ブツ1
ブツ1_f0035084_1352683.jpg 外のベンチ、そのふもとに何やらブツが。おそるおそる近づいていくと、いまはもう帰ってくることはないであろう主人を待つキャップ、そしてお酒。この組み合わせ、夜の南池袋には悲しすぎる・・・。これ以上近づいてはいけないような、そんな気がして、朝までほうっておくことにする。
 新学期が何日から始まるのか、その前日に連絡をくれた親切な後輩から、麻疹の影響で大学が休講になると教えてくれた。月曜から木曜日までらしい。対岸の火事かと思いきや、だ。速達の手紙が来たと親からも連絡を受ける。またうっかり登校するところだった。この前も、行ったら校舎に学生が少ないというか、一人もいない事に気付いた。のどかだな、と思いながらそのまま教室の前まで、ドアを開けようと力を入れた瞬間、ガシーンという音が校舎の三階に響いた。逆に閉じ込められたんじゃないかと錯覚したけれど、しばらく空を眺めているうちに、そろそろ帰ろうか、と。感染した方の回復をと思いつつ、誰か間違えて登校するやついないかな、と期待してみたりする。
こふか
# by ouraiza | 2007-05-21 02:01 | こみにぎり(終了) | Comments(0)
ありあはせ
ありあはせ_f0035084_4485220.jpgヒストリーチャンネルにて、怪獣のあけぼのというシリーズの第10回が「池袋モンパルナス(前編)」であることを発見。慌てて録画セットし、今晩帰宅して観ました。なぜ怪獣が池袋モンパルナスに結びつくのだろう・・・?今回は前編ということで、結局少ししか触れてませんでしたが、どうやら円谷「スペクトルマン」の中に出てくる「コンピュータ怪獣」というキャラは、高山良策の「かなぶん・おやぶん」(写真)がもとであるとか。しかし、それにしても、高山良策って・・・イケメン?ちょっと濃いけど。
小熊秀雄の詩に歌をつけた「池袋モンパルナスの歌」なるものも初めて聴きました。私も明日からまた、ありあはせの神経を使って、仕事に励もふ。
のむみち
# by ouraiza | 2007-05-20 05:17 | ノミムメモ(土曜) | Comments(0)
機械室
 ああっOさんが荒川線新型レトロ調車両の写真付き新聞記事を見せて下さる。今度鬼子母神横に開店する画廊「参愚舎」の主催がOさん。雑司が谷に永くお住まいで雑司が谷界隈の隅から隅まで気にかけていらっしゃる生粋のゾウシガヤン。明治通りの向こうから暗黒舞踏家がこっちに来る!と思ったら酔って千鳥足のOさんだったりします。毎度いろいろ教わっております。新型荒川線9000型の記事をコピーしていただきました。おおっ東京都交通局の荒川線ページに画像もありました!!かっこいいです。すでに9日から試運転が開始されていて、運行開始は5月27日、とのこと。
 
機械室_f0035084_1454429.jpg 当店の番台の斜向い角には小さな部屋があり、「機械室」と呼ばれていますが、エアコン室外機をつぶしながら天井まで本とダンボールが積まれています。もしここがきれいに使えるようになれば、と半年ぶりぐらいに整理を開始しました。外市の備品やお預りする商品を保管できる、いかしたスペースになると思います。リコシェ阿部さんが手伝ってくれて午前4時、半分しかできてません。

 画像は自転車の前でうごめいた法明寺のカエル。注意してみると周辺にゲロゲロ、たくさんいました。
せと
# by ouraiza | 2007-05-19 01:36 | Comments(4)
絵心本8 ヤング
+++本はある瞬間、画用紙にもなる。本に無造作に描かれた落書きは、日常生活にくいこんだ本と人とのたくましい交わりを、思い起こさせます。+++絵心本8 ヤング_f0035084_2334494.jpg
 講談社『ヤングレディ』昭和39年・2月号表紙のトロイ・ドナヒューとスザンヌ・プレシェット。おぉ誰なのでしょう・・・詳しくないのです。絵心本には大きく分けて8つの種類があるのですが、これはそのひとつである「手持ち無沙汰系」の典型ですね。黒電話の横に無造作に置かれた雑誌。ヤングなレディなのでしょう、左手で受話器、「いやね、もう、そんなことないわよ」「うふふ言いつけちゃうんだから」、と、空いた右手にいつか握っていたペン。会話に夢中、書くともなく表紙の上をすべるペン・・・。特集は「若いミセスが経験したハネムーンの告白!」、座談会で、司会の謝国権とAさん~Eさんまでのヤングミセスが会話をしているのですが、とても時代を感じるものです。「謝:で、いかがでした? A:わずらわしかったですね。(断言する)」など。ゴシップ欄には「電機屋を始める長門裕之」「恋に苦しむ小川真由美」「韓国に渡るフランク永井」。連載小説第4回「ある美人の一生」獅子文六。

 本日パソコンが光ファイバーになる(無料。ほんと?)。ぱぱぱと工事したお兄さんが「早いですね、60くらいでてます!今まではまあ20くらいかな」と教えてくださる。60じゃけんのつかあさい!(最近「仁義なき~」を夢中で観ている)、と喜びつついったい何が60なのか聞きそびれる。そういう基準があったんだ・・・。
せと
# by ouraiza | 2007-05-18 00:02 | 絵心本(終了) | Comments(0)
手ぬぐいひらひら
本日のご報告は我ながら気合入ってます。ふがふが。
なぜかというと、こんなものを入手したからです。
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これは何かというと、数十年前の手ぬぐい。当時商店がお正月などに配った宣伝用のものらしく、今となっては無い店名など、ちょっと貴重だと思われます。そして思わず手に力がこもってしまうのは、これらは都内、しかも豊島区ものが中心なのです!興奮するのはわたしだけでしょうか・・・。
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まずは、黒々とした線が美しい 池袋「吉岡屋の奈良漬」。このころは電話番号って、大塚(○○)○○○○ という風に、地名を最初に表記したんですねー。桁数が短い時代だなぁ。


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そしてそして、これは知る人ぞ知る、「東横百貨店」の手ぬぐい!大きく「とうよこ」と書いてあります(「こ」は「古」のくずし字)。豊島区立郷土資料館製作の図録『えきぶくろ』によると、1953年に竣工した池袋駅西口の民衆駅に入ったのが東横百貨店で、1964年に閉店するのですが、隣に開業していた東武百貨店に引き継がれたのだそうです。
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そんな東横百貨店のマーク。TとYと何かでデザインされてるみたいです。

手ぬぐいひらひら_f0035084_0131465.jpgこれは手ぬぐいが包まれていた「のし」。池袋店の開店記念だったんですね。おぉ、結構年代物?


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百貨店つながりで、国電王子駅前の「王子百貨店」。


手ぬぐいひらひら_f0035084_0212814.jpg当時は社長名を強調したんですねー。
手ぬぐいひらひら_f0035084_0241854.jpg屋上には観覧車が!


まだまだ楽しめそうなので、次回に続きたいと思います。
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これは予告。おじさまの顔の左半分も見たい方は是非来週も「ふらふら散歩」を!

なつき
# by ouraiza | 2007-05-17 00:31 | ふらふら散歩(終了) | Comments(0)