本築道3
f0035084_2312465.jpg■本築とは本の建築のこと。茶道は茶を点て、華道は花を活け、本築道は本を築く。段位は厳密適当なる審査のもと自分で勝手に授与される。眼目は構造の高さ、本の内容に無し、ただ熱意と気分にある■

060205
作 梅郎(本棚埋めノイローゼ せと)
天地 140
身丈 50
胴寸 25
本築の基本形のひとつである「あみだ橋」のみを使った小品。こざっぱりしていいですねえ。築き方のおおまかな基本形態は、およそ8種類あるといわれています。「背合せ」「壁もたせ」「縞建て」「ますらお」(←1番高度)「あみだ橋」……他。「あみだ橋」はなかでも最高の耐震強度を誇ります。今回の小品は細かくいうと「5面あみだ」であり、5面はあみだ橋を建てるのに最少です。まずヨコに2列タテに3列、数冊の山の立方体が1面。次にヨコとタテの上下を逆さまにしてほぼ同じ体積の立方体を次の1面にする。すると全てのちいさな列で橋渡しががっちり組まれることになります。これは本築の本場である出版社の倉庫などでも使われている基本形なのです。多面多段、いくらでも増幅可能、頑健な本築です。
f0035084_23174859.jpg今回この冊数でのあみだ橋はちと無理あり、ただその小さくまとまった固い塊感のみが美点。糸隠しあり。版元合せ絶無。岩波文庫の新型旧型の型合わせがありそこはよし。工夫が無いのは静けさと解せば美点となり得。
特に進歩認めず。2級。

ところでこの本築に使われたのは絶版文庫なのですが、おもしろいものが少々ありました。一部をご紹介します。これを読んでくださっているかもしれないと思わるるお客様向けに、微妙な心当たりがあります。ご入用でしたらば連絡くださいませまし。せと
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# by ouraiza | 2006-02-06 23:24 | Comments(0)
鬼子母神のまめー
f0035084_1882787.jpgお客様からいただきました。鬼子母神様のまめ~。うまい!
せと
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# by ouraiza | 2006-02-05 18:09 | Comments(0)
ああ!工業グッズ
f0035084_16373118.jpg昨日仕入れた木材でもって吊り棚を制作しました。4面5段。写真、下の方から天井方向。店頭に出しても足の重ーい商品をインターネット、「日本の古本屋」に登録するのですが手間がとれずパソコン部屋に積み上がりっぱなし。ええいっ整理して登録を進めねば、が発端。今回の目玉は「いかにヒートン(丸いアタマの吊金具)を頑丈に壁にねじ込むか」でした。売場の吊りだなはコンクリ天井に埋めこまれた雌ネジを起点にして吊っていますが、今回この壁はただの石膏ボード+壁紙。10ミリ厚ボードのむこう側はガランドーなのです。もがもが悩みつつ東急手々にてめっけました!なんとまあ、「中空アンカー」!!大きめの穴を壁にあけてこのアンカーを刺しこみ附属の雄ネジを回すと壁の向こうで傘が開くんです。開いた傘とこちら側で壁をギュッと挟み込むわけですねえ。すごい!工業!!感動しました。


f0035084_1638268.jpg←この輝かしいブツが「中空アンカー」。たのもしー。たのしー。
せと
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# by ouraiza | 2006-02-04 16:41 | 工作 | Comments(0)
それやれ
f0035084_21532678.jpg板橋区志村ドイト。Doitてーことは「それやれ!」。東急「手々」よりも格段に木材が安く、バスに乗って必要になると来ます。専門のおじさんがウィーンと切断してくれるんですがこれがまたすばらしい工房。なんだろうなーあの機械、いじくりたいーー!本屋ほど楽しいものは無いんですが、大工さんとお坊さんには1度なってみたい、などと思うのです。


f0035084_21534963.jpgあー!振動ドリルが欲しい!!コンクリートにガガガガしたい。そういえばもうすぐバレンタインデーですね。うふふ、振動ドリル、ね。
せと
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# by ouraiza | 2006-02-03 21:54 | Comments(0)