備を終わらせる、という新方式を導入。その商品をお客様も確認できるしある程度じっくり急がず作業する必要があり余裕も生まれ、自分が査定をすることが無いのでやや気が楽。1メートルもない棚と棚の間でやや苦戦して目標には達せず。しかし方向性が固まってよかった。

 夜、「ごめんね青春!」最終回を観る。とても面白かった。

9月27日火曜日。
 休みだが午後出勤し市場の準備をして古書会館へ出品に行く。
 帰路、安倍元首相国葬の日の町の雰囲気を見たい、と同乗のムトさんからリクエストがあり、では靖国神社の横を通ってみようといつもと道を変えたが、靖国神社手前からまったく車が進まなくなり、隙を見てユーターンしていつもの道に戻る。

9月28日水曜日。
 久しぶりのフル休日と思いきや、『名画座手帳2023』のホームページと販売サイトを作らねばならぬことを思い出しよちよちと着手。慌てて作ったのでどこかに間違いがあるのでしょう(以後修正、更新)。
名画座手帳2023ホームページ
往来座編集室オンラインストア


 深夜ふと、NHKオンデマンドにて再観のNHKスペシャル「狂気の戦場 ペリリュー~“忘れられた島”の記録」、「アウラ 未知のイゾラド 最後のひとり」を観る。

9月29日木曜日。
 開店して諸事。
 買い取りの山脈が増え混乱しているので収納場所を増やすべくエアコンの室外機が入っているいわゆる機械室を整理する。保留中のさらに保留中、大保留中の山々が積まれていてああ一息に片付ければもっと収納力が上がるのに、と己が怠惰を呪いつつぐちゃぐちゃと動かし、なんとか一つの仕入れ先の山脈を散り散りに保存することは避けることができた。

 「名画座かんぺ」最新号の表紙作り。手帳2023の宣伝を表紙の一部に入れる。

 手帳編集部朝さんが偶然青い洋服を着ていらっしゃり、ムトさんが「あ、アバター(映画に登場する青い異星人)みたい」と言うと、朝さんは「はい。アバタモリオです。」とお返事なさっていた。

9月30日金曜日。
 開店して諸事。

 午後、旧知の同業者が立ち寄ってくれたので、古書組合の古本ウェブ販売システム「日本の古本屋」における出品登録のミスについて相談する。
↓「受注登録」(通常ルートではない受注をこちらで受注として登録する)の画面でうっかりなにも記入せずにうっかりただ完了ボタンを押した。
↓「受注確認」(受注を一覧で表示する)画面に上記なんにも記入されていない受注が1行表示される。
↓いろいろ操作したがその受注を抹消することができない。
↓組合のインターネット事業部に相談するも「そもそもそんな操作ミスを前提にしていないから抹消できない」と教わる。
↓始めはまあいいかと諦めていたが、しばらくしたらその意味の無い受注の1行が心理的に非常に重く邪魔になってくる。
↓同業者に向けてこんな操作ミスをすると一生消えない1行を抱えることになり絶望ですよ、とツイッターに書き込むもヒンヤリした反応のみ。
↓約2年が経過。
そして今日、その旧知の同業にその画面を見せていたら、「いや、ここで一回”登録”ボタンを押して受注を確定させてから消去でしょ。」と彼が言い、その通りにしたらその魔の1行がいとも簡単に消えたのだった。ほんとに凄い。大感動して大感謝する。

 週末に予定している店外での雑貨市「すずめ座」(店で雑貨類を委託販売なさっているノマド雑貨店「めずらしいことり」さんが”めずらしい”のでめずらしくないのは”すずめ”という命名由来)のためにムトさんが雑貨類を商品化するのを手伝う。

 夜、閉店後に番台小宴。友人Pさんの受難のお話。その受難も含めたPさんのオーラがオリジナリティにあふれ、本来笑ってはいけないのにどうしても可笑しくなってしまう。他、普通の会社員生活のなかでは人間の悪意に頻繁に出会い、そこで生活が営まれる、というお話。確かに古本屋では悪意の到来はそんなに頻繁でもなく一時的なものであることが多く、逃走も闘争も拒絶もこちらの差配次第、というところがある。編集部Iさんが格言「地獄への道は善意で舗装されている」を教えてくださる、など。Pさんは売り場にあったゴチャゴチャとペンキで塗装されたヘルメット購入してかぶったままお帰りになった。青のりピーナッツが美味しくて食べ過ぎ、缶チューハイを飲み過ぎる。

10月1日土曜日。
 2年半ぶりに開催される鬼子母神手創り市さんの日程に合わせての、買い取りで入荷したけど処理しきれない雑貨類放出市「すずめ座」初日。早起きして午前10時から準備、古書信天翁センパイに手伝っていただきつつ11時に開店。いつもと違う棚の配置をするのがとても楽しい。

 『名画座手帳』が「手帖総選挙」という展示会に選んでいただき出品されており、展示場に見学に行ってくださった編集部諸氏がなかなかに如何にしても雰囲気としてこの手帳の制作者であることをそういうつもりではないのに告げる機会を得られないまま採点投票にも参加してお戻りになり、スパイみたいで辛いことが多々‥‥と仰っていてなんだか可笑しい。

 夜、センパイとムトさんと居酒屋バシトンにて軽打ち上げ。
 帰路、店で残業をしていた店員ノムから電話。店の前で人が寝ていて帰るに帰れない、とのことで様子を見に行く。ぐっすり眠っている若者を揺さぶり大声で呼びかけるとにっこり笑って「オウ、ソーリーソーリー、アハハ、ソーリーね。」と上機嫌で応答してまた眠り始める。凍死しそうな気温でもなく誤って轢かれる場所でもないので放置することにし、非常にめずらしい景色なので画像を撮らせていただく。Tシャツの一人のたかしが夢の中。
たかしに悪者無し。    せと_f0035084_18120518.jpeg
10月2日日曜日。
 11時に開店してすずめ座2日目。
 毎年送っていただている栗を今年も頂戴してとても楽しみ。
 ぼちぼちと店番。すずめ座にいらしてくださった知人Sさんのご息女ジョイ・ムーンさんにお会いするなど、小さい催しながら普段とは違った番になり楽しい。
 夕方から番台上の中山への値段つけに集中。

 夜、すずめ座の片付け。外に出ていて売れ残った商品を店内に新たに配置するのが新鮮な気配を生んでいてありがたい。
 松屋にて軽打ち上げ。ハンバーグに牛皿の牛を載せて瓶ビール。我々と年齢の近い友人にもう孫が生まれそう、という話。大遅刻者たちのささいな夜。

# by ouraiza | 2022-09-30 23:35 | Comments(0)